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『ダメマネ!』最終回を見て|伏線回収とか続編とかバディとか「ドラマ感想文」

「そんなに悪いことした?」



日曜ドラマ『ダメマネ! -ダメなタレント、マネジメントします-』(日本テレビ系)は4月20日に放送がはじまり6月22日に最終回を迎えました。

第1話にて天才子役・神田川美和(増田梨沙)の回想シーン。謝罪会見でこぼした衝撃的なひと言がきっかけとなり炎上して、彼女は芸能界から姿を消します。

当時、美和の会見に同席した犀川真一郎(安田顕)は時を経てTOYOプロ芸能4部の統括部長になっていました。彼は成長した神田川美和(川栄李奈)を新人マネージャー「隅田川道子」として採用。無理難題をもちかけてとことん追い込みます。

最終回ではその犀川が謝罪会見を行い、記者からの質問に対してあのとき子役の美和がこぼしたのと同じ言葉を返すのでした。

「そんなに悪いことをしたのでしょうか?」

伏線回収とは

第1話で子役の美和が記者団にこぼしたひと言を、最終回で犀川が再び記者団に言い放つ。このシーンのためにドラマを積み上げてきたと言っても過言ではないでしょう。

わたしは記事を書こうとして「伏線回収」と表現しようとしたのですが、なんかしっくりこない。そもそも伏線回収とはどういうことなのか。AIにも相談しながら調べました。


「伏線」という言葉自体は小説や戯曲などにおいて“後の展開に備えて関連する事柄を前もって示唆しておく手法”として古くから使われてきました。
ただ「伏線」という概念はあっても、「伏線が回収される」「伏線回収が素晴らしい」といった形で“読者や視聴者が能動的にその作劇手法を評価・言及する言葉”として定着したのは比較的新しいと言えるでしょう。

Geminiによる情報を参考


つまり「伏線回収」は読者・視聴者による評価や感想の中から生まれた言葉のようです。だからわたしが感想文を書く際に「見事な伏線回収」と使うのは理論的によしとしましょう。ではなぜ違和感を持ったのか。

あくまで個人的な感覚ですが、小説家や脚本家は「ここで伏線を引いて・・・ここで回収・・・よーしカンペキ」なんて思いながら書くのでしょうか。
伏線を考えてそれを解決に導くため悩むのはわかります。でもたとえ脳内であろうと「よし、これで伏線回収いっちょ上がり!次はこの伏線だな」なんて言葉にしてはロマンがなくなっちゃう。
とくに『ダメマネ!』で「そんなに悪いことした?」を巡る美和と犀川の長い物語はひと言だけで表現しきれるものではない。
そのように感じて「伏線回収」を使う際に気持ちのうえでブレーキがかかったようです。

ちなみにAIによると「伏線回収」はインターネットの普及とともによく使われだしたそう。

1990年代後半~2000年代前半: この頃から、インターネットの普及とともに作品の感想や考察を共有する文化が広がり始めました。特にミステリー作品や緻密な世界観を持つ作品において、隠された手がかりや設定が後で明らかになることにカタルシスを感じる傾向が強まりました。
2000年代後半~2010年代: 「20世紀少年」や「LOST」など、多数の伏線が張り巡らされ、その回収が見どころとなる作品が人気を博しました。これにより、「伏線回収」という言葉が作品の魅力として語られることが増え、一般にも浸透していったと考えられます。

Geminiによる情報を参考


伏線回収を超えたヤマ場

「あなたたち大好きでしょう!スキャンダル」

週刊誌にスクープされた犀川は、謝罪会見で記者たちに向かってこう言い放ちます。しかし記者に向けた視線の先はカメラを通して視聴者にまで届いている。そんな演出でした。

執拗に過去を暴いてスクープし、あるときは話したことと全く違う内容を、まるで本人がコメントしたかのように書く。相手の気持ちや生活事情など意に介さずスキャンダルを追う雑誌記者に対する皮肉であり、さらにそれを超えて世間へ向けたメッセージだったのです。


続編について

SNSには最終回のオンエアが近づくにしたがい『ダメマネ!』続編希望の声が目立つようになりました。わたしも一ファンとして続編を見たい気持ちはあります。

その一方で「もういいかも」という本音が心の中でちらつくのはなぜか。

きっと脚本も演者も全力を出し切ったから。視聴者もそれを精一杯受け止めたから。一番輝いているところで引退したい。ってアイドルやスポーツ選手がいうじゃないですか。『ダメマネ!』にはそれが似合うのかなって思いました。

続編の可能性はあります。舞台は芸能界、しかも犀川とサナディーンは海外に行ったので、国内外のエンタメ界を描けるのだから。

でもね~やっぱり「そんなに悪いことした?」を巡る壮大な脚本を超えるのって大変だと思うんだよね~。


バディとは

刑事ものなどでよく耳にする「バディ」。

「バディ」は、英語の「buddy」をカタカナ表記した言葉で、親しい友人や仲間、特に活動を共にする相手を指すことが多いです。日本では、相棒や二人組といった意味で使われることもあります

AIによる概要より

『ダメマネ!』における「バディ」は主人公の神田川美和と彼女が子役の頃から関わってきた犀川真一郎こそふさわしいのではないでしょうか。

先輩マネージャーの木村三太(千葉雄大)や美和を影で支えるスーパースター・真田祐士(山田涼介)もいい線いってるのですが、関係性の深さからして犀川にはかなわないかなと。

わたしはそれほどドラマをたくさん見るわけではありません。だから比較する対象は少ないのですが、そんな中で『うちの弁護士は手がかかる』(2023年、フジテレビ系)の「バディ」が脳裏に浮かんだのです。

わがままだけど優秀な新人弁護士・天野杏(平手友梨奈)と、彼女に振り回されながらも才能を引き出すパラリーガル・蔵前勉(ムロツヨシ)。

相性が合わないかと思いきや、ときどき心を通わせて意気投合する。爆発的な力を発揮して難局を乗り越えてゆく。『ダメマネ!』も『うちの弁護士…』もそんな「バディ」の描き方がうまくて目が離せない・・・。

あ、そんなこと考えていたら、どっちも続編を見たくなってきた~(気まぐれなり😆🙏)。

まとめ

なんだかんだいいながら『ダメマネ!』の記事ってこれで4つ目なんですよね。最終回を見終えてもなぜか「ロス感」がないのは、思いを出し切ったからでしょうか。それともわたしの情熱が薄れているからなのでしょうか。

こんな主観まみれの感想文におつきあいいただきありがとうございました。
ラストは恒例の関連動画・画像を紹介しますので、それを見ながらお別れといたします。

【関連動画・画像】

・天才子役・神田川美和の謝罪会見後らしい。舞台裏での増田梨沙ちゃん。


・神田川美和の母・神田川直子役の映美くららさんと。


・志尊淳って第1話に一瞬しか出なかったけど、そういうことだったんだぁ(いまさら?)


・ダメマネロスが止まらないという、売れないグラドル南萌絵役の古田愛理


・新人マネージャーと先輩マネージャーが和む図。


・ドラマ振り返りをダイジェスト映像で。


・クランクアップ お疲れさまでした。


・『ダメマネ!』で芸能1部・2部の統括部長・川島玲子役の吉瀬美智子さん。そういえば『うちの弁護士は手がかかる』にも出てたわ~。


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