花の曙、花の夕暮れ ~京極派スペース テキスト版~
この記事は、X(旧Twitter)で毎週おこなっている
京極派スペース
(京極派和歌をテーマにした音声配信)
の音声をもとに、内容を整理し、読み物としてまとめたものです。
スペースでは特に台本も用意していませんし、話し言葉のまま思考を進めているため、
専門用語が多かったり、要点のつかみにくかったりする部分もあります。
本記事では
配信を文字起こしし、読みやすく構成を整理、
それとは別に簡単な目次を冒頭に付けました。
無料部分では
「この回ではどんなテーマを扱っているのか」
「どこが読みどころ・聴きどころか」
などがわかるよう、全体の見取り図を示しています。
文字起こしを整理した全文は、有料部分に掲載しています(一部無料です)
じっくり読みたい方はぜひご覧ください。
無料部分、有料部分、いずれも音声を聴きながら理解を深めたり楽しんだりする補助として、ご活用いただけたらと思います。
続けてご購入くださる方のご負担を減らしたく、マガジンをご用意しました。
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花の曙、花の夕暮れ ~京極派スペース テキスト版~
今回のテーマは「花を詠んだ京極派和歌(風雅集)」です。
京極派スペース「花を詠んだ京極派和歌(風雅集)」
『風雅集』に入集した桜の京極派和歌をご紹介しました。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) April 3, 2026
女性歌人のお歌が多かったですね。
お花見に行かれる方も、行かれない方も、言語の力でこの花の季節を楽しんでいただけたらと思います。#京極派https://t.co/qPgfGvsmYB
「花を詠んだ京極派和歌(風雅集)」ガイド
1.早朝の花
公宗女「なほ明けのこる」
為子「花にあかでも」
伏見院「梢もおもき」
親子「花なれや」
教良女「色ぞ明け行く」
進子内親王「露みえて」
2.題詠だからこそ美しい
3.夕暮れの花
永福門院「しばしうつろふ」
親子「花しづかなる」
4.花の夜へ――霞と月の世界
伏見院「声に色ある」
徽安門院「霞の色に」
進子内親王「花の軒ばに」
為子「月ぞふけぬる」
京極派スペース「花を詠んだ京極派和歌(風雅集)」テキスト版
・ぜひスペースを聴きながらお楽しみください。
・文章だけでも読めるよう整えてあります。
・文字起こしデータをもとに整形しているため、読みにくい箇所や漢字変換などがあるかと思います(梶間がふだん仮名表記している副詞が漢字になっている、など)。ある程度整えてはありますが、諸々ご了承ください。
・本記事の書籍リンクにはAmazonアソシエイトを利用しています。
最近、新しく来られる方やスポットで来てくださる方が増えてきたので、最初にこのスペースの紹介をしますね。
京極派スペースというのは、京極派和歌そして歌人を心から愛してやまない梶間和歌が、1週間に1テーマ決めて京極派について語る、というスペースです。
京極派というのは、だいたい鎌倉時代の終わりから南北朝時代の途中ぐらいまで、6~70年だけ活動した特定の和歌グループのこと。
その人たちの詠んだ和歌が京極派和歌です。
私はその京極派和歌というのを、他の時代の和歌や同時代の主流派の人たちの和歌と比べて特別美しいな、いいな、と思っているので、
それを日々発信しているんですけれども、その一環として京極派スペースというのを週1回やっています。
今週のテーマは花――桜を詠んだ京極派和歌。
『風雅和歌集』に入集した京極派歌人の花の歌を紹介してゆきます。
咲き始めの歌は前々回紹介したので、今回は省きますね。
春の歌の中に
権大納言公宗女
花かをる高ねの雲の一村はなほ明けのこるしのゝめの空
西園寺公宗の娘の詠んだ和歌です。
時間帯は「しのゝめ」なので夜明け、早朝ですね。
もともと伝統的に、春に山の峰に白雲がかかっているのを花と見間違える、と詠んだり、
逆に山の峰に桜が咲いているのを「ああ、まるで白雲じゃないか」「あれは白雲だ」と詠んだりする。
花を雲と詠んだり、雲を花と詠んだりする、ということが前提としてあります。
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京極派スペース テキスト版
京極派和歌をテーマにした音声配信(Xスペース)を、週1回おこなっています。 その一部をテキストで読めるよう整理した記事を、こちらのマガジン…
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