裕泉堂歌会こぼれ筆 2026年2月裕泉堂歌会レビュー記事
梶間和歌が講師を務めます「裕泉堂歌会」の、開催後レビューポストや記事、対談などをまとめております。
詠歌上のコツや注意事項など、特に初心者さん向けにまとめたものが多めです。
歌会そのものにご興味のない場合でも、お歌を詠まれる方にとってはお役に立つ部分があるかなと思います。
もちろん、これらを読んで興味を持たれた方の歌会へのご参加も大歓迎です。
主宰は三鷹古典サロン裕泉堂さま、講師は梶間和歌が務めております。

裕泉堂歌会こぼれ筆 2026年2月
2026年2月歌会レビューポスト
今月の #裕泉堂歌会 も楽しかった!
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) February 4, 2026
大人数回もたくさんの人と歌に触れられて楽しいですが、少人数でがっつり議論する回にも充実感がありますね。
初めての方も、しばらくぶりになる方も、もちろんレギュラー参加の方も、いつでもお待ちしております。
・連作中で活きる歌と、一首で立つ歌 pic.twitter.com/TaLdt8Jqhz
・色、温度、音
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) February 4, 2026
・因果のないところに因果を見、因果のあるところに因果を見ない
・口語と文語のバランス
・白や緑のなかの赤
・体言止め祭り(講師の影響? )
・チャッピーに和歌は読めるのか?
・添削希望の作者の意図は、適切な情報を適切な量書く
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) February 4, 2026
(情報不足や過多でWakatGPTが添削の方向性を誤るとみんな悲しい)
(ただし、作者がリアタイしていればWakatGPTがその場で意図を聴きその場で即詠するのを見る醍醐味もある(少人数時限定))
・上3句を体言で切ってひとつのことを言わない。言うなら(字余りしたとしても)助詞を置いて四句以降につなげる
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) February 4, 2026
・歌には上3句、下2句で離れようとする力学があるので、それを助長しない文法構造や句切れを選択する
・倒置でない言いさし表現はなるべくしない(そもそも言いさしは難しい)
・一首中2箇所で句切れするとブツブツ、ゴツゴツしがち(後鳥羽院の霜夜のきりぎりすなんて例外中の例外)
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) February 4, 2026
・句切れと結句末をどちらも(または、すべて)体言で終える形は避ける
・意志的に表現するか、受動的に表現するか#歌の詠み方
連作中の活き方と一首の強さ(弱さ)という議論が通底していた気がします。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) February 4, 2026
連作の歌は連作として評や添削を求めたほうが、作者にとって意味のある形になることが多いかもしれませんね。
続けて参加くださる方々に繰り返しお伝えしてきた
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) February 4, 2026
「結句の音数律を4-3にしない」
「作者の感想や感情をなるべく述べない」
あたりが浸透しつつある様子がお歌から見えて、本当にうれしいです。
もちろんそれがすべてではないですが、歌を詠むうえで初期は特に重視すべき点だと私は確信しています。
#裕泉堂歌会 は6月までの日程が出ております。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) February 4, 2026
いずれも火曜日21時から、Zoomにて。
リアタイできなくとも事前投稿・投票、後日アーカイブ視聴という形でお楽しみいただけます。
初めての方もお気軽にどうぞ。 pic.twitter.com/yc2JnmDvql
3月3日の歌会ページは近日中にこちらに掲載されますので、Peatixにてフォローのうえ、更新をお待ちくださいね。https://t.co/M4S2fRzwAK
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) February 4, 2026
最近の #歌の詠み方 ポスト
よく和歌・短歌指導で
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) February 1, 2026
「結句で結論を言うな。それは作品を読んだ結果読者が心に思い浮かべるべきことであって、作者の言うべきことではない」
と言うのですが、ほんとうになにかが伝わるというのはこういうことなのだと思う。#歌の詠み方 https://t.co/yDCuBoIX6Q
そのものを知らないのに前提にできるの……和歌の題詠じゃないですか……。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) January 28, 2026
私がそういう題詠をすると言い「知らないのにどうやって詠むの!? 」と驚かれたとき、あっ現代の一般人ってその対象を知らないと詠めないんだと逆に驚きました。#ご神託ラジオhttps://t.co/31pVpFcNoU
その題で詠まれてきたあまたの先例を詠めば、「なにをどのように詠めばその題の心に適うか」の抽出はできる、あとはそれに沿って詠むだけです。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) January 28, 2026
自分の経験や感性などという頼りないものを頼るから、近現代短歌は小さく収まるのです。#歌の詠み方
逆接はだいたい前提の押しつけがやかましいので、迷ったら避けるのが正解です。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) January 19, 2026
避けるべき人が迷いもせず選択するのが現実ですが。#歌の詠み方
解釈は、だいたい独りよがり。#歌の詠み方
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) January 19, 2026
感想も、だいたい独りよがり。要らん。#歌の詠み方
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) January 19, 2026
過去の自分の文章を見ても思うし、人の文章を見ても思うけれど、
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) January 15, 2026
「(笑)」の使いどころと頻度には書き手の客観性がある程度表れる。
おかしいと思っているのは自分だけ、という親父ギャグをそれでも言ってしまう人に客観性が見えにくいように。
これを #歌の詠み方 に当てはめてみると以下略
一首中のどこにも具体のない歌で成功させられるのは稀(=するな)#歌の詠み方
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) January 14, 2026
「ああ、それわかる。私にもあったわ」という共感【のみ】を評価軸に持つと、鑑賞眼が永遠に育ちません。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) January 12, 2026
詠む時もです。甘い読者の甘い評価軸に甘えないで。#歌の詠み方
句切れなしも散文的になりがちで難しいが、
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) January 12, 2026
一首中に句切れを2つも3つも重ね、しかもすべて(+結句末)を体言で切るような重ね方をするくらいなら、
多少単調でもいったん句切れなしにして、きれいな日本語で収めたほうが安全。#歌の詠み方
裕泉堂歌会添削について
裕泉堂歌会こぼれ筆アーカイブ
裕泉堂歌会向けプチ講義動画
裕泉堂歌会に参加する
裕泉堂歌会は月に一度、火曜夜にオンラインで集う歌会です。
アーカイブ視聴も可能なので、時間や場所を問わず安心してご参加いただけます。海外からのご参加もありますよ。
初めての方も、久しぶりになる方も、もちろん常連の方も、お気軽にどうぞ。
主宰は三鷹古典サロン裕泉堂さま、講師は梶間和歌が務めております。

講師経歴
玉葉風雅見ざる歌詠みは遺恨のことなり。
1986年、島根県生まれ。
2009年~13年、自作の詩歌の対面販売に従事。
2012年、近代短歌に触れて短歌を詠み始める。
その年の夏、式子内親王の和歌に衝撃を受け、古典和歌、特に中世の新古今和歌、京極派和歌に傾倒。
2014年、ながらみ書房『短歌往来』3月号「今月の新人」に作品寄稿。
2020年、ながらみ書房『短歌往来』4月号の特集に評論寄稿。
同年5月、私家版歌集『生殖の海』上梓。
2021年、現代短歌社「現代短歌新聞」4月号「島根県の歌人」に作品寄稿。
2022年、ながらみ書房『短歌往来』8月号に作品寄稿。
2023年、ながらみ書房『短歌往来』9月号に作品寄稿。
2023年、隠岐後鳥羽院和歌大賞 令和4年入選
2024年、隠岐後鳥羽院和歌大賞 令和5年古事記編纂1300年記念大賞、令和6年城南宮・鳥羽殿賞受賞。
2025年、ながらみ書房『短歌往来』4月号に作品寄稿。
2025年、隠岐後鳥羽院和歌大賞 令和7年入選
2026年、ながらみ書房『短歌往来』2月号に作品寄稿。
2021年~22年、オンライン講座「歌塾」講師。
2023年~、裕泉堂歌会講師。
新古今和歌と京極派和歌の良き読者を増やすことを生涯の仕事とする。
心の友は藤原定家、心の師は永福門院と光厳院。(2025年現在)
和歌物語に参加する
和歌創作や発信といった活動を、経済的な不安定さに左右されることなく、これからも精力的に続けてゆきたいと願っています。
梶間和歌の活動や生き方に意義を感じており、かつ経済的に余裕がある、という方には、
noteのチップやメンバーシップなど、 ご無理のない形でのご支援をお願いできましたら幸いです。
「寄付は、なんだか重い感じがする」
「責任が伴いそう……」
「理由があれば、それにかこつけて応援しやすいのにな」
といった躊躇のお気持ちがもしありましたら、低価格のコンテンツを購入するという形でも。
もちろん、作品や記事を読んでくださること、私の発信を受け取ってくださること、それ自体が私にとって大きな力です。
余裕はないけれど価値や意義を感じている――そんな皆様からのスキやシェアなどにも、改めて、心より感謝申し上げます。
今後とも、それぞれの領分において世界を美しくしてゆく営みを、楽しんで参りましょう。
この記事を書いた人


いいなと思ったら応援しよう!
応援ありがとうございます。頂いたサポートは、書籍代等、より充実した創作や勉強のために使わせていただきます!