【お試しサイドFIRE】見切り発車でもなんとかなった
「そこそこの資産はできたけど、会社を辞めるのはまだ怖い…」
私自身もそうでしたが、サイドFIRE(セミリタイア)への憧れを抱きながらも、現状維持を続けている方は少なくありません。
長年、会社員として真面目に働いてきたからこそ、いざレールから外れることへの恐怖心が勝ってしまうのは当然のことです。
しかし、結論から言いましょう。
サイドFIREは、見切り発車でもなんとかなります。
今回は私が実際に、「お試し」でサイドFIREを始めたときのマインドセットをお届けします。
セミリタイアできない原因に向き合ってみた
「あと1000万円貯まったら」「あと1年貯めてから辞めよう」
そう決めていたはずなのに、いざ目標額を達成すると、不思議と退職願を出せなくなります。
これはFIRE界隈でよく言われてる「もう1年(One More Year)病」ですね。
なぜ理論上は十分な資産があっても、退職に踏み切れないのでしょうか?
まずはこのへんを洗い出してみました。
終わりのない不安: 「インフレで生活費が上がったら?」「大暴落が起きたら?」「病気になったら?」と、不確定な未来に対する不安は、資産額が増えても消えません。
社会的信用と安定の喪失: 会社員という強力な肩書きを手放すことへの心理的抵抗です。毎月の給与が得られなくなるというのは相当なストレスでしょう。
「減る」ことへの恐怖: これまでせっせと貯め込んだ資産を、今度は必要に応じて取り崩す生活へシフトさせねばなりません。めっちゃ怖いです。😱
つまり、踏ん切りがつかない最大の理由は「現在のお金が足りないから」ではなく、「将来お金が足りなくなったらどうしよう」という不安だったのです。
では次に、これら漠然とした不安への対策を考えてみましょう。
ダメならまた働けばいい
資金ショートへの不安を払拭する最強のカード、それはやはり「人的資本(働く力)」でしょう。
もともとサイドFIREは「労働自体は続ける」ことが前提であるため、突然生活が破綻するような可能性はそれほど高くありません。
それでもお金が足りなくなったら、またフルタイムで働けばいい。
このように考えておくことで、一気にサイドFIREへのハードルは下がりました。
ただし、懸念点がないわけでもありません。
ジョブ型雇用が叫ばれて久しいものの、日本はまだまだメンバーシップ型の雇用が多く、一度退職した後の再就職が難しいというのはあります。
これに関しては長くなりますので、いずれ別の記事で解説しようと思いますが…。
まったく気にしてませんでした。
というか、気にしても仕方ありません。
このご時世、かつ年齢的にも正社員として再就職できるとまでは言いませんが、「ダメならダメでそのときに対応しても問題ない」くらいに考えてます。
今しかできないことのために
自己紹介でも書いた通り、私がセミリタイアする最大の理由は「猫と一緒にのんびり過ごすこと」です。
ちなみに次点は「好きな仕事を自分のペースですること」だったりします。
(このへんも別の記事で書きたいと思います)
決断を先延ばしにして、会社員をあと3年、5年と続けること。
それは確かに「安定」と「安心」を得られます。
ですがその代わりに、取り返しのつかない「時間」を差し出すことになります。
私は猫以外に家族もいない天涯孤独の身の上、失敗しても誰にも迷惑はかかりません。
(…なんか書いてて泣きたくなってきましたが気にしない)
しかも前述の通り、失敗したらしたでいくらでも挽回できます。
せいぜいSNSで「それみたことか」と笑われる程度でしょう。😅
それならとりあえず試してみようか、そんなふうに考えたのです。
「トライ&エラー」で始めるお試しサイドFIRE
このような感じで、あまり深く考えずに始めたセミリタイア生活。
1年ほど経過して、今のところそれほど生活も破綻せず楽しく過ごせてます。
もちろん順風満帆というわけでもなく、細かい問題や失敗はそれこそ無数にあったのですが、試行錯誤しながらその都度軌道修正してもなんとかなってます。
新しいことに挑戦するのは不安も多いですが、そのほとんどは「見えない脅威」に関するものではないでしょうか。
私の場合は「お金に関すること」が問題の多くの部分を占めていたので、あらかじめ「何かあっても働けること」中心に対策を用意して、不安を乗り越えることができました。
資産が目標額に達していなかったり、家族の理解が得られなかったりなど、現実に問題が残っている場合は無理して始める必要はありません。
それらの問題をクリアしても、なおも不安で始めることができないという場合は、「とりあえずお試しで始めてみる」という戦略もアリではないでしょうか。
お試しサイドFIREのステップ例
不安に感じる点を洗い出す: 誰しも「見えない脅威」には不安を覚えずにいられませんので、最初に「こうなったらやばい」と思うことを列挙してみましょう。
最悪の事態への対策だけは考えておく: 変化の激しい今の時代、生活が破綻することだけはなんとしてでも避けたいので、撤退ラインや対処法を考えておくことは重要です。
細かい失敗は都度対応: サイドFIREは先駆者が極端に少ない世界ですので、やってみないとわからないことが多すぎます。試行錯誤しつつ進めていきましょう。
これくらいの軽やかなスタンスで十分です。
やってみて合わなければ、軌道修正すればいいのですから。
最後に
サイドFIREを目指して資産形成の第一関門を突破した時点で、あなたはすでに人生の選択肢を手に入れています。
そのチケットを使わずに引き出しの奥にしまっておくのは、あまりにももったいないことです。
正解のない場所に飛び込むのはとても怖いものですが、完璧な準備などいつまで経ってもできません。
「見切り発車でもなんとかなる」
そう自分を信じて、まずは小さく、新しいライフスタイルへの一歩を踏み出してみませんか?
あなたの「お試し」を応援しています。
