資産形成のゴールと終わり方まで考えていますか?
資産形成をしていると、どうしても“数字が増えること”に喜びを感じます。
そして気づけば、「もっともっと」と欲が膨らんでいくんですよね。
そのために、投資資金を少しでも確保しようとして本業や副業を頑張りすぎたり、ときには無理な節約をしてみたり。
「未来のためだから」と自分に言い聞かせながら。
でも、資産形成の“終わり方”まで考えてこそ、本当の意味があるのでは?と思います。
投資の発信を見ていても、“増やすこと”にフォーカスしたものが多いと感じます。
でも、「どう取り崩して使うか」について語っている人はほとんどいません。
たとえば旅行なら、「行き先や日程」だけじゃなくて「帰りの切符」まで必要ですよね。
投資も同じで、出口戦略(=資産をどう取り崩していくか)を考えることも大事かなと思います。
さらに、「せっかく積み上げた資産が減っていくのはイヤだ」と感じてしまうと、本来は自由を得るために始めた資産形成が、逆に自分を縛ってしまっている状態になってしまいます。
それに気付いてない人もいるかもしれません。
だからこそ、資産を増やすことそのものをゴールにしない視点が大事だと思っています。
私は仕事柄、「逆算思考」をすることが多いです。
🔻私の仕事についての記事はこちら🐥🏗️
建物を完成させるために、
決められた予算の中で、どんな工程を組み、どういう計画にしていくのか、いつ材料を発注しなければならないのか。
責任者となってくると、それを最終的には自分で判断していかなければなりません。
リスクに対して、想定内のことも予測しておくし、どんなに準備万端でも、想定外のことは起きることも考えておきます。
どんな場面になっても、知識や経験、広い視野で物事を捉え、冷静に判断をする。
時には上司や先輩に相談をすることもできる。
知識として、資格取得も必要です。
適正な単価を知らなければ材料を正しく発注できないし、予算管理を怠れば、赤字で建物を完成させてしまうことだってあります。
私は資産形成も似たようなものだと思っています。
◯歳までにとか、老後生活に「こういう暮らしをしたい」というゴールを見据えて、いくら資産が必要で、それをいつから、どう取り崩してくいくか、資産計画を立てる。
そのためにどういうアセットアロケーションにするか。投資の戦略を決める。
投資の世界では、将来何が起こるか誰にもわからない。
市場の暴落は起きるもの、金利の変動等も頭に入れておく。
知識があれば慌てなくて済むし、不安なときは専門家や信頼できる人に相談すればいい。
最終的には、自分の判断で進んでいけるように、私はFP3級と簿記3級の資格を取得しました。
お金の本を継続的に読んだり、今ではChatGPTなどAIを使ってシミュレーションをつくることも出来ます。
年金がいくらもらえるかの確認をしておくのも大事です。
現場でも「取引先の信頼性」や「材料の単価」を知らなければ正しく発注できないように、
投資でも「その会社がどんな事業をしているのか」、「今の株価がその会社の価値に見合っているかどうか」を理解しておく必要があります。
知らずに資産を投じるのは危険ですよね。
(いわゆる割高なのか割安なのか、という視点です)
日々の家計管理も把握しておかなければ、毎月赤字の支出になります。
建築現場で「逆算の計画」と「知識による判断」が欠かせないように、
資産形成でも「ゴールを見据える」と「冷静な判断力」が欠かせない。
こうして見ると、建物を完成させるプロセスと、資産形成から取り崩しまでのプロセスは結構、似ているんですよね。

自分の仕事がまさか、資産形成に役立つとは思ってもみませんでした(笑)
建物は、最初から「完成形」が見えているので、逆算して工程や予算を組んで、完成へ導くことができます。
一方で資産形成はどうでしょうか。
「いくらまで増やせば正解」という完成形はありません。
だからこそ気をつけないと、資産を増やすこと自体が目的になってしまいがちです。
「どんな暮らしをしたいのか」という完成形を自分の中に描き、
そこから逆算して資産形成の道筋を考えること。
そうすれば、「そこまで資産を増やす必要はないかもしれない」と気づけるし、無理に頑張りすぎず、安心して“今”を楽しむこともできます。
このように、「投資の終わり方まで考える」ことが大切です。
私は、現場管理において、机上の計画ばかりにとらわれず、目の前の建物の管理に集中することも大事にしています。
これは資産形成に置き換えると、「未来ばかり見すぎず、今を楽しむこと」に通じると思います。
実際に、今、動いている現場は机上ではないです。
私達は、今、この時間を生きています。
“今”に意識を向けると、不思議と見えてこなかったものが見えてきたりします。
その積み重ねが本来の充実感につながって、また仕事にも、資産形成にも活きていく。
たとえば、これまでの旅行や趣味、大切な人と過ごす時間に使ってきたお金を、すべて投資に回していたら、今より資産はもっと増えていたでしょう。
でもその代わりに、出会えなかった人もいただろうし、得られなかった経験も多かったはずです。
そうした経験資産は、仕事や知識にも活かされて、私の今の考え方や選択を支えてくれています。
あくまで、家計管理をした上です。
だからこそ、「未来のため」だけに縛られるのではなく、「今をどう楽しむか」にもお金を使うことが大事だと思っています。
さらに、数字だけを追いかけていると、
もし仮にFIREを達成したとしても、待っているのは“孤独”かもしれません。
なぜなら、お金だけあっても、人とのつながりや経験がなければ、心が満たされないからです。
資産形成の本来の目的は「孤独にお金を抱えること」ではなく、
「大切な人や時間を守り、選べる人生を生きること」ではないでしょうか。
投資は、「どう終えるか」が大切だと教えてくれるおすすめの本があります。
カン・チュンドさん著『つみたて投資の終わり方』です。
Kindleで480円で、サクッと読めます。
ワンコインで買えちゃいますし、インデックス投資をやられている方はぜひ読んでみてください。
私もこの考え方を参考にしようと思います。
資産形成においては、“今”と“未来”のバランスを自分で整え、
「お金をどう使って、自分の人生を選んでいくか」
この視点を持って資産形成に取り組めば、安心して今も楽しむことができます。
さ、携帯とPCを閉じて、今から家の近くをふらっとお散歩したり、家族との時間を過ごすのはいかがでしょうか🐥🌈
私もこれから、親友と飲みに行ってきます🍺💕
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