【往復書簡】甘い思い出が一方通行だった28年越しバレンタインデーの真実
ライターのwakkaさんと、note案内人かなさわによる往復書簡です。週1回の更新を予定しています。
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wakkaさん←かなさわ
wakkaさんこんにちは!
最近、本当に?2月なの?ってくらい暖かくなりましたね。
そのせいか、花粉が舞い始めたような?
外を歩くとマスクをつけた人が増えた気がします。
私はもう、花粉症がそこまでひどくないのですが、wakkaさんはいかがですか?
🍫🍫🍫
さて、wakkaさんからのバレンタインデーのお話。
デパ地下がチョコ売り場ならぬ、満員電車のようだったとのこと!
お目当てのチョコをゲットしたい女性たちがひしめき合う様子が、まざまざと想像できて、ちょっとだけ身震いしました。そこに参戦できるのは若さですかね。笑
それにしても人にあげるチョコで1万円分……。
さすがにそれはなかったなぁ。
お歳暮みたい、と思ったのは、私だけでしょうか。
🍫🍫🍫
ところでwakkaさん。
聞くも涙、語るも涙。
今日は最近発覚した、私のバレンタインデーの甘い思い出が散ってしまった話を聞いてください。
28年越しにわかった一方通行バレンタイン
私と夫は、ネットを通じて知り合いました。
今から28年前くらいのことです。
当時私は大学生で、彼は社会人。
鹿児島と大阪の遠距離恋愛でした。
1年間にわたる、電話とメールだけのやり取り。
スマホもなく、デジカメも高価で、かといってフィルムで撮った写真を送るのもなんだか変だし。お互い顔も知らない。でも毎日やり取りしている。
「これは恋愛と言えるのだろうか?」
正直、そう思ってヤキモキした時期もありましたけど。
そんなある日、突然の「今度そっちに遊びに行こうと思うんだけど」というメール。心臓がぴょこんと跳ね上がったことを覚えています。
1年間、ずっと大好きで
1年間、ずっとやり取りしていて
1年間、ずっとずっと会いたかった人
初めて会ったのは、真冬の雪がちらつく2月のある夜。
バレンタインデーが近かったので、一生懸命作ったチョコレートを手渡しました。
……なんてドラマチック!
って思うじゃないですか。
ずっと、私のなかで大切にしておきたい、忘れられない、甘い、甘ーい思い出だったんですよ。
なのに、先日それが見事に散ってしまったんです。
🍫🍫🍫
当時のことをふっと思い出して、夫に聞いてみました。
「あのときのチョコ、どう思った?」
尋ねた瞬間、彼の表情に浮かんだ明らかなハテナマークを見逃しませんでした。まさか。
そして返ってきた答えにびっくり。
直感は図星に変わったのです。
「……もらったっけ?」
ナンデスト???
🍫🍫🍫
ワタクシ、激おこぷんぷん丸です。
あのときの甘い思い出を返していただきたい。
わかっていますよ、わかっていますとも。
これまでだって、ドラマチックなことは何ひとつありませんでしたから。
1年間、顔を見ずともオンラインで関係を続けられたのは、鈍感だったからというのも心得ております。でもでも!
もうそんなものを期待するほうが間違っているとわかっていますから。
わかっていますけどね。
あー、聞かなきゃよかった!プンスカ!
完全に一方通行の甘い思い出でした。
ドラマのようなワンシーンは、すっかり完全に忘れられてており。
そもそも当時から盛り上がっていたのは、私だけだったのかもしれません。
ひとりでプンスカしている私に、何が怒らせてしまったのか、夫はまったく理解できない様子。
思い出なんてそんなものなのかもしれませんね、あーあ。
🍫🍫🍫
そんな今年のバレンタインデーは、夫からチョコレートをもらいました。
帰り道に駅の近くで買ったであろう、紙袋に入ったマーローの「製菓用の」チョコレート。もはやギフトですらありません。さすがマーローだけあって、めちゃんこ美味しいです。高価だったということだけはわかります。
いいんです。プレゼントをしたいという気持ちが大切ですから。彼にドラマチックやサプライズを期待してはいけないのです。毎日少しずつ美味しくいただいています。

🍫🍫🍫
もうすぐ春。
wakkaさんが書かれていた「黄色い花の季節」楽しみですね。
菜の花・レンギョウ・ミモザ・たんぽぽなどなど、どれも心が躍ります。
春といえば、お出かけが増える感じでしょうか。
近所の公園に、ちょっと美味しいお惣菜のお弁当を持ってピクニックするのが楽しい季節です。
そんなことを考えたら、ウキウキしてきました♡
今年はどこに行こうかしら。
オリンピックもいよいよ終盤ですね。
日本のメダルラッシュがすごいとか。
あんまり観ていませんが、家族が白熱しているので、なんとか話題についていっています。汗
三寒四温のこの季節。
春の足音を楽しみたいものです。
それではまた^^
金沢美和
こちらは「ライターwakka」さんと「読まれるnoteの案内人 | 金沢美和」による往復書簡です。
