『新撰 小倉百人一首』読書会記録9
コテンラジオリスナーコミュニティの仲間と、週に一度読書会を持ち、塚本邦雄『新撰 小倉百人一首』を読み進めています。
ひとりで読むだけでは辿り着けない視点や感覚が、別の誰かの言葉によってふいに開かれることがあります。
ほかの皆さんは和歌ガチ勢の私の言葉で、私は和歌初心者の皆さんの言葉で「なるほど」と、毎回気づきや刺激を受け取り合う、豊かな時間です。
こちらはその読書会の記録です。
全10回前後……ではとうてい終えられない未来が見えてきましたが、全十数回、お楽しみいただけたらと思います。
『新撰 小倉百人一首』読書会記録9
#新撰小倉百人一首読書会 9回目でした。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) June 27, 2026
毎回1時間半~2時間で10人読むことを目標にしているのですが、
今日は1時間ちょっと経ったところで「えっ。まだ3人……? 」という感じでした。
本当に楽しい時間で、付き合ってくれるおふたりに感謝が尽きません……。 pic.twitter.com/1M2r8bURmh
・塚本先生は「いづれを君が燃ゆるとか見む」としているが、ほかの本だと「燃ゆとかは見む」。文法的にも意味的にもそちらのほうが妥当かと。「燃ゆるとか」の写本もあるのかな
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) June 27, 2026
・「昨日京極派スペースで後期京極派の和歌を聴いたんですけど、あれを先に知っちゃったらこの先僕はどうしたらいいのか」https://t.co/oTyGfZTHFR
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) June 27, 2026
・「蒸気機関でもオヤジギャグでも僕は楽しめていたのは、あれらを知らなかったからこそ……」
・うっかり最上級をぶつけてしまってごめんね
スペースはこちらです。
後期京極派の歌風とその背景を解説、
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) June 26, 2026
そして後期京極派歌人による夏歌と冬歌をご紹介しました。
いまは夏ですが、やはり後期の真骨頂は冬歌ということで、そちらもそこそこの数読み上げております。
お耳の寂しいタイミングでぜひご利用ください。#京極派https://t.co/bUL5A8RAzw
続き。
・イデアの蛍、蛍のイデア
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) June 27, 2026
・「繁りのみ増す宿の夏草」→『和泉式部日記』冒頭への影響?
・急遽『和泉式部日記』冒頭を朗読しました
・「いかに久しきものとかは知る」は、離れかけた男心を引き戻す歌ではない
・道綱母は賢いが、それ以上に兼家のことが好きで、恋が難しかったのかも
・恋には理性がないと滑る
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) June 27, 2026
・姉妹の恋とはいえ他人事だから「かたぶくまでの月を見しかな」ぐらいの余裕が持てる
・しかもそれ、おそらく馬内侍の詠が先で、赤染衛門は他人の歌を姉妹のために借りた
・他人事だから
・『とはずがたり』作者と比べると、道綱母もマシなほう?
・中関白家は仲良し
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) June 27, 2026
・例の大河ドラマを信じないでください。伊周が定子に「皇子を産め」と迫るような家族仲ではない
・にしても初産を控えた娘にもう少し寄り添ってください、お母さん
・「夜の鶴」は実景ではなく子を思う親心の喩
・子どものころに読んだ歴史漫画や伝記に引っ張られると、歴史知識のアップデートが難しい
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) June 27, 2026
・大河ドラマはドラマだけど、登場する歴史上の人物への敬意のない創作はいかがか
・「先週はこの歌に感動できたのに、今週の範囲を読んだらこの歌が普通に見えてきた」
・「先週の自分の気持ちがわからない」
・翻訳短歌は翻訳
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) June 27, 2026
・和歌をやるなら平安時代の日本語で発想しなければならない
・英会話も、日本語で発想し英訳していたら不自然だし遅い。相手の言葉を英語のまま理解し、英語のまま返さないと
・プロに解説されて感動する歌第2弾
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) June 27, 2026
・「解説がなくて良さのわからないまま読み飛ばしている和歌がたくさんあったんだろうな」
・「夢にだに」の夢は当時の常識で読むべきか、天才和泉式部だから案外現代的な発想をした可能性も?
・「この歌も好きです」
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) June 27, 2026
「逢えないと死んじゃう、死んでもいい、みたいな意味ですね」
「あれ? そんなに内容ない……??? 」
・内容がなくても、陳腐でも、五七五七七の調べに乗せればそれなりになる。だからこそ韻律はだいじ
・「あれ、10分前感動していたこの歌も、いま読み直すと……あんまり内容ない……??? 」
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) June 27, 2026
・「夢か幻から醒めてしまったような」
「夢を見たままでは京極派の世界に入れないから」
コテンラジオリスナーコミュニティという限られた場所でおこなっている読書会なので、「皆様もどうぞ」とは言えないのですが、
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) June 27, 2026
本のほうはKindleでも紙でも楽しめますので、よろしければぜひ。https://t.co/2cHYLBIprA#Amazonアソシエイト
塚本邦雄『新撰 小倉百人一首』はこちらからどうぞ。
序文で爆笑し本文で唸り跋文でまた爆笑すること間違いなしです。
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『新撰 小倉百人一首』読書会記録
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