見出し画像

『源氏物語』学習ノート2026年第5回 ~國學院大學オープンカレッジ~

國學院大學オープンカレッジで受講している、文法学者小田勝先生の『源氏物語』講座の学習記録です。
文法の観点から『源氏物語』を学ぶ、そんな積み重ねを残してゆけたらと思います。




『源氏物語』学習ノート2026年第5回 ~國學院大學オープンカレッジ~




夕顔が打ち解けていないという点ですが、

例えば

げにうちとけ給へるさま世になく

を夕顔のことと解釈するのは
「地の文で夕顔に『給ふ』を使うのはおかしい。これは光源氏の様子と読むべき」
と否定されるそうです。

その直後には

「海士の子なれば」とて、さすがにうちとけぬさま、いとあいだれたり。

と、夕顔は心打ち解けていないということがはっきり描かれていますしね。


つい、「光源氏を夢中にさせた可憐でかわいい夕顔」ということで、「うちとけ給へるさま」なども夕顔のかわいらしい姿として読みたくなってしまいますが、
たしかに、夕顔に「給ふ」などの尊敬表現を使うわけがないものな……。


『源氏物語』学習ノート ~國學院大學オープンカレッジ~


2025年國學院大學夏の集中講義


和歌物語の維持メンバーになる

noteをはじめとした梶間和歌の和歌活動は、
メンバーシップ・チップ・寄付や有料コンテンツの購入などで支えてくださる皆様のお力で成り立っています。

お寄せいただいたご支援で生活を回しながら、和歌(特に京極派和歌)の発信をし、
また和歌にゆかりのある土地を旅してレポートを書いたり、歴史の勉強をしてエッセイを書いたりしてきました。
皆様のご支援があってこそ、多くの記事やコンテンツを無料または低価格で届けてこられましたし、これからも届け続けることができます。

「梶間和歌の活動や生き方に意義を感じている」
そして
「経済的に余裕がある」
という方には、この活動の維持メンバーとしてご参加いただけましたら幸いです。


noteのチップやメンバーシップなど、 ご無理のない形でお力添えください。

寄付という形に躊躇のお気持ちがありましたら、低価格のコンテンツのご購入という形でも等しく有難いです。

もちろん、あなたが作品や記事を読んでくださること、私の発信を受け取ってくださること、それ自体が私にとって大きな力。
経済的に余裕はないが価値や意義を感じている――そんな皆様からのスキやシェアなどにも、あらためて、心より感謝申し上げます。


皆様に頂いた支えを、これからも和歌をはじめとした人文知の発信という形で社会に還元してまいります。

今後とも、あなたはあなたの領分において、私は私の領分において、ともに世界を美しくしてゆきましょう。


この記事を書いた人

photo by ミカアンドロイド

フォローはこちらから


いいなと思ったら応援しよう!

梶間和歌(令和の京極派) 応援ありがとうございます。頂いたサポートは、書籍代等、より充実した創作や勉強のために使わせていただきます!