非合理な職場を読んで2
前回の続き
なぜ主張が理解されないのか
人間は意思決定を求められたときに、無意識に感情や直感で反応し、その意思決定に対する好き嫌いが決められる。その後に「感情が決めた好きか嫌いの意思決定」を理論的に説明しようと脳が動く⇒最初に感情や偏見の影響を受ける
※ロジックを通すには非ロジック(感情や偏見、認知)を理解する必要がある
認知の仕組み
・その人がもっている知識と推論で構築される。
・経験や知識で問題に対するアプローチを体系化して現象をパターン化していく
⇒経験や知識で対応が難しいなら、そこに推論を加えて思考する
認知の歪みとは
・経験、知識や推論は様々な要因でバイアスがかかり認知に影響を与え歪めてしまう。
・自らもっている経験や知識に沿う形に事実や現実を曲解してしまう危険がある⇒事実ではなく、仮説として成り立っていることが多い
認知の歪みの原因
・成功体験を強く持っている人や組織⇒知識や経験が固定化される(これやればいい)
・知識や経験の思い入れが強い人⇒現実より自分の知識に現実を合わせようとする(理解できない所を切り捨てる)
・楽な選択(皆言っている、すぐ思い浮かぶもの、直感)で推論や意思決定が歪む
・感情や集団圧力により推論に偏りが生じる
認知の歪みの確認(ソラ・アメ・カサに当てはめて)
ソラ:相手の状況認識は正しいか
・事実により状況認識は成り立っているか。過去の経験のみ、自分の思い込みのみで状況をお述べていないか
・状況認識を支える事実はバイアスは偏見なく選ばれているか。事実はバランスよく選ばれているか?特定の事実のみが選択されれいないか
・状況認識をまとめているメッセージは、使われた事実から理論的に導かれたものか
アメ:意味合いは正しく導かれているか
・推論は、相手の過去の経験に過度に引きずられていないか
・推論は、相手のプライドに影響を受け、誤った結論になっていないか
・推論は、ネガティブな結果を避けたい、または特定の期待に引っ張られていないか
カサ:アクションは一貫性、理論性があるものとなっているか
・アクションは、意味合いと理論的に対応する形になっているか
・アクションは、過去の成功パターンに引きづられていないか
・アクションは、理論的に抜けもれなく検討されているか
・アクションの評価は、好き嫌いなどの偏りなく評価されているか
感想
職場で自分の意見が合理的であり、正しいときに相手の反応がなかった。または受け入れてくれないことがあった。
正論や正しいだけで、相手の考えや感情を組み入れていなかったとこの本で気づけた。
しかし、相手の考えや感情を考慮していたら「認知の歪み」が生じて違う方向に話が進んでいく。
お互いの「認知の歪み」を正し合い話していくことが必要と感じた。
自身も「認知の歪み」に陥らないよう注意は必要とも感じた。
