【八ヶ岳】赤岳・横岳・硫黄岳周回|23.8km・夏山前に歩きたい定番縦走
静かな稜線を歩く時間が好きです。
梅雨の晴れ間は、なかなか貴重です。
予定していた山域は天気が今ひとつ。
予報を見直すと、午前中なら八ヶ岳が歩けそうでした。
夏山シーズンを前に、高山の空気を感じたくて、美濃戸口から赤岳・横岳・硫黄岳をつなぐ定番周回コースを歩いてきました。
この日は眺望だけでなく、高山植物も最盛期。
歩きながら何度も足を止めたくなる一日でした。
はじめに
八ヶ岳は、岩稜歩き、高山植物、雄大な展望を一度に楽しめる人気の山域です。
今回歩いたのは、美濃戸口から南沢を登り、赤岳・横岳・硫黄岳を縦走して北沢へ下る周回コース。
夏山シーズン前の足慣らしとして選びましたが、想像以上に花が豊富で、この時期ならではの八ヶ岳を満喫できました。
なお、この日に出会った高山植物は別記事で写真付きにまとめています。花が目的の方は、あわせてご覧ください。
この記事では、
コース状況
危険箇所
駐車場情報
実際に歩いて感じたこと
を実体験をもとに紹介します。
赤岳・横岳・硫黄岳とは
八ヶ岳最高峰の赤岳(2,899m)は、日本百名山にも選ばれている人気の山です。
赤岳から横岳、硫黄岳へ続く主稜線は、岩場・鎖場・梯子が連続する変化に富んだコースとして知られています。
一方で、この時期は高山植物の宝庫でもあります。
ミヤマキンバイ、ハクサンイチゲ、イワウメ、ツガザクラ、チョウノスケソウ、コマクサなど、多くの花が稜線を彩ります。
森林帯から森林限界へ。
そして岩稜帯へ。
景色が次々と変わるため、何度歩いても飽きることのない山域です。
山行概要
山名:赤岳・横岳・硫黄岳
山域:八ヶ岳
日付:2026年7月4日
天候:晴れ時々雲
コース:
美濃戸口→南沢→行者小屋→赤岳→横岳→硫黄岳→赤岳鉱泉→北沢→美濃戸口
行動データ
距離:23.8km
累積標高:1,921m
行動時間:8時間53分
体力度:★★★★★
標準CT:13時間13分
CT比:約67%
おすすめ度:★★★★★
こんな人におすすめ
・夏山前に標高3,000m近い稜線を歩いておきたい人
・岩場歩きの経験を積みたい人
・高山植物を楽しみたい人
コース全体図

美濃戸口から赤岳へ登り、横岳・硫黄岳を縦走して北沢へ戻る定番周回コースです。
この山を選んだ理由
週末は予定していた山域の予報があまり良くありませんでした。
予報を見比べると、午前中なら八ヶ岳が比較的安定しそう。
そこで、夏山シーズン前の足慣らしも兼ねて、この周回コースを歩くことにしました。
実はこのルートは初めて。
歩き慣れた山域でも、少しルートが変わるだけで新鮮な気持ちになります。
コースの様子と感想
美濃戸口〜行者小屋
美濃戸口から林道を歩き、美濃戸へ。
今回は南沢から登ります。
沢沿いの登山道は歩きやすく、高山植物も少しずつ増えてきます。
ミツバオウレンやイワカガミが見頃でした。

行者小屋〜赤岳
行者小屋からは文三郎尾根へ。
いわゆる「マムート階段」の急登が続きます。
森林限界を越えると、一気に視界が開けました。
雲海の向こうには南アルプス、中央アルプス、そして富士山。
この景色を見るために登ってきたのだと感じます。

赤岳〜横岳〜硫黄岳
赤岳山頂では360度の大展望。
その先は岩場、鎖場、梯子が続く八ヶ岳らしい縦走路です。
慎重に歩きながらも、次々と現れる高山植物につい足が止まります。
印象的だった花は、
ミヤマキンバイ
ハクサンイチゲ
チョウノスケソウ
ミヤマダイコンソウ
ミヤマオダマキ
ハクサンチドリ
ウルップソウ
コマクサ
花好きの方には特におすすめしたい季節です。
▶ この日に出会った高山植物は、写真付きでこちらにまとめました。
『八ヶ岳で出会った初夏の高山植物図鑑|赤岳・横岳・硫黄岳で見られた花たち』
硫黄岳〜赤岳鉱泉〜美濃戸口
硫黄岳から赤岩ノ頭を経由して北沢へ。
赤岳鉱泉では楽しみにしていたおやつ休憩。
振り返ると、歩いてきた赤岳から横岳までの稜線が一望できました。
最後まで景色を楽しみながら、美濃戸口へ戻りました。

コース状況・注意点
美濃戸口〜美濃戸は林道歩き
南沢・北沢とも整備された歩きやすい登山道
文三郎尾根は急登
赤岳〜横岳は鎖・梯子・岩場が連続
横岳周辺は細いトラバースあり
硫黄岳は風を受けやすいため風速予報を確認
ヘルメット推奨
八ヶ岳山荘駐車場
約120台
1日1,000円
下山後に支払い
トイレあり
コース状況まとめ

※2026年7月時点
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振り返り
天気予報を見ながら山を選ぶことは多いですが、この日はその判断がうまくはまりました。
高山植物はちょうど見頃を迎え、稜線では富士山や南・中央・北アルプスまで見渡せる展望にも恵まれました。
夏山本番の前に、岩場の感覚や標高の空気を思い出すこともできました。
予定通りに歩けたことももちろん嬉しいですが、それ以上に「また夏が始まる」と感じられた一日でした。
今年も一歩ずつ、安全に稜線をつないでいきたいと思います。
おわりに
静岡の山を中心に、
毎週末、稜線を歩いています。
派手な山よりも、
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