裕泉堂歌会こぼれ筆 2025年11月裕泉堂歌会レビュー記事
梶間和歌が講師を務めます「裕泉堂歌会」の、開催後レビューポストや記事、対談などをまとめております。
詠歌上のコツや注意事項など、特に初心者さん向けにまとめたものが多めです。
歌会そのものにご興味のない場合でも、お歌を詠まれる方にとってはお役に立つ部分があるかなと思います。
もちろん、これらを読んで興味を持たれた方の歌会へのご参加も大歓迎です。
主宰は三鷹古典サロン裕泉堂さま、講師は梶間和歌が務めております。

裕泉堂歌会こぼれ筆 2025年11月
2025年11月歌会レビューポスト
#裕泉堂歌会 、今月もありがとうございました。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) November 5, 2025
異なる作者の歌同士が不思議とシンクロする現象、おもしろいですね。しかも複数組。
・感情を明言しないからこそ伝わる
・助詞の使い方
・人によって、時代によって「海」のイメージが異なる?
・情景×心情 pic.twitter.com/KTNDrdp71m
・写真から創ったから(体験していないから)ダメ、ということはない
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) November 5, 2025
・古今異義語がどちらの意味でも通る偶然
・ルビは多めに
・例外を除き、漢字の重複は避ける
・抽象的に、壮大に収めると収まらない
・複数の句切れを体言で終えない
・連用形の前後の主語
・上3句で主語を表し、その主語を受ける助詞を置かない、という形は避ける(歌が上下句で分断する)
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) November 5, 2025
・一首中、冒険するなら1要素、1箇所に留める
・結句の音数律は「4-3」以外で
・8音字余りするなら「4-4」以外で
・文のねじれ
・結句を「取って付けた感じ」にしない(四句切れは難しい)
・ルビは多めに
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) November 5, 2025
・結句に存続の助動詞「り」を使うのは、文法的に正しくとも成功させにくい
・ルビは多めに念入りに#歌の詠み方
歌枕の須磨:都の貴公子の流謫する寂しい場所
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) November 5, 2025
現在の須磨:ウェイウェイウェーイ
和歌「冬の須磨なら海水浴しないですよね? 冬に設定すれば須磨のイメージが正しく伝わりますよね? 」
裕子「いや、冬でもウェットスーツ着てサーフィンする人がいます」
歌枕難しいね……。#歌の詠み方
「歌詞とか詩とかの表現に馴染んでいると、てにをはが曖昧でもなんとなく通じた気になる」
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) November 5, 2025
「J-POPの歌詞を手で書き写すと、てにをはの違和感に気づく」
「たしかに、私も鬼束ちひろの歌詞を英訳していた時、『これどっちに係るの? まさか上下に係る後鳥羽院方式? 』なんて思っていた」
J-POPにもすばらしいものはたくさんありますが、
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) November 5, 2025
短詩形文学という限られた音数の言語芸術において言葉を厳密に使うという意味で、あまり参考にすべきものではないのかもしれません。
次回 #裕泉堂歌会 は12月2日(火)。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) November 5, 2025
21時からリアタイできない方も、アーカイブ視聴という形でお楽しみください。
初めての方も、お久しぶりになる方も、レギュラー参加の方も、奮ってご参加くださいね。https://t.co/Fd1MQjTs8O pic.twitter.com/5g4MkXEchK
最近の #歌の詠み方 ポスト
強すぎる感情が入っておらず静かで、読みやすかった。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) October 26, 2025
和歌短歌も、こうあれ(こうあらない方々に届け)#歌の詠み方
女性活躍推進は誰のため? 違和感の正体を探る https://t.co/rx5RHu4GH0
「(続き)一個人の限定された体験を、時代を超えて誰にも共感しうる、普遍的で深い生命を持った力強い文学に仕立てあげたのである」p293
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) October 19, 2025
一個人の限定された体験を、そのまま率直に表現して、皆に共感してもらえるわけではない、
ということを歌詠みの皆さんに届けたい。
結句末を名詞で終えれば体言止め?
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) October 15, 2025
実は体言止めにはもう少し分類がありまして。
取り組みやすいもの、効果的なもの、さまざまお話しております。#歌の詠み方 #裕泉堂歌会 #note
4種の体言止めを使いこなす――和歌における余白の美学 ~和歌・短歌の基本と実践~https://t.co/yG7l8WqxXQ
裕泉堂歌会添削について
裕泉堂歌会こぼれ筆アーカイブ
裕泉堂歌会向けプチ講義動画
裕泉堂歌会に参加する
裕泉堂歌会は月に一度、火曜夜にオンラインで集う歌会です。
アーカイブ視聴も可能なので、時間や場所を問わず安心してご参加いただけます。海外からのご参加もありますよ。
初めての方も、久しぶりになる方も、もちろん常連の方も、お気軽にどうぞ。
主宰は三鷹古典サロン裕泉堂さま、講師は梶間和歌が務めております。

講師経歴
玉葉風雅見ざる歌詠みは遺恨のことなり。
1986年、島根県生まれ。
2009年~13年、自作の詩歌の対面販売に従事。
2012年、近代短歌に触れて短歌を詠み始める。
その年の夏、式子内親王の和歌に衝撃を受け、古典和歌、特に中世の新古今和歌、京極派和歌に傾倒。
2014年、ながらみ書房『短歌往来』3月号「今月の新人」に作品寄稿。
2020年、ながらみ書房『短歌往来』4月号の特集に評論寄稿。
同年5月、私家版歌集『生殖の海』上梓。
2021年、現代短歌社「現代短歌新聞」4月号「島根県の歌人」に作品寄稿。
2022年、ながらみ書房『短歌往来』8月号に作品寄稿。
2023年、ながらみ書房『短歌往来』9月号に作品寄稿。
2024年、隠岐後鳥羽院和歌大賞 令和5年古事記編纂一三〇〇年記念大賞、令和6年城南宮・鳥羽殿賞受賞。
2025年、ながらみ書房『短歌往来』4月号に作品寄稿。
2021年~22年、オンライン講座「歌塾」講師。
2023年~、裕泉堂歌会講師。
新古今和歌と京極派和歌の良き読者を増やすことを生涯の仕事とする。
心の友は藤原定家、心の師は永福門院と光厳院。(2025年現在)
和歌物語に参加する
和歌にフルベットして生きる梶間和歌がつつがなく和歌創作、勉強、発信を続けるため、余裕のあります方にお気持ちを分けていただけますと、
私はもちろん喜びますし、それは日本や世界の未来のためにも喜ばしいことであろうと確信しております。
「この無茶苦茶な生き方を見ていると勇気がもらえる」
「こういうまっすぐな人が健康に安全に生きられる未来って希望がある」
「この人を応援することで人文知の明るい未来が実現しそう」
なんて思ってくださいます方で、余裕のあります方に、ぜひともご支援をお願いしたく存じます。
noteでのチップ、メンバーシップ、その他様々な形で読者の皆様にご支援いただき、こんにちの梶間和歌があります。ありがとうございます。
特にこのたび令和5年の隠岐後鳥羽院和歌大賞で古事記編纂1300年記念大賞を受賞し、表彰式を含む大会のツアーに申し込み、ツアー代金(9万円弱)は生活費と別に工面することになりました。
そちらのツアーには無事参りまして、翌年また城南宮・鳥羽殿賞を頂き、表彰式ツアーに再び参加。
皆様の金銭的なご支援があってこそ叶ったことです。あらためて、心より感謝申し上げます。もちろん、お気持ちでの応援も大変うれしく思っております。
こうした応援のひとつひとつが私の器を広げ、より良い和歌仕事を世界にお返しすることにつながっております。
令和5年、6年分ともに、ツアーの様子はこのマガジンで連載して参ります。どうぞお楽しみに。
今後とも、それぞれの領分において世界を美しくしてゆく営みを、楽しんで参りましょう。
この記事を書いた人


いいなと思ったら応援しよう!
応援ありがとうございます。頂いたサポートは、書籍代等、より充実した創作や勉強のために使わせていただきます!