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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
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2000年前後のPCアダルトゲーム(泣きゲー)の思い出を少々



第0章 はじめに

毎回、言い訳じみたことを述べて心苦しいのですが、一応……。

当記事では過去のゲーム作品について色々語っておりますが、基本的には筆者の当時の記憶をベースとして記述しています。

ネットですぐに調べられる程度の内容は確認しますが、内容の正確性についてはあまり重視したものではないことを、あらかじめご了承のうえお読みください。



第1章 『ToHeart』(元祖はPCエロゲー)は今では学園恋愛アドベンチャー

先日の6月26日、往年のPCゲーム『ToHeart』(後にPCコンシューマー版からPS/PS2/PSPへ展開)の最新リメイク版が発売されました。(PC版/Switch版)

(関連ニュース記事)

『「ToHeart」Switch/PC版、本日発売! アニメのBlu-rayを同梱したプレミアムエディションも』(2025/06/26ニュース記事)

この『ToHeart』をはじめ、リメイク作品に関する思い出話的な記事を、先日書きました。

(関連過去記事)

『人生、下振れ引くか、上振れ引くか……リメイクのお話とか(秒速5センチメートル/ToHeart/ガンダム/他)』

自分で上記のような記事を書いたためか、Googleさんのトップ画面にも関連記事が表示されるようになり(フィルターバブル/エコーチェンバー化が怖い)、筆者も何気なく、各ニュースサイトにおいてどんな扱われ方をされているか見てみました。

筆者の記事でも書いた通り、元々『ToHeart』は、「Leaf」ブランドから「リーフビジュアルノベルシリーズ第3弾」として1997年に発売されたアダルトゲーム(18禁ゲーム)でした。(タイトルも『ToHeart』ではなく『To Heart』※Toの後ろが1文字分空く)

しかし、これも時代なんでしょうか。
元祖作が「1997年PCゲーム」だと一言だけ触れた記事もありましたが、それがアダルトゲームだったという事実はどこにも記載がありません。中には「1999年のPCゲーム」という形で、コンシューマー版が発祥という書き方をしているところもありました。

今回のリメイクの内容的には、確かにコンシューマー版からの流れのリメイクだと言えるので、それでも間違いではありません。

それでも……。
当ゲームを「創作作品」だと考えるなら、発端はやはり1997年のPCゲーム(18禁)だと言いたいんですよね。

一言にアダルトゲームと言っても、現在でもR-18創作作品(漫画、小説等)には様々な方向性やジャンルがあるように、当時も色々でしたが。

特にヒットした上記の『To Heart』などは、現代のR-18作品の過激さを考えると、本当にソレ系の止め絵が数枚あるだけの、たいへん大人しい内容で、少なくとも筆者はエロさを求めてこういうゲームを買ってはいませんでした。

これは、当記事で後述する他作品にも共通するのですが、当時のユーザーは「エロゲーだからこそ深い表現が可能となっている感動的なストーリー」を求めていた気がします。

筆者の持論に近いのですが……。
18禁作品は、一般作品よりも「こういう表現はダメ」だというラインの幅が広いです。
そのため、時としてそれが、深い表現をも可能にする場合がある……とも言えるのだと思います。(無論、ただただエロい方向性にだけ振ったような作品も多数あるのも事実ですが)



第2章 まさか名作『AIR』も元はPCエロゲーだと知らない人もいるのかな?

前述の『ToHeart』も広い意味では含まれますが、ちょうど2000年前後という時代は、PCアダルトゲーム業界に「泣きゲー」が流行しました。

後に京都アニメーション制作で、2000年代を代表する深夜アニメの大ヒット作となる、恋愛ファンタジー作品『AIR』も、元々は「Key」ブランドから2000年に発売されたアダルト(18禁)アドベンチャー形式ノベルゲームでした。

筆者は知らなかったのですが、『AIR』もSteam版で復刻していたみたいですね。(もちろん、コンシューマー版の方)

(関連ニュース記事)

『『AIR』Steam版が2025年3月5日に発売決定。“泣きゲー”の傑作と称される『CLANNAD』『ヘブバン』麻枝准の代表作のひとつ』(2025/02/14ニュース記事)

この作品など、元祖作自体、エロ要素はほんのひとつまみ程度しかなく、これをエロ目的で入手した人がいたとすれば、むしろ評価は下がった可能性まであります。

当時のヒットしたノベル系ゲームに共通している事としては、感動的なシナリオに加えて、ユーザーがプレイしている時間中、ずっと流れているBGMや、オープニング、エンディングテーマソング等の音楽が、きわめて質が高かったという点が挙げられます。

この『AIR』の音楽(作曲:折戸伸治)は特に評価が高く、「夏影 -summer lights-」に代表されるループ系BGMは、今でも名曲だと言う人は多く、毎年夏が来るたびに「また夏影の季節がやってきた」という感慨を持たれる方もいることでしょう。

Liaさんが唄う主題歌である『鳥の詩』は、ニコニコ動画文化圏においては「国歌」扱いされるほどで、筆者としても「国歌」という言い方の是非はともかく、聴いたことがない方には一度は聴いてみてほしい名曲と言えます。



第3章 2000年代アニメと言えば『おねがい☆ティーチャー』も外せない

前項『AIR』の音楽の作曲家、折戸伸治さんつながり、という訳でもありませんが。

ゲーム発祥ではなく、純粋なTVアニメ作品も少しだけ……。

2000年代のラブコメアニメで大ヒットした作品としては、この『おねがい☆ティーチャー』(通称『おねてぃ』)も外せません。

訳アリ主人公が男子高校生で、その恋愛の相手がこれも訳アリの女性教師。

男子高校生と女性教師とのラブコメですよ!
年下男性と年上女性のカップルですよ!

あいにくと、2000年代は筆者が最もオタク界隈から距離を取っていた時期だったので、業界の事は本当に何もわからないのですが、それでも後からDVD一式をそろえるくらいには好きだった作品です。

主題歌『Shooting Star』(作詞・歌 KOTOKO / 作曲 折戸伸治)も名曲でした。

(関連ニュース記事)

『おねがい☆ティーチャー(おねてぃ)|アニメ声優・キャラクター・登場人物・動画配信情報・2002冬アニメ最新情報一覧』




第4章 『加奈~いもうと~』なんかは現代では生まれないんだろうな


2000年前後に流行したPCアダルトゲームの『泣きゲー』に話を戻しますと。

(※以下の文章には、同作の #ネタバレ を含みます。また、当記事投稿時点においては、下記文章には重大な筆者の事実誤認が含まれておりました。
ご指摘いただいた方に御礼すると同時に、大変ご不快な思いをさせてしまいましたことをお詫び申し上げます)



D.O.(ディーオー)」ブランドから1999年に発売された『加奈 〜いもうと〜』も触れない訳にはいきません。

これも、第1章、第2章で述べた『ToHeart』『AIR』同様に、後にコンシューマー版へのリメイクが作成されています。

(関連ニュース記事)

『涙腺がぶっ壊れること間違いなし。PSPに甦る“泣きゲー”の金字塔「加奈~いもうと~」,サイバーフロントより10月7日発売』(2010/07/08ニュース記事)

タイトルでも一部ネタバレしているのですが、これは「妹モノ」であり、しかも、こうした18禁作品でよくある「義妹」設定ではない、ガチな方(※注1)です。

(※2025/06/28追記その1)ここから
1999年時点においては「ソフ倫」規制もあり、実妹を対象としたアダルトゲームは各社で製作はされておらず、当作品もその流れにあり、実妹ではない(つまり義妹)という設定だったようです。(※注2)
(※2025/06/28追記その1)ここまで

近親モノにもなるので、おそらく今の時代なら作れない内容かもしれません。(※注3)

「近親モノ」かつ「病気モノ」という、センシティブな部分に思いっきり踏み込んだ作品なのですが、だからこそ、刺さる人には刺さりまくる作品となっており、現在では元祖作(キャラクター等のゲーム画面の原画が米倉けんごさんのもの)をプレイできる環境が遺されていないのが残念です。

(※2025/06/28追記その2)ここから
コメントにてご教示いただきましたが、元祖作はFANZA、DLsiteにて入手可能との情報をいただきました。情報提供いただき、ありがとうございます。
(※2025/06/28追記その2)ここまで

これも『ToHeart』『AIR』同様、この時代の「泣きゲー」は、BGM等の音楽が素晴らしいのですが。

特にオープニングテーマソング「白い季節」、挿入歌「Believe~つぶらな瞳~」、エンディングテーマソング「あなたへ」の3曲。

クレジット表記では全曲、KANAという人物が唄っている事になっています。

プロの歌手然とした上手さは、必ずしも感じられない(だからといって決して下手ではない)ものの、その歌唱に込められた「情感」が、あまりにもヒロインである加奈の心情に重なって聴こえてしまい……。

ファンによっては、他のどのゲームの歌よりも感動すると言われるほどの泣ける歌として、語り継がれている名曲になっています。



第5章 おわりに

誰得にもならないような、2000年前後の「泣きゲー」流行当時の思い出を中心に、つらつらと書いてみました。

このような記事に需要があるのか、わからないまま書いておりますが、誰かの心に届くなら嬉しい限りです。


第6章 脚注

(※注1)
この部分に、重大な事実誤認がありました。
誠に申し訳なく存じます。
当初は明らかなネタバレをしないつもりでしたが、結果的にネタバレになっております。重ねてお詫び申し上げます。
下記の(※注2)もご参照ください。

(※注2)
筆者は(記憶ではおそらく2000年頃に)18禁版の通常パッケージをPCでプレイしています。その当時の感想等の記録がないので、それをここに書けなく、当時どのような認識でいたかも不確かですが……。
当記事を書いた今日時点はもちろん、長年、この作品を思い起こす際には、筆者の頭の中では完全に義妹モノではないという認識になっておりました。(言い訳にもならないとは思っております)
このようなネット空間に記事を公開するうえで、重大な事実誤認をした内容を書いてしまったこと。猛省している次第です。
今後は、ただ記憶だけに頼る記事を書かないようにするか、重要な点は調査の上で記述したいと思います。
ご指摘いただいた方におかれては、ご教示への感謝をしますとともに、不快な思いをさせてしまい誠に申し訳ございませんでした。
また、いまこの記事をお読みいただいている読者におかれましても、該当部分がとても読みにくい状況になっており、たいへん失礼しております。

(※注3)
ソフ倫規制に関し、近親モノへの扱いについては、2025年現在では、また違う解釈がされているとの情報もあります。あまり書くとまた粗が出てしまいそうですので、この場ではここまでとさせてください。



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