見出し画像

【レビュー】OpenRun Pro 2を10ヶ月使って、骨伝導イヤホンの使い分けをした

1.はじめに

スポーツ骨伝導イヤホンのフラグシップモデル OpenRun Pro 2を
10ヶ月使用したので、手持ちのスポーツ骨伝導イヤホンと比較し、
体感性能の差分や使い分け、どれを買えばいいのか?をお話します。

なお、本記事は、Shokz のスポーツ骨伝導イヤホンを次のような用途で
使いたい方を対象にしています。

  • 運動で使いたい方
    ランニング・ウォーキング・筋トレ・ヨガ・ダンスなど。

  • 家庭で使いたい方
    家事・在宅勤務・Web会議などで耳をふさぎたくない。

  • プロフェッショナルな現場で使いたい方
    電気工事、ネットワーク工事、建設工事など、
    周囲との会話が必要な作業環境で使いたい方。

OpenRun Pro 2は、いまや見慣れたShokzらしいフォルムです。

※私はこれまでに、以下のShokz製品を使用しています。
・骨伝導イヤホン… OPENMOVEOpenRun ProOpenRun Pro 2
・オープンイヤー型イヤホン…OpenFit
・イヤーカフ式イヤホン…OpenDots ONE
どれも実際に使い込んで、最適なシーンで最大限の活用をしてきました。

※(ご参考)私の過去のShokz製品レビュー
Shokz OPENMOVE/OpenRunPro13ヶ月使ってみた感想と比較
Shokz OpenFitと一年を過ごして
【レビュー】OpenDots ONEを半年使ってわかった快適さと多用途性

2.製品の特徴

OpenRun Pro 2は、骨伝導×空気伝導のデュアルドライバーを搭載したフラグシップモデルです。

  • クリアな高音を実現する骨伝導ドライバー
    低音を響かせる空気伝導ドライバーのデュアル・ドライバーを採用した
    ワイヤレス骨伝導イヤホン。

  • オープンイヤーデザインの採用により、必要な音がすべて聞こえ安全で
    豊かなリスニング体験ができる。

  • 人間工学に基づいたイヤーフックとユニボディフレームにより、
    滑りにくく快適な装着感を提供する。

    実際に使ってみた結果、概ね公式説明どおりの使用感でした

公式サイトから引用

OpenRun Pro 2の主な仕様は以下。(詳細は公式サイトをご覧ください。)
分類:骨伝導・オープンイヤーイヤホン
接続:Bluetooth V5.3
重量:30.3g
再生時間:最大12時間(充電ケース併用で40時間)
充電:USB-C/1時間
防水等級:IP55
EQ機能:4つのプリセットEQ + 2つのカスタムモード

4.使用感・いいところ

実際に使ってみたところ、具体的に以下がとても良かった。

  • とにかくいい音
    Shokz DualPitch にデュアルドライバーシステムと、
    独自の Bassphere 構造。
    高音、中音、低音がしっかりしています。
    骨伝導・運動利用で音質にはあまりこだわってこなかった自分も、
    これだけ音がよくなるとつい意識してしまいます。

  • 余計な振動がない
    OpenRun Pro、OPENMOVEで生じていたのですが、
    ボリュームを大きくすると骨伝導がブルブル振動する。
    OpenRun Pro 2はこれがなくて驚いた。

  • マイク性能がいい
    OpenRun Pro 2はデュアルノイキャン+AIノイズ低減でいい音質。
    普段は自分で分からない。
    聞く人に文句言わなきゃいいやと思っていたのが本音ですが、
    実際に試してみると、色々分かった。
    OpenRun Pro 2でなくても聴こえるし及第点だけど、
    こっちはマジでレベルが上がっている。

  • 装着感がしっかり
    OpenRun Pro 2は、Proよりもホールドがしっかりした装着感です。
    最初はガジェット感を覚えますが、慣れると安定して快適です。
    OpenRun Proよりもしっかりしたホールド感。
    人間工学に基づいたイヤーフックとユニボディフレームと言うだけある。

  • USB Type-Cによる充電
    OpenRunシリーズの接続端子がType-C化するのは、
    端子の統一はケーブルと充電の運用上とても助かり、実際に便利です。

  • バッテリーの持ちが12時間
    プロ仕様なので12時間も使える。Proでは10時間でした。
    12時間も連続して運動するか?と聞かれても、
    たいていの人は違うでしょうけれど、
    これが在宅勤務など家で使うとなれば、そういうこともある。
    なのでこの性能アップはとても役立ちます。

  • イコライザーが使える
    OpenRunシリーズ初です。
    OpenRun Pro 2で音質が上がったことから、
    こういう機能が役立つようになりました。

5.気になったこと

機能面での欠点はあまり見当たらないのですが、
気になったことを以下に整理しました。

  • 相変わらず通勤電車ではちょっと…
    音の漏れはやはりある。
    OpenRun Pro 2の音漏れは、OpenRun ProやOPENMOVEと比較して、
    同程度生じる。これは構造上の仕様でメーカーも注意している。

    通勤電車では、音漏れから骨伝導イヤホンが悪目立ちする。
    マナーを考えるべきでしょうね。

  • USB Type-Cの功罪
    実際に便利ですが、それと同時に、
    従来の独自端子の良さが分かった。
    独自端子は、充電時にイヤホンと端子を近づけるだけで磁気吸着できる
    利便性があり、実際に使いやすかったので、
    ここは「痛し痒し」なポイントです。

  • 装着感の違和感
    ホールドがしっかりしたので、その分Proの時にあった自然で
    意識しない感触が少し弱まったかな。
    慣れたら大丈夫で、作業に集中したら気になりません。

6.私の用途

以下は、私が3つの骨伝導イヤホンをどう使い分けているかの一覧です。
スポーツ用骨伝導イヤホンが3つもあるため、用途を分けて使うように
なりました。
OpenRun Pro 2 とProを家のメイン、サブで使うようになりました。
OPENMOVEを通勤カバンに常備し、仕事で使っています。
エントリーモデルのOPENMOVEが、性能面では劣っていても
タフすぎるので、その特性を活かして仕事カバンに常備している感じです。
(Pro 2でもカバンに携行は可能ですが、ケースが大きいのが難です。)

※私の機種ごとの用途

◎:常用、◯:サブ、-:使用しない

7.機能比較

グレードの違うモデル(Pro 2/Pro:ハイエンド、OPENMOVE:エントリー)を比較したらどうなのか?まとめてみました。
表だけではOpenRun Pro 2がとても強いのですが、それはフラグシップ
モデルだし、高額なことから、そりゃそうだろうという感じです。

・Pro 2は、表を見ると機能面で優れているのが自明。
・Proは、装着感の自然さと専用端子の利便性(磁石ですぐくっつく)が
 活かせたり、とても自然な装着感がある。
 お値段もセールでない時はPro 2より安いので、メリットが多いです。
・OPENMOVEは、エントリーモデルで音質やバッテリーの持ちが
 一段下がりますが、安い・タフという特性からとても役に立ちます。

※機種ごとの要素

◎:非常に優れている、◯:優れている、△:必要十分、×:機能なし
左からPro 2、Pro、OPENMOVE。
ケースの大きさも結構大事。Pro 2とProはケースがけっこうかさばります。

8.総評

OpenRun Pro 2>Pro>OpenRun無印 はご想像の通りで、
価格と性能のバランスで決まる世界だと感じました。
Pro 2は非常に優秀で、もし予算が2万円台なら間違いなくおすすめです。

Proは装着感の自然さと磁気端子の利便性が光るバランスの良い実用モデルで、
価格も含めてまだ選択肢に十分入ります。

OPENMOVEもタフさが突出しており、安価でもしっかり仕事をする
良モデルです。
どの機種を選んでも後悔はありませんが、
スポーツ用途で迷っているならOpenRun Pro 2が現在の最適解です。
コストを抑えたいならProやOpenRunでも十分に活躍します。

・最高音質+スポーツがっつり
 OpenRun Pro 2
・コスパ+自然な装着感
 OpenRun Pro
・安い・タフ・仕事用
 OPENMOVE

いいなと思ったら応援しよう!