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【#RealVoice2025】「再起を誓う。」2年・林奏太朗

今回のブログを担当します。2年の林奏太朗です。
最後まで読めば、きっと何か感じてもらえると思います。



2025年、ア式蹴球部にとっては確かにいいシーズンで終えた。でも、その景色をピッチの中から見ることができた瞬間は、私には1度もなかった。
悔しくて、情けなくて。そんなネガティブな言葉ばかりが当てはまる1年だった。
けれど、その苦しいシーズンの裏側には、これまでの自分では気づけなかった価値観や、新しい瞬間、そして多くの出会いがあった。
サッカーはできなかったけれど、人としては間違いなく成長できた1年だった。


大学1年の後期、左足首の捻挫で離脱し、そのまま復帰することなく2024年シーズンを終えた。
情けない。
そして迎えた大学2年のシーズン。
去年の屈辱を晴らそうと覚悟を決めて挑んだDENSOカップで、今度は膝を痛めた。
きっと一時的な痛みだろう
そう思って無理してプレーを続けたが、試合翌日には歩くことすら辛い状態になっていた。
ア式の活動に戻り、病院でMRIとCTを撮った。
結果は、半月板も前十字も、その他の部位もきれい。
何も映らない。異常なし。
いやいや、嘘だろ。
この激痛で何も映らないなんて、機械が壊れてるんじゃないかと正直思った。
そう感じてしまうほどの痛さだった。
リーグ開幕には間に合わず、気づけば7月。
注射を含め、できることは全部試したが、状態は一向に良くならなかった。
そして、最後の手段として手術を選んだ。復帰は長引くとわかっていたけれど、これからのサッカー人生を考えれば、その決断しかなかった。


そんな苦悩の中、先輩、同期、後輩がピッチで結果を残していく姿を見て、焦りが止まらなかった。
悔しくて、たまらなかった。
練習や試合を横で見ながら、“もし自分が今、あの場にいたらどうプレーしただろう”“何ができただろう”と、毎日のように自分に問い続けていた。
プレーができない分、思考だけは鈍らないように踏ん張っていた。
それでも右膝は思うように動かず、スクワットすらできない。日常生活のたびに支障が出て、そのたびにメンタルが削られていった。
そんな中、玉井さん(玉井智久コーチ)をはじめ、大人の方々が何度もご飯に誘ってくださった。
励ましの言葉をたくさんもらい、その言葉の奥には期待が込められていることも感じた。
その期待を裏切りたくない。そう強く思うようになった。
両親や同期、先輩、後輩も、当たり前のように声をかけ続けてくれた。励ましの言葉も、モチベーションを上げてくれる言葉も、何度ももらった。
私は、本当に恵まれている。


改めて、この素晴らしい環境に身を置けていることがどれだけ幸せかを痛感した。
ア式に来てよかった。心の底からそう思う。
みんな、本当にありがとう。



とあるサッカー選手の大学時代のブログから、心に残った言葉を引用させてもらう。


「言動、行動、立ち振る舞い、考え方。
その一つひとつが、その人の人格をつくる。
どんなにサッカーが上手くても、どれだけ能力があっても、どれほど素晴らしい経歴があっても、
明治ではそんなことは関係ない。
そこを追求できない選手、理解できない選手、自分に目を向けられない選手は、この部には必要ない。」



これは、どの大学にも当てはまると思う。
そして今のア式蹴球部にも、多くの人に響く言葉だと感じたから載せさせてもらった。
もちろん、私自身にも深く刺さった。
私は一流の言動、行動、立ち振る舞い、考え方ができているのか?
そう問われれば、正直まだ一流には程遠い。
でも、今からでも間に合う。
技術や経験だけじゃなく、そういった細かな部分からチームはつくられていく。
今年の4年生の姿を見て、強くそう思わされた。
だからこそ、あの4年生の力が最後に1部の舞台を掴み取らせてくれたのだと思う。


これまで以上に危機感を持たなければならない。
怪我をしていようが、どんな状況であろうが、リーダーになるのに条件なんてない。
誰がチームを引っ張ってもいい。
むしろ、“高め合わない人間が浮いてしまう”くらいの集団にならないと、本当に強くはなれないと、これまでのサッカー人生で痛感してきた。
この1年、周りに遅れを取ったのは事実だ。けれど、それ以上に得たものが大きすぎる。だからこそ、この1年を絶対に無駄にはしない。
来年、強い早稲田と言われるチームの中心になれる存在になる。


まずは1部リーグ優勝。
そして、その先の全国優勝を必ず掴みにいく。




次回のブログは、少しの間、怪我人として一緒に切磋琢磨した仲間、岡村珀(早稲田大学本庄高等学院)が担当します。
1年間怪我に苦しみながらも、インディペンデンスリーグでは試合に出る度に存在感増し増しのプレーを何度も見せてくれました。
ピッチ内外でオンオフの差があまり感じない彼ですが、その裏でどんな思いを抱えてこの1年間を過ごしていたのか。きっと胸に響くものがあるはずです。ぜひお楽しみに。


◇林奏太朗(はやしそうたろう)◇
学年:2年
学部:スポーツ科学部
前所属チーム:サガン鳥栖 U-18


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