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「大学合格 ≠ 自分を見つけること」受験教育の“おかげ”で迷子になった若者たちへ

今日、大学入試に合格して専門学校に入ったばかりの学生から、
「勉強を続けたくない、日本に行きたい」という手紙が届きました。

教師としてその言葉を聞いて、胸が痛くなりました。
なぜ、そうなってしまったのでしょうか。
その大きな原因の一つは、
多分、中国の受験教育を受けた“おかげ”で……
――と、私は思います。

学生たちは試験に勝つために、すべての時間を勉強に費やしてきました。
その勉強の内容は、合格のためだけのものです。
その結果、点数は確かに取れましたが、
人としての成長はほとんどありませんでした。

そして、勉強すればするほど、
自分が何をしたいのか、ますます分からなくなっていったのです。

では、どうすればいいのでしょうか。
勉強する環境を変えることは、一つの有効な方法かもしれません。
しかし、本当に大切なのは、
どの大学に入るかではなく、「考え方を変えること」です。

勉強の目的は、大学に合格することではありません。
自分を見つけることです。
その考えを中心に据えることが、
考え方を変える第一歩になるのです。

もちろん時間はかかります。
焦らず、少しずつ進めばいいのです。

留学を考えるとき、多くの学生は留学エージェントを利用します。
エージェントとは、留学サービスを提供することで利益を得る存在です。
つまり、彼らにとっては学生一人ひとりが「顧客」なのです。

だから、日本語の勉強や進学、さまざまなサービスを勧めてくるでしょう。
それらをすべて受け入れてしまうと、
多額のお金がかかるだけでなく、
自分を見つけるチャンスを失う可能性もあります。

私の提案は、まず「日本語の勉強」だけに集中することです。
日本語が上手になれば、
ほかの問題はきっと自分の力で解決策を見つけられるようになります。

大学に進学するかどうか、どの学校を選ぶかも、
すべて自分で決めることができます。
それこそが、いちばん大切なことではないでしょうか。

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