ChatGPT英会話がすごかった件 ~晩春の京極派愛大暴走を添えて~
チャッピー(梶間和歌のChatGPT)
「英会話、いいね。どんな話をする? 自己紹介でもいいし、今日あった出来事なんかでもいいよ」
梶間和歌
「京極派における『心』というのは、近代以降のアーティストのそれと違ってね……」

ChatGPT英会話がすごかった件 ~晩春の京極派愛大暴走を添えて~
独学英会話とその後
「アタマおかしいほど芯があり個性がとがっているのに一般常識や社会性もある稀有な人物」
などとほめられる(?)梶間和歌がそのようになる以前、昔むかしのことです。
マイワールド全開で周囲と衝突しながら生きていた子ども時代の私は、その当然の帰結としてクラスでいじめられ、中学の途中から1年半ほど学校に行かない時間を過ごしました。
当時は負けん気も強かった。ほかの科目はそれまでの6年間で得手不得手それぞれあるとして、中学で皆よーいどんで始めたはずの英語、その英語について
「あいつ、学校に行ってないから英語もできないんだぜ」
などと指をさされたくないというおもいがあり、独学で勉強を始めました。

学級崩壊していたので辞書の引き方も知らなかったことを、小学校教諭をしながら英語の教員免許も持っていた母に驚かれつつ、教科書を左に、英和・和英辞典を右に黙々と訳していったのも懐かしいこと。
そのうち教科書では飽き足らず、好きな漫画を下手くそなりに英訳するなどするようになりました。
また、貧乏家庭に育った母が、なるべく金を掛けずに英語を身につけたいと親しんでいたNHKのラジオ講座、これを私もどんどん利用しました。
当初はテキストを買ってもらっていたのですが、どうやら私は(日本語はともかく)外国語学習に関しては読み書きより会話のほうが向いていたらしく、じきにテキストは使わず耳と口だけでラジオ学習するように。
thやrの発音がうまくできず悔し涙を流していたのも一瞬のこと。
これは余談ですが、私、外国語の発音の再現能力はそこそこあったようで、逆に発音が良いのでネイティブ会話が理解できていると勘違いされて困るという事態ものちのち頻発しました。主に韓国語で。「発音だけ。発音だけ! 」と断らないと鬼のスピードと難易度で話し掛けられてしまう。
進学するため3年生だけは行っておくか、と転校して復学した中学ですが、少なくとも英語は、クラスで断トツでした。
みんな、2年弱のラジオ英語で不登校でもクラスで一番になれるんだぜ。
高校も大学もパッとしないところではありましたが、英語や韓国語を使う場面では基本的に困りませんでした。
過去最高に英語力を発揮したのは、目を掛けてくださった教授に誘われ韓国での学会(フル英語! )に参加した際、現地で痴漢に遭い、英語と韓国語で立件した時です。発揮する場面はもう少し選びたかったな!

外国での事情聴取に対応できたほどの英語力も、やはり使わなければサビてゆくもので、大学卒業後の英語力は確実に落ちてゆきました。
生活にいっぱいいっぱいだった時期も長かった(過去形? )ので、学生時代ずっと聴いていたラジオ講座もだんだん聴かなくなって。
もちろん、できなくても困らないから使わないわけで、力が落ちても困りはしないのですが、でも……やっぱり悔しいよね。
なのでいまでも新宿や銀座の街、中野駅構内などで困っている外国人を見掛けると
「英会話チャーンス! 」
と話し掛けます。
名目は人助け、実質は私の英会話力キープのための貴重なレッスン。相手は感謝してくださいますが、むしろこちらが頭を下げたいところです。
一度、半蔵門に行きたいというスウェーデン人ご夫妻を「同じ線だから、途中までいっしょに行きましょう」とご案内したところ、
彼らの乗り換えるまでの数駅でいろいろ話してくださるのがほとんど聞き取れず、自分の英会話力の乏しさを痛感したり。
もちろん慣れないスウェーデンなまりも多少は影響したと思いますが、それ以前に私の耳の問題だったことは確実。悔しかったなあ。
乗り換え駅で道に迷った旅行者ご夫婦に話し掛けたらたまたま同じ電車だったので、7駅ほど英語レッスンになった。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) September 29, 2024
スウェーデンの方だった。
「あなたが行ったことのある外国ってアメリカでしょ? アメリカ英語だからわかるよ」と言われた。
サビサビでも伝わるのね!
ただし私の英語はNHK仕込み。
江口里菜先生の英語セミナー@裕泉堂で火がついて……
そんな私がもう一度英語学習したいと思うきっかけをくれたのは……
来る7/6(土)英語セミナーをやります。詳細はこれからですが、「英語を話してみたいけれど、発音がきれいじゃないし恥ずかしい」「YouTubeとかで勉強するといいっていうけれど実際どうやるの?」という人に嬉しい入門セミナーになる予定です。お楽しみに! https://t.co/oq5YqGHXuz
— 三鷹古典サロン裕泉堂(吉田裕子) (@yusendo_mitaka) April 14, 2024
江口里菜先生 @rina_eguchi を裕泉堂にお招きしての「楽しく使う♪わくわく英語セミナー」、ご参加の皆さま、ありがとうございました! 頭と口を「これでもか!」と使う時間。話せたこと、笑顔で聞いてもらえたこと、通じたこと、そんな経験が皆さんの自信や楽しさにつながっていたら何よりです。 pic.twitter.com/0wfsoKP8EW
— 吉田裕子(国語講師、三鷹古典サロン裕泉堂の人) (@infinity0105) July 6, 2024
吉田裕子さんの三鷹古典サロン裕泉堂、古典講座だけでなく英会話まで!
ということで昨年7月、こちらに参加してきました。
上の写真に梶間和歌も後ろ姿でいるよ。わかるかな。
その結果、こんなことになりました。
江口里菜先生のわくわく英語セミナーで、英語のカンペなしで(間に合わなかった)京極派について熱弁したエピソード。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) July 7, 2024
自信になりました!#京極派https://t.co/MxYqQyjvd5

「なんだかんだ伝えられる」という自信は持てたものの、逆に、改めて痛感しました。
私の場合、英会話コミュニケーションはそこそこできてしまう。
語彙が少ない、文法がいまいち、など欠点があっても、簡単な言い回しを使うなどほかの方法で補えてしまうので、何かを表すのに正確な語彙を身につける機会が一生訪れない。
実際、「私の好きなもの」というテーマで語るパートで京極派について話すスクリプト(カンペ)が時間内に完成しなかったため、カンペなし、ほぼアドリブで京極派をいかに愛しているかを私は語ってしまった(しまえた)わけです。
これは、先に日本語で言いたいことを整え、それを厳密に英訳する、という訓練が必要だな。
英語力はなくても困らないけれど、英語で京極派について語れたら楽しいもの。
必要だけで生きていたら人生が狭まってしまう。「楽しい」「うれしい」という感覚、大事じゃない?
ChatGPTという力強い味方もいるこの時代、もう一度それをやってみよう!
(ChatGPTですが、当初は無償版、ここ数ヶ月は月3000円弱の有償版を使っています)
そうして始めたのがこの企画、 #eigodekyogokuha 。
7月13日
Japanese traditional Waka poetry had an interesting group, which created unique Waka poems based on their particular thought on writing Waka.
The group was active from the late Kamakura period to the early Nanboku-cho period, which is now called "Kyogoku-ha", Kyogoku school.
鎌倉時代の終わりごろから南北朝時代の初めにかけて、従来の歌の詠み方に囚われず特定の歌論に基づき独特の和歌を詠んだ人たちがいました。
それが、私の愛する「京極派」です。
これから、英語の語彙拡大の訓練を兼ねて、英語で京極派について紹介してゆきます。
.
……これを訳そうと思ったけれど、思ったより時間が掛かりそうだったので、逐語訳はやめました。
語彙獲得の訓練と考えると、先に日本語スクリプトを用意すべし。
英語で書き始めると、すでに知っている語彙や表現でなんとかなってしまうので。
しかし、最初から文章量が多すぎるのも問題ですね!
挫折しない程度の文章量でのんびり続けてゆきます。
※通常の訓練ではこれを日記の形でやりますが、私は日記より京極派語りのほうが続きそうなのでこうしています。
しかしこの後はなるべく逐語訳するようにがんばりました。でないと訓練の意味がない。
7月15日
(Instagramに飛ぶと、英訳とあわせて日本語スクリプトも読めます)
7月16日
7月17日
7月30日
8月25日
はい、全6回で打ち切り~
打ち切ったと宣言したわけではないが、実質打ち切り~
テキストベースでは続きませんでした! やはり私の英語力は会話が第一らしい……。

そんな私の背中を再び押してくれたのは……
ChatGPT英会話ってそんなにいいの?
こんな感じでやってるよ、をVoicyにアップしておきました。(拙い英語も恥ずかしいので、プレミアムリスナーで……) https://t.co/ddJHZ9JJgH
— 吉田裕子(国語講師、三鷹古典サロン裕泉堂の人) (@infinity0105) April 2, 2025
やはり天下の吉田裕子さん!
えっ。ChatGPTとこんなにスムーズに英会話できるんだ!
日本語で尋ねたらそれにも対応してくれるし、ゆっくり話せとかこの単語だけ繰り返してとか言ったら応えてくれるんだ!
すごい!!!
私もやりたい!!!
英会話なら私も続けられそうだし!!!
和歌「チャッピー、友人がChatGPTを使って英会話をしていたので、私もしてみたいよ」
チャッピー「Androidスマホだとその機能はまだ使えないみたい! 」
調べたけれど、Androidではまだ音声英会話ができないのかな。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) April 6, 2025
もう少し様子を見るか……。

しかし、待てませんでした。
1ヶ月様子を見てもアップデートがなさそうだったので、ダメもとでチャッピーに相談したところ、
吉田裕子さん @infinity0105 のこちらを真似しようとしたら、Androidではまだ使えない機能……。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) May 2, 2025
しかし我がチャッピーは考えてくれました!
私がマイクに英語で話し掛ける→チャッピーが英語の文章を返す→それを音声で流す
これで擬似英会話を楽しんできました。https://t.co/WiGDcGDtrZ #Voicy
あいだに何ステップか入るものの、これで英会話ができる!
なんならチャッピーの返事がテキストでも読めるので、耳で聴き取れなくても読み返せるし、読みかつ聞きながらオーバーラップするという訓練もできる!
自分の発言もテキストに残るし、むしろ、いまiPhoneで試験運用されているという会話機能より私向けかも!
これを試してみました。
結論
すごかった(語彙力

チャッピーとの初回英会話、解説を挟みながら振り返ってみますね。
私の英語のつたなさは笑って読み飛ばしてください。
また、私のほうのテキストは音声入力なので、改行されておらず、とても読みにくいです。ご容赦ください。



























いかがだったでしょうか。
特に京極派の用いた「心」という概念を誤解なく伝えたい、たとえ京極派の語を出さない場面でも……というおもいからつい、実力を超えて複雑なことを英語にしようとしてしまいましたが、
チャッピーはあたたかく受け止め、それをクリアな英語でわかりやすく整理し、自己紹介スクリプトに反映させてくれました。感動。
意味や必要以外に大切なこと
京極派や新古今を愛し、その魅力を伝えてゆくという私の使命を考えれば、日々すべきことは和歌の勉強や創作、それに原稿執筆であって、
英語力など伸びても伸びなくてもさほど影響はないのだと思います。実際、これまで困っていないし。
けれども、先にも書いたように、いまの自分にとり意味がある、必要であると自明なことを続けるだけでは、人生は先細りするというか、そこそこしかおもしろくならない気もする。
何につながるのかわからないけれど「やりたい」「おもしろい」「楽しい」と感じてしまうことに、少しだけ時間を使うこと、これが人生の豊かさを増してくれるように思います。
それこそ、私が和歌を始めた最初は
「これが何になるのかはわからないが、なぜか体が図書館に向かい、和歌本を開いているし、古本の『新古今集』を買っていた」
という感じでした。厳密には「何になるのかはわからないが」とすら考えていませんでしたが。
京極派を語るショートテキストを作り、英訳してゆくスタイルでは続かなかった英語学習ですが(二度とやらないとは言っていない! いつか、もしかしたら……)、
チャッピーとの疑似英会話という形で、語彙を増やしたり、より自然な言い回しを身につけたり、よわよわの文法を少しでも強化したりできるといいなと思います。楽しみながら。

さて、さて。
初めての英会話でこんな暴走をする人はなかなか少ないかと思いますが、マイクとテキスト両方を使ったChatGPT英会話、大変、大変おすすめです。
テキストが残るので復習にも便利ですし。
私のように熱く語りたい何かをお持ちのあなたも、そうでもないけれど日々一生懸命生きいろいろなおもいを育んでいるあなたも、英会話学習の一助としてぜひChatGPT英会話を選択肢に入れてみては!

そんな熱い京極派語りを覗いてみる
和歌活動を応援する
梶間和歌がつつがなく和歌創作、勉強、発信を続けるため、余裕のあります方にお気持ちを分けていただけますと、
私はもちろん喜びますし、それは日本や世界の未来のためにも喜ばしいことであろうと確信しております。
「この無茶苦茶な生き方を見ていると勇気がもらえる」
「こういうまっすぐな人が健康に安全に生きられる未来って希望がある」
なんて思ってくださいます方で、余裕のあります方に、ぜひともご支援をお願いしたく存じます。
noteでのサポート、その他様々な形で読者の皆様にご支援いただき、こんにちの梶間和歌があります。ありがとうございます。
特にこのたび令和5年の隠岐後鳥羽院和歌大賞で古事記編纂一三〇〇年記念大賞を受賞し、表彰式を含む大会のツアーに申し込み、ツアー代金(9万円弱)は生活費と別に工面することになりました。
そちらのツアーには無事参りましたが、翌年また城南宮・鳥羽殿賞を頂き、表彰式ツアーへの参加を希望しております。お気持ちとお財布事情の許します方に、ぜひともご支援を頂けましたら幸いです。
令和5年、6年分ともに、ツアーの様子はこのマガジンで連載して参ります。どうぞお楽しみに。
今後とも、それぞれの領分において世界を美しくしてゆく営みを、楽しんで参りましょう。
この記事を書いた人


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