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ネットがつながらない「猫の楽園」

白猫、グレー猫、黒猫。
あなたはどの猫さんが好きですか?

あっ、ようこそ☺️
現実解凍キャンパスへ。
解凍士のわく輔です。

今回の講義は、「港まちが猫の楽園化していた話」。




2024年11月、大学4年の僕は母の故郷へ。

『傘クラゲ』にかかる


福岡駅で福岡在住の“ウィッシュのおじさん”が迎えに来てくれていた。そのあだ名は母がつけたもので、母の弟でもある。彼の運転する車に、母と僕は乗り込む。 ここから実家までは、5時間以上かかる長い道のりだ。

ほぼ鹿児島の熊本


前に田舎へ帰ったのは、中学の夏休みのことだった。あのときは、音質のいいスピーカーからレミオロメンのメドレーが流れていて、車内の空気までキラキラしていたのを覚えている。大阪人からして自然の綺麗さが新鮮だった。

今回プリウスに変わっていたが、車窓に広がる景色は変わっていなかった。
海があって、空があって、山があって——。
その懐かしい光景を眺めていると、『傘クラゲ』が胸の奥にじんわりと響いた瞬間を、ふと思い出した。


ただ、ひとつだけ変化があった。過疎化が進む一方で、野良猫が増えている。
猫たちにとっては、この静かな場所が楽園なんだろう。

道路をふさいだりする猫たち



圏外でも切れないもの


そして、家に到着した。
「ぽつんと一軒家」というわけではないが、家の中ではネットがつながらない。電柱まで行かないと電波が入らない。自然とスマホを手放していた。

自販機はある

熊本にいるおじいちゃんとおばあちゃんには、介護の問題がある。
近くの親戚の方が面倒を見てくれ、介護ケアの人もときどき訪問してくれている。とはいえ、その助けがいつまでも続くわけではない。
引っ越しをすすめても、ふたりは中心部へ移る気はないみたいだ。過疎化が進む地域だが、離れたくない気持ちは分かる気がする。

景色に溶け込むように暮らしてきた人は、その景色ごと手放すのが難しいのだろう。


朝の景色も「よかよか」なんだ。




番犬から受け継がれし3匹


犬派か猫派かと聞かれれば、いつも適当に「犬派」と答えていた。だが、実際は違うかもしれない。

アルバムをめくると、5歳の坊主頭の僕が白トレーナーを着ている一枚がある。そこには、近づく飼い犬のミカ(野良犬出身)と巨大空気サッカーボールを投げようとする僕。怖くて当て逃げしたのを覚えている。
いま、ミカはもういない。

だが、野良猫の波がこの家にも押し寄せていた。

タイプの違う3匹の猫が、まるで番人のように扉の前でこちらを見つめて待っていた。

白猫は仲間を守る姿勢がかっこいい。
グレー猫は動作がかわいい。
黒猫は天然で体当たりをする。


「体当たりは驚いたからでわざとじゃないぞ」




絡まり、刺さり、くわえられ


釣り道具を買って、堤防で“ウィッシュのおじさん”と一緒にサビキ釣り(フィッシング)をした。


僕は針を靴に絡まったり、指に軽く刺さったりだった。金魚レベルの小魚を釣っていた。
“ウィッシュのおじさん”はいっぱい釣っていた。流石、地元生まれだ。

最後は小エビのような餌を大量にばらまいた。そこに竿を垂らしたら、強く引っ張ってきた。「これは大きいぞ」と思ったが、針ごとくわえて逃げられた。


GETした魚は小さくてほとんど猫のご飯になった。

わ〜、グレー猫よ


こんな風に食べていたのだろう。

白猫も食べてるよね?




最終日は散策

静寂の落ち葉


相変わらずおじいちゃんは、原型なき方言を放つ。なぜかこのときだけは不思議と「山の頂上へ行ってみろ」ということだと悟った。

その言葉に背中を押され、僕は上を目指した。

唯一癒されたスポット

だが、登っていくと地面も道の先も落ち葉で覆われ、どこが正しい道なのか分からない。
途中にはいくつも分かれ道が現れ、クモの巣まで行く手を塞いでくる。

「たしかに上には向かってる。
でも、頂上にたどり着ける気がしない……」

そう思った瞬間、登頂を断念し、坂を下っていた。



お~い潮風


その後、往復2時間かけて散策した。軽く走たり、歩いたり、写真を撮ったりした。 
山を走っていると、山菜を摘む女性が挨拶してくれた。


このあたりに生息する鳥の大きさを感じた。


迫力ある緑の癒し。


牛深は熊本県天草市最南端に位置する漁港の町。
古くから「熊本県最大の漁港」として栄え、豊かな海の幸に恵まれている。
「ハイヤ節」の発祥地としても知られ、毎年4月には「牛深ハイヤ祭り」が開催されている。

あの漁港まで足を運んだ。


走りたくなる直線。


ベストショット。

1番気持ちよく買い物を終えられるスーパー


「お~いお茶」を片手に、その先に広がる景色を眺めた。

 
さらに、海の先には町のシンボルがあるんだ。




福岡駅までの帰りにて

海風が吹く道の駅の雰囲気も素敵だった。


講義の〆


たぶん、私は黒猫に似ているんだ。

あっ、それから
私の沖縄旅も興味ありますか?


また、キャンパスでお会いしましょう☺️


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