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【北アルプス】槍ヶ岳〜笠ヶ岳|初めての北アルプスソロ1泊2日・西鎌尾根を歩く47km

2023年8月。
初めての 北アルプスソロ で、槍ヶ岳の頂に立ちました。

それまで自分の山行の中心は、
ほとんどが南アルプス。

主要なルートは一通り歩き、
この先はよりディープな世界に入っていく分岐点でした。

「違う景色も見てみたい」

そう思い、
北アルプスへ足を向けてみることにしました。

地図を広げると、
広大な稜線がいくつも伸びています。

その中で選んだのが

槍ヶ岳〜西鎌尾根〜双六小屋〜笠ヶ岳

という1泊2日のルート。

結果として、
北アルプスのスケールを強く感じる
忘れられない山行になりました。


山行概要

山名:槍ヶ岳、笠ヶ岳、抜戸岳、弓折岳
山域:北アルプス
日程:2023年8月12日〜13日(1泊2日)
天候:晴れ

コース
1日目
新穂高 → 槍平 → 飛騨乗越 → 槍ヶ岳 → 西鎌尾根 → 双六小屋(テント泊)
2日目
双六小屋 → 弓折岳 → 抜戸岳 → 笠ヶ岳 → 笠新道 → 新穂高

距離:47.3km
累積標高:約4,100m
行動時間:約21時間


コース全体図

北アルプスらしい
大きなスケールの縦走ルートです。


駐車場

今回は、鍋平高原駐車場に駐車しました。

主な新穂高周辺の駐車場は以下です。

  1. 深山登山者用駐車場(予約制)

  2. 市営新穂高第2駐車場

  3. 市営新穂高第3駐車場(無料)

  4. 鍋平高原駐車場(1日300円)

当日は第3駐車場が満車で、
鍋平高原へ移動しました。


双六小屋(テント泊)

今回の宿泊地は、双六小屋

テント泊料金:2000円

特定日は予約が必要です。

テント場は広く、
水場も豊富で快適でした。


鍋平高原からスタート

鍋平高原駐車場から歩き始めると
最初は 標高差150mの下り

登山なのにいきなり下山という
不思議なスタートになります。

しばらく歩くと

新穂高温泉の登山口へ。

行きは槍方向の右俣へ行き、帰りは笠方向の左俣から戻ってくる予定です

そこから
白出沢口まで 約6kmの林道歩きが続きます。

ふと見上げると
岩峰が空に突き刺さるように立っていました。

ジャンダルムです。

「北アルプスに来たんだな」

そんな実感が、
ここで初めて湧いてきました。


槍平小屋から本格的な登り

槍平小屋

ここから
槍ヶ岳への本格的な登りが始まります。

振り返ると

  • 焼岳

  • 乗鞍岳

大きな山が並びます。

急登が始まりゼーゼーしながらふと振り返るとカッコいい焼岳と大きな乗鞍で元気になりました

そして
明日登る予定の 笠ヶ岳 も見えてきました。

北アルプスの山は
どれも存在感があります。

そして、明日歩く予定の笠ヶ岳が登場!大きくて存在感あります

飛騨乗越に到着

急登を登り切ると飛騨乗越に到着。

ここに立った瞬間、
一気に視界が広がります。

振り返ると

  • 南アルプス

  • 富士山

遠くまで山並みが続いていました。

よ〜く眺めると大好きな南アルプスと富士山もバッチリ

憧れの槍ヶ岳

そして
ついに目の前に現れます。

槍ヶ岳。

岩の塔のようなその姿は
何度見ても特別です。

山頂へのルートは

3連続の梯子

地上にあったら
普通に立入禁止レベルの高さです。

周囲の人は
ひょいひょい登っていきますが

自分は

「大丈夫、大丈夫」

と独り言を言いながら登りました。

槍往復で1時間くらいかかったかな?山の日の昨日は槍ヶ岳山荘前まで行列だったんだって

そして

槍ヶ岳山頂。

ここまで来られたことが
ただ嬉しかったです。

裏銀座いいなと眺めながらポーズ

西鎌尾根の稜線歩き

槍ヶ岳からは
西鎌尾根へ。

この尾根は
とても気持ちのいい稜線でした。

振り返ると
槍ヶ岳がずっと見えています。

ただ最後に待っていたのが

樅沢岳の登り返し

長い一日の終盤で
これが一番きつかったかもしれません。

西鎌尾根に入り一気に下る!振り返って槍が存在感あります

双六小屋でテント泊

双六小屋に到着したのは
まだ13時頃。

カレーを食べて
テントを張りました。

双六岳を眺めながら
のんびり過ごす午後。

北アルプスのテント泊は
やはり特別な時間です。

樅沢岳(モミサワダケ)への登り返して双六小屋が見えた!いい場所だな

2日目 笠ヶ岳へ

朝3時に出発。

山小屋の灯りが
山の斜面に点々と動いていました。

南アルプスでは
日中でも誰にも会わないことがあります。

でもここでは
多くの登山者が歩いています。

不思議な安心感がありました。

張り切って早く出発しすぎた(笑)真っ暗な時間に通過するのは勿体ない気がして、西鎌と槍が目の前のここで30分くらい明るくなるのを待ちました!やっとシルエットが写真に写る時間、いいね

ライチョウとの出会い

歩いていると

「クックックッ」

という声。

ライチョウです。

登山道を横切る姿が
とても可愛かったです。

ライチョウ

笠ヶ岳は最高の展望台

稜線を進むと
大きな山が近づいてきます。

笠ヶ岳。

山頂からは

  • 槍ヶ岳

  • 穂高連峰

  • 焼岳

  • 乗鞍岳

  • 御嶽山

北アルプスの山々が
ぐるりと見渡せました。

歩いてきた西鎌尾根も
はっきり見えます。

「ここを歩いてきたんだな」

そんな時間が
とても贅沢でした。

歩いて来た稜線が左へ曲がり、その後に双六小屋のあった場所で右へ槍まで西鎌尾根が続く!歩いた場所を眺める最高の時間です

下山は笠新道

下山は 笠新道、短い距離で
一気に標高を下げる急な道です。

上部はザレ
下部は岩の段差。

なかなか大変な下りでした。

林道に出ると
やっと山行の終わりを感じます。

そして

最後に待っているのが
鍋平高原までの登り返し。

これが意外ときつかったです。

笠新道は噂通りで歩きにくい大変なコースでした

あとがき

北アルプスでは

夏の雲と
秋の雲が同時に流れていました。

朝の風には
もう秋の気配。

南アルプスとはまた違う
大きなスケールの山でした。

天気にも恵まれ
エスケープすることもなく

最高の2日間。

北アルプスの魅力を
強く感じた山行でした。


もしよければ
フォローしていただけると嬉しいです。

静岡の山を中心に、
これからも稜線を歩き続けます。

槍ヶ岳の前で記念写真

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▶ 残雪期 槍ヶ岳テント泊

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