裕泉堂歌会こぼれ筆 2026年8月裕泉堂歌会レビュー記事
梶間和歌が講師を務める「裕泉堂歌会」の、開催後レビューポストや記事、対談などをまとめております。
詠歌上のコツや注意事項など、特に初心者さん向けにまとめたものが多めです。
歌会そのものにご興味のない場合でも、お歌を詠まれる方にとってはお役に立つ部分があるかと思います。
もちろん、これらを読んで興味を持たれた方の歌会へのご参加も大歓迎です。
主宰は三鷹古典サロン裕泉堂さま、講師は梶間和歌が務めております。

裕泉堂歌会こぼれ筆 2026年8月
2026年8月歌会レビューポスト
今月の #裕泉堂歌会 も有意義な会となりました。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) August 5, 2026
新たに来られた方が続けて来られたり、久しぶりの方や初めての方がおられたりすると、
いつものメンバーの空気に新しい風が入り、こちらも楽しいですね。
(続く) pic.twitter.com/PZhmzTG6Nj
・読み方は音数で察せられるのでルビを振らないか、誤読された挙げ句字足らず・字余りと誤解されるのを避けるために念入りにルビを振るか
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) August 5, 2026
・上下句両方比喩はつらい。どちらか、またはどこかに具体を
・すべてを比喩にした場合、実景に近い比喩が実景と読まれるのは仕方ない。誤読とは言いにくい
・韻律の勝利(特に梶間和歌には有効)
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) August 5, 2026
・作者の感情をどこまで入れるか。梶間和歌は感情・主張ほぼゼロで良いと考える派
・「新海誠映画は青春のイデアじゃなかったのか……」
・ものを言わない自然景物について「黙って」と描写した時点で、それは作者の主観
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) August 5, 2026
・とはいえ許容される範囲内の主観表現と押し付けがましい主観表現はある。前者を選ぼう
・忌日に「愁う」のは言わずもがな
・結句に詠嘆の「や」はあまり置かれない
・音から景色に読者を誘う
・無生物に「たち」を使うかどうか
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) August 5, 2026
・畳み掛けの語順と音数律
・句切れと結句末をどちらも体言で終えるのは難しい
・読者に委ねすぎるのもどうか。作者のすべき努力というものもあるのでは
・比喩や抽象で押し通すにしても、読みやすい構文を心掛ける
・ずらせばよいというものでもないが、イメージの近い語をあまりにも重ねるのも難しい#歌の詠み方
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) August 5, 2026
突き詰めると芸術論や人生論になるので、合う合わないはあると思います。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) August 5, 2026
私のスタンスの合わない方にはもっと合う先生がおられるでしょうし、
合わないが聴きたいという方、合致するし聴きたいという方には、これからも私の作品や人生で、私の考える美しい歌や人のあり方を示してゆきたいです。
次回 #裕泉堂歌会 は9月1日(火)20時から。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) August 5, 2026
しばらくは第1火曜日になりそうです(11月は祝日なので変わるかも)
添削希望のお歌も添削なしのお歌も、楽しみにお待ちしております。
9月だと隠岐後鳥羽院大賞の締め切りは過ぎていますが、和歌でも短歌でも大歓迎です。https://t.co/flmDEje5Ef pic.twitter.com/AAC14WJp1k
最近の #歌の詠み方 ポスト
世界の見方が雑だと、その雑な世界認識に基づいた雑な歌の詠み方をすることになる。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) August 5, 2026
世界の見方が雑でも一定水準の歌を詠みたいなら、二条派和歌を修めるしかない。
(世界認識が緻密でも雑でも、技術があれば良い二条派和歌は詠める)#歌の詠み方
二条派和歌でなく京極派和歌や現代短歌を詠みたいなら、人として心を磨くしかない。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) August 5, 2026
短歌にオチは要らない。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) July 24, 2026
あと、そのオチはおもしろくない。#歌の詠み方
裕泉堂歌会添削について
裕泉堂歌会こぼれ筆アーカイブ
裕泉堂歌会向けプチ講義動画
裕泉堂歌会に参加する
裕泉堂歌会は月に一度、火曜夜にオンラインで集う歌会です。
アーカイブ視聴も可能なので、時間や場所を問わず安心してご参加いただけます。海外からのご参加もありますよ。
初めての方も、久しぶりになる方も、もちろん常連の方も、お気軽にどうぞ。
主宰は三鷹古典サロン裕泉堂さま、講師は梶間和歌が務めております。
講師経歴
玉葉風雅見ざる歌詠みは遺恨のことなり。
1986年、島根県生まれ。
2009年~13年、自作の詩歌の対面販売に従事。
2012年、近代短歌に触れて短歌を詠み始める。
その年の夏、式子内親王の和歌に衝撃を受け、古典和歌、特に中世の新古今和歌、京極派和歌に傾倒。
2014年、ながらみ書房『短歌往来』3月号「今月の新人」に作品寄稿。
2020年、ながらみ書房『短歌往来』4月号の特集に評論寄稿。
同年5月、私家版歌集『生殖の海』上梓。
2021年、現代短歌社「現代短歌新聞」4月号「島根県の歌人」に作品寄稿。
2022年、ながらみ書房『短歌往来』8月号に作品寄稿。
2023年、ながらみ書房『短歌往来』9月号に作品寄稿。
2023年、隠岐後鳥羽院和歌大賞 令和4年入選。
2024年、隠岐後鳥羽院和歌大賞 令和5年古事記編纂1300年記念大賞、令和6年城南宮・鳥羽殿賞受賞。
2025年、ながらみ書房『短歌往来』4月号に作品寄稿。
2025年、隠岐後鳥羽院和歌大賞 令和7年入選。
2026年、ながらみ書房『短歌往来』2月号、3月号に作品寄稿。
2021年~22年、オンライン講座「歌塾」講師。
2023年~、裕泉堂歌会講師。
新古今和歌と京極派和歌の良き読者を増やすことを生涯の仕事とする。
心の友は藤原定家、心の師は永福門院と光厳院。(2026年現在)
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お寄せいただいたご支援で生活を回しながら、和歌(特に京極派和歌)の発信をし、
また和歌にゆかりのある土地を旅してレポートを書いたり、歴史の勉強をしてエッセイを書いたりしてきました。
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皆様に頂いた支えを、これからも和歌をはじめとした人文知の発信という形で社会に還元してまいります。
今後とも、あなたはあなたの領分において、私は私の領分において、ともに世界を美しくしてゆきましょう。
この記事を書いた人


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