4/29 大阪万博の理芽さんのスピーチ 全文(和訳)
はじめに
このnoteは4/29に大阪万博の『物語と身体性の未来:伝統文化を生み出すイノベーション アジェンダ2025共創プログラム』にて行われた理芽さんのスピーチの全文を起こしたうえで、和訳したものです。
全文和訳とは言っているものの、都合上、著者の主観を多少含んだ意訳をしております。
ですので、「これ全然ちげえじゃねえか」などあった場合、↓のnoteなどを参考に、自分なりの解釈を見つけてくださると幸いです。どうしても見過ごせないミスがあった場合は、遠慮なく教えてくださると嬉しいです。
元スピーチ
↑上記リンクのから視聴できます。
理芽さんのスピーチ開始時点から始まるようになっています。
まずは聞きましょう。聞かないと始まりません。
聞きましたね?
訳例
本文の英語~~~~
訳した日本語~~~~~
全文(英語)
自己紹介(33:36~)
Hello everyone! I'm RIM, a ”Virtual Singer”.
皆さんこんにちは!私は理芽、バーチャルシンガーです。
It's great to be here today. Let me start by briefly introducing myself.
今日はここに来られて嬉しいです!初めに、自己紹介をさせてください。
As mentioned, my name is RIM, and I'm active as a virtual singer.
先ほど言ったように、私の名前は理芽で、バーチャル・シンガーとして活動しています。
I started my musical career about five years ago, and some of my best-known songs are “Carnivorous plants” and ” Pilgrim”.
私は約5年前に音楽家としての活動を始めました。私の著名な曲として、『食虫植物』や『ピルグリム』があります。
My reason for getting into music was simple. I love music deeply and wanted to freely express my own world view.
私が音楽の世界に足を踏み入れた理由はシンプルです。私は音楽を深く愛していて、私の世界観を自由に表現してみたいと思っていたからです。
バーチャルシンガーとは?(34:20~)
Now, what exactly is a virtual singer or “V-singer”? It’s an artist who performs music through a virtual avatar.
さて、バーチャルシンガー、ひいてはV-シンガーとは、正確には何を表すのでしょうか。それは、バーチャルのアバターを通して音楽活動を行うアーティストのことを指します。
Thanks to this avatar, I can freely hold both real world and virtual concerts.
このアバターのおかげで、私は現実世界でもバーチャル上でも、コンサートを自由に開くことができます。
During live shows, my facial expressions and movements are captured in real time, creating a virtual yet extremely realistic experience…like this.
ライブの間、私のリアルタイムの表情や動きがキャプチャーされて、バーチャルでありながらも、とても臨場感のある体験ができます。
……(笑顔になったり、腕を抑えたりして)このように。フフッ。
I think it’s truly a new form of entertainment.
私はそれが新しいエンターテイメントの形だと、心から思っています。
Moreover, RIM also appears in games and theatrical performances,
さらに、理芽はゲームや演劇にも出演しています。
and this summer an anime featuring the five members of the virtual singer group “Virtual Witch Phenomenon” they are called “V.W.P” which I'm a part of as the main characters is set to air,
そして、5人のバーチャルシンガーのグループ、バーチャルウィッチフェノメノン、通称V.W.Pが主演するアニメにも、私も主演の一人として出演したものが、この夏放映されます。
and this way I'm providing various ways for fans to enjoy my presence.
こうして私は、ファンの皆さんに自分という存在を楽しんでもらえるよう、色々な方法を提供しています。
バーチャルシンガーであることの利点(35:32~)
Being virtual also protects my privacy.
バーチャルであるということは、私のプライバシーを保護してくれます。
I don’t have to worry about being identified or facing prejudice or harassment based on real world appearance or background.
現実の世界での容姿や身元に対して、特定や偏見、ハラスメントにさらされる心配をしなくていいのです。
Fans generally enjoy RIM for who she is as a whole.
ファンは一般的に、理芽の全てを楽しんでくれています。
By the way, until recently I was studying abroad in the US.
ちなみに最近まで、私はアメリカに留学していました。
Even during the time, I continued streaming to my Japanese fans through my avatar.
その間、私は自分のアバターを通して日本のファンへ配信を続けていました。
While abroad I fully enjoyed myself.
I watched basketball and baseball games attended concert by “Kendrick Lamar”, ”Billy Eilish” and “Kathy”, and visited amusement parks and traveled extensively to places like LA, New York, Florida, Las Vegas and so on.
海外にいる間、私は思いっきり楽しみました。
バスケットボールや野球、ケンドリックラマーやビリーアイリッシュ、そしてキャシーのコンサートに行ったり、遊園地に行ったり、ロサンゼルスやニューヨーク、フロリダ、ラスベガスなどにも観光に行きました。
Maybe there are some guests here today from the US?……nn.
この中にアメリカから来た人はいますか~?(手を上げて)……フム。
I even joined the New Year’s countdown in New York. It was freezing and rainy, and I got a fever. But I powered through.
私は新年をニューヨークで迎えました。寒くて雨が降っていて……熱を出しました。しかし、私は気合で何とかやり過ごしました……ふっふっふ。
My study abroad experience has become an unforgettable memory.
私の留学は、忘れられない思い出になりました。
(キャラクターとしての)『理芽』について(37:03~)
Anyway, next let me talk a bit about my virtual body and presence.
さて次は、私のバーチャルの体について話します。
The existence of RIM is expanding through official comics, fan art and various media.
理芽という存在は、公式の漫画やファンアート、そのほか様々なメディアによって、拡散されています。
In Japan, vocal synthesizer software like “Vocaloid” is extremely popular, and I`m part of this cultural movement myself.
日本では、「ボーカロイド」のようなボーカルシンセサイザーがとても有名で、私もその文化活動の一端を担っています。
Specifically, there is software called “RIME” a homonym of my name but spelled differently.
具体的には、私と同じ名前ですが、スペルは違う、「裏命」(リメ)、という名前のソフトウェアがあります。
Essentially like my alter ego.
本質的には、私のオルターエゴです。
It’s fascinating to see my existence spreading this way.
自分の存在がこうして広がっていくのを見るのは、ワクワクしますね。However, sometimes it leads to misconceptions or biases which can be scary.
ですが時折、それが誤解や偏見を招いて、怖い思いをすることもあります。
But still, overall, it’s wonderful cause it brings more listeners to my music.
それでも全体的に見れば、私の音楽にもっと多くのリスナーが集まってくれたのだから、素晴らしいことでした。
Also, even if someday I`m unable to sing software, like RIME can keep singing on my behalf, which makes me happy.
また、もしもある日、私が歌えなくなってしまったとき、裏命のようなソフトウェアが、私の代わりに歌い続けてくれるという事実は、とてもうれしく思いました。
I believe short form cropping videos are also part of this new culture, potentially becoming future traditions.
新しく生まれた文化の一つである、ショートや切り抜きの動画……私はそれらが、未来の定番(伝統)となる可能性を持っていると思っています。
Additionally, I hope someday live performances and activities can capture real emotions and sensations beyond me on videos.
さらに、私は将来、ライブパフォーマンスや活動が、現実の感情や感覚をビデオに捉えることを望んでいます。
Imagine, if future technology like virtual reality could vividly preserve the excitement and emotions of a moment, that would be amazing.
想像してみてください。もしもバーチャルリアリティのような未来のテクノロジーで、瞬間瞬間の興奮や感動を鮮明に残せるようになったら……それって素晴らしいですよね!
I hope everyone holds on to such fresh feelings forever.
私は、みんなが(瞬間瞬間の興奮や感動のような)そんな新鮮な気持ちを永遠に持ち続けられることを、願っています。
2050年を見据えて(39:01~)
Lastly, I’ll briefly touch on the topic of a future in 2050.
最後に、2050年の私たちの未来について、軽く触れましょう。
By then perhaps we have personalized AI assistants making our lives easier sound of like our own human like “Alexa”.
その時までに私たちは、生活をもっと快適にしてくれる、個人に合わせられたAIアシスタントを持っているかもしれません。それはまるで、アレクサのようでいながら、私たち人間のようなものです。
Though not completely substitute for ourselves, the might significantly enhance convenience.
それは、完全に私たちの代わりをするものではないけれど、生活の利便性を大幅に向上させるでしょう。
However, it's a bit scary if they become too central to our lives.
でも、もしもそのAIたちが私たちの生活の中心になりすぎてしまうとしたら、少し怖いですね。
But I believe virtual entertainment will become deeply integrated into daily life by 2050.
でも私は、2050年までに、バーチャル・エンターテイメントが私たちの日々の生活により深く結びつくことを信じています。
理芽と『私』について(39:39~)
When I started in my career, I spoke in standard Japanese catered to my character RIM,
理芽というキャラクターを始めた時は、彼女のキャラクターに合わせて、標準語で話していました。
but recently I've started speaking my natural accent in mannerisms because it feels more enjoyable and authentic.
でも最近は、(方言の)癖のある、私本来のアクセントで話すことができています。なぜならそのほうがもっと 楽しめるし、より本来の自分だからです。
Honestly at first, I felt uncomfortable being my character.
正直、始めの頃は、自分のキャラ(理芽)に違和感を感じていました。
But now, I’m able to be just myself, and it doesn’t feel strange or awkward anymore.
でも今は、自分らしくいられるようになったし、違和感を感じることも、ぎこちなさもなくなりました。
Relationships with virtual beings can be complicated, but expressing oneself authentically will remain extremely important, I think.
バーチャルな存在との関係は複雑かもしれないけれど、自分自身をありのまま表現するということは、これからはとても重要になってくると、私は思います。
(画面What matters is to express oneself authentically)
大切なのは、自分のありのままを表現すること。
おわりの挨拶(40:24~)
Thank you very much for listening today!
今日は聞いてくれてどうもありがとう!
I hope we can keep creating a fascinating future together, and I truly hope to see you again, somewhere someday. This was RIM.
これからも共に、魅力的な未来を作ってゆきたいですね、そして、またいつかどこかで、あなた達に会えることを心から願っています!理芽でした。
I'd be happy if you check my YouTube channel and music later. With then please keep having a great time.
後で私のYoutubeチャンネルや音楽をチェックしてくれたら、とても嬉しいです。この後も、楽しい時間を過ごしてくださいね。
Goodbye for now!
それでは、またいつか!
おわりに
読んでくださりありがとうございました。
理芽さん、素晴らしいプレゼンテーションをありがとうございます。この理芽さんって人、すごく気になるので、理芽さんの言う通りあとでYoutubeを見てみようと思います。理芽さん、理芽さんを教えてくださりありがとうございます。
スペシャルサンクス:全文の文字起こしを行ってくれたやまぶき様 (XID:@buki_alek)
英文のみのnoteをあげてくれた白亜さん
(XID:@hakua_raptlord)
それはそれとして、Vの利点はプライバシー保護って言ってるけど、理芽さんストガルで自分から〇〇へ行ったっていうプライバシー明かしてない?
