見出し画像

親へのプレゼント。「母の人生本」を贈りませんか?思い出をカタチに残す。

5年ほど前、「親の人生」を綴る一冊の家族の物語を作ったご家庭に訪問させていただきました。

ご主人を亡くし、ひとり暮らしとなったお母さんのために記した、83年の歩みの記録です。

満州からの引き揚げ。

何もかもを失いながら、それでも生き抜かなければならなかった激動の時代。

語られる言葉の一つひとつに、時代の重さと、名もなき日常を支え続けた強さが滲んでいました。

コロナ禍をきっかけに、久しぶりに開いた古いアルバム。

その向こう側には、確かに苦労は多かったけれど、どの写真にも笑顔で生きていた家族の姿がありました。

大変な時代だったからこそ、家族の絆を深め、互いに寄り添い合い、笑いながら前を向いていたのだと、静かに教えられた気がします。

あれから5年。

お母さんは88歳になりました。

お孫さんたちは成長し、それぞれに家庭を持ち、曽孫も生まれました。

娘夫婦は二人暮らしとなり、今はお母さんと同居しています。

家族は増えたり、離れたりを繰り返しながら、巡り巡って、また一つ屋根の下で生活をすることになりました。

そんな日々の中で、お母さんは穏やかな笑顔でこう言いました。

「今が一番幸せです。」

家族みんなが「親の人生」を知っている。


だからこそ、お母さんを自然に、心から大切にできる。
その土台には、確かに“生き様を知る”という力がありました。

この親の自叙伝を、家族の物語として残すことができて、本当に良かった。
そう思える時間を共にできたことを、心から感謝しています。

親の人生を知ることは大切ですね!



いいなと思ったら応援しよう!

「人生の編集人」当たり前の日常を楽しくしたい 応援ありがとうございます。 チップの評価は大変励みになります。