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ぬまトークvol.23|子育てと人生について語り合う宮城県気仙沼市でのひと時

宮城県気仙沼市は、全国的に見ても子育てに対して積極的な支援を提供している自治体である。自治体による子育て支援策それ自体は、国の予算に基づいて実施されるものなので、どの自治体でもそう大きくは変わらない傾向がある。もちろん国の予算があるからといって、自治体の財源によって提供できる内容、提供できない内容の差は生じる。

気仙沼市が特徴的なのは、子供や子育てに関するイベントが多いところやセミナーなどの際に託児サービスを用意しているケースが少なくないところである。また、経済団体が子育てしながら働きやすい環境づくりに熱心であり、真剣に向き合う姿勢を見せている点も特徴的である。

田舎というと働き方が前時代的で子育てしながら働くのが難しいイメージが強いと思われる。それ自体は、恐らく間違っていない。やはり東京の企業と田舎の企業では、賃金もそうだが働き方などの労働環境面による働きやすさに雲泥の差がある。

しかしながら気仙沼市は、その差を埋めるための改善を協力推し進めている姿が見られる。労働環境を改善するのは半ば当たり前になりつつある昨今であるが、いわゆる田舎とされる地方において、こうした働き方に関する改善を熱心に行っているのは、やはり他とは異なる特徴であるように思われる。

そんな気仙沼市で、2025年3月9日に子育てに関するイベントがあった。「ぬまトーークvol.23自分のいい音、きこえてる?〜心地よく歩む、子育てと自分の未来を見る時間〜」である。


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ぬまトークvol.23|子育てと自分の人生を両立させる気付きを得る稀有な時間

日々の生活はあっという間に過ぎていきますが、ほんの少し立ち止まって「今の自分とこれからの未来」について考えてみませんか?

シングルマザーの方々をゲストに迎え、これまでの経験や想いをシェアしていただきながら、参加者同士で気軽におしゃべりする場です。

「こうしなきゃ」ではなく、「こんな道もあるかも!」と思えるような、小さな気づきを見つけてみましょう。
その小さな気づきや想いの変化が、未来のあなたの力になるはずです。
人生を豊かにする自分の「いい音」一緒に見つけてみませんか?

ぬまトーク

「ぬまトーク」は、気仙沼市で起きていることなどについてテーマを設定し、参加者同士でそのテーマについて楽しく語り合うイベントである。今回は、シングルマザーの方々をゲストに、主に子育て中の方々が日々の生活や自身の歩みなどについて語り合う時間となった。ゲストは、ぬま大学9期生の小野寺氏と株式会社女性が働きやすい会社・代表取締役の菅野氏である。

菅野氏とは、昨年12月に大船渡市で一度話したことがあり、3か月振りの再開となった。イベントでは、小野寺氏、菅野氏の来歴についてライフラインを用いてトークセッションがあった後、個人ワーク・グループワークを通じて参加者同士で交流する時間が取られた。

トークセッションでは、ぬま大学が転機となり、ママ友が増え、それまであまり見えていなかった自身の近くにあった未知や多くの支援の存在に気付き、独りだけで何もかもをしなくて良いと思えるようになった話が伝えられ、会場内の多くの共感を集めた。

また、アクティブウーマンズカレッジ(AWC)を通じて、自身の思っていることを言って良いことへの気づきを得られた話やぬま大学の人々などを通じて出会いとつながりが増え、子育てしながら自分の人生を考えて良いことに気付けた話がなされ、参加者は生き方について示唆を得ることが叶っている。

個人ワーク・グループワークでは、ライフラインを活用しながら、自身のこれまでの人生の中で、生産性資産・活力資産・変身資産の三つの無形資産がどのように変化してきたかを話し合っている。それによって、自身が幸福を感じるポイントや逆に不幸を感じるポイントなどについて気付きを得られる時間となった。

全体を通じて、子育てをしている方々が集まったこともあり、子育てをする中で自分の時間をどのように確保していくか、またそもそも時間をどのように使うかについての悩みや考え方が大きなテーマとして取り上げられた印象を受ける。

時間の使い方は、一人の人生でも大きなテーマとなる難題に違いない。子育て中には、そのテーマがより大きな難題として立ち塞がる。そこに対して明確な答えを出すイベントではなかったが、考えていくための気づきを得られる時間であったように思う。


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