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【コーポレートITエンジニアのしごと】ゼロトラストセキュリティが加速させる、ウェルスナビの成長

こんにちは。ウェルスナビ採用note編集部です。

現在募集中の求人の業務内容や魅力に迫っていく「ウェルスナビのしごと」。今回フォーカスを当てるのは「コーポレートITエンジニア」のしごとです。

高い安全性を確保するためのゼロトラストセキュリティの考え方を軸に、従業員が働く環境をITとセキュリティ面で支えているのが、CIT・コーポレートセキュリティチームです。単一の業務や機能だけに特化するのではなく、端末・備品の手配、アカウントの管理、入退室権限の管理、社内LANの運用など、従業員の働く環境をIT面で整備しつつ、それらの連携や関連性を幅広く理解する姿勢を大切にしながら、セキュリティリスクの低減を図る役割があります。本チームでしか味わえない面白さややりがいについて、CIT・コーポレートセキュリティチームの村田深田大久保の3名に話を聞きました。

※本情報は2025年7月時点の情報となります。内容は変更となっている可能性がありますので、ご了承ください

◆村田 / Murata (画像左) ディレクター 2022年9月入社
前職では大手人材会社にて、情報システム、情報セキュリティ、ITガバナンス・マネジメント、予算管理など幅広い分野で活躍。ウェルスナビ入社後は、ディレクターとしてCIT・コーポレートセキュリティチームのマネジメントを担当。中期的なチームビジョンとして「業務環境における運用業務の効率と品質の向上、ならびにセキュリティの高度化を追求し、会社規模が1000人超の規模になっても期待される業務環境の提供を実現している」を掲げている。
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◆深田 / Fukada (画像中央) アソシエイトエキスパート 2018年11月入社
新卒時に情報セキュリティ製品の提案・構築・運用を担当。その後、テレビ局全体の情シス業務を経験。ウェルスナビ入社後は、オフィス移転やゼロトラストセキュリティプロジェクトといった情シス領域において会社の課題となるような難易度の高い課題を担当し、組織の業務効率化・セキュリティ強化を牽引している。
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◆大久保 / Okubo (画像右) メンバー 2022年3月入社
人材業界大手で、ゼットスケーラーやクラウドストライクなどのクラウドセキュリティ技術を習得。それらスキルや「1人情シス」として多岐にわたる業務の経験を活かし、現在はウェルスナビのIT環境の改善および最適化に取り組んでいる。

ー まずは、実務を担当されているお二人にお聞きします。現在取り組んでいる業務について教えていただけますか?

大久保さん

大久保:
業務の幅がとても広いです。私の現在の業務としては、Googleワークスペースを中心に、端末管理ツール(JamfやIntune など)やエンドポイントのセキュリティ保護を担うEDR製品の運用管理を行う他、SaaS利用時のアクセス方法や認証方式の改善も進めています。特に取り扱う情報資産の種類に応じたアクセス方法や認証方式を定義する前に利用を開始していたSaaSの中には、セキュリティレベルの低い方法や方式を使っているものもあり、それらの是正対応を行っています。

CIT・コーポレートセキュリティチームの業務環境

深田:
ウェルスナビでは一定以上のグレードになるとマネジメント職とプロフェッショナル職に分かれるのですが、私はプロフェッショナル職であるアソシエイトエキスパートとして、情シス領域の中でも特に難度が高い課題に日々向き合っています。弊社ではゼロトラストセキュリティを構築していますが、例えば、グループウェアとしてGoogleとMicrosoftの両方を採用していることで、一部の機能が重複するなど運用面・コスト面で効率化の余地がありました。今年度はその環境見直しに取り組んでいます。

また、昨年はオフィス移転に伴うIT環境の構築も担当しました。他にも、CIT・コーポレートセキュリティチーム(以下CIT)の技術力向上を目的として、ハッカソンや社内のLTセッション、開発組織のそれぞれのチームが日々どのような課題に向き合い、取り組んでいるのか相互に理解することを目的とした社内イベント「Win Session」などで、学びや発信の機会を積極的に増やしています。

CITチームのハッカソンの様子

ー ウェルスナビのCITの業務にはどんな特徴がありますか?

村田:
ゼロトラストセキュリティの考えを重視しながら業務を進めている点です。2021年にERM(統合型リスク管理)活動を行い、セキュリティリスクを網羅的に把握しました。その結果、従来の『オフィス内は安全・オフィス外は危険』といった境界型防御の方法では、情報資産を十分に守れない可能性が明らかになったんです。

そこで注目したのがゼロトラストセキュリティです。このコンセプトでは『オフィス内でも外でもリスクは同じ』という視点で対策を講じる点が特徴です。到達には壁も多いですが、社内・社外という境界が曖昧になっていく時代に合わせ段階的にリスク対策を進めるという方法を採っています。私自身もこの環境でゼロトラストセキュリティについて深い経験を積めるという点に魅力を感じ、ウェルスナビに入社しました。

大久保:
ウェルスナビの事業の性質上、非常に厳密なセキュリティ管理が求められる環境にあります。社内で使用するツールの数は日々増加していますが、CITとしては安全性を担保しつつ統制を緩めることは許されません。こうした環境で業務に取り組むことは、CITとして大きく鍛えられる機会でもあります。技術的な深さだけでなく、組織全体のセキュリティと利便性のバランスをどう設計するか、常に思考をめぐらせながら挑戦できる環境です。

また、大きな特徴としてオンプレミス環境を持たず、全てクラウドベースで運用している点があります。オフィスやデータセンターにサーバ機器を設置することなく、リモートで対応可能な環境を構築できています。CITでは、このクラウド環境を最大限に活かし、セキュリティの妥協をすることなく、利便性を重視した設計と実行が可能です。加えて、一般的な大手企業に比べると、過剰なレビューや手続きに時間を取られることなく、効率的に業務を進められる点も大きな利点です。

深田:
社員との距離の近さが挙げられます。大規模な組織では、IT部門のやり取りが形式的な対応に終始することも多いですが、ウェルスナビでは社員とのコミュニケーションがフラットです。感謝の言葉をその場でいただけたり、フィードバックを活用した迅速な対応ができたりする点が魅力です。

また、先ほどから挙げているように業務範囲が広い点も特徴的で、クラウドサービスの管理やアカウント管理などを一部のユニットに限定せず、全メンバーが協力して対応しています。明確な役割分担を設けるのではなく、その場の状況に応じて効率的に業務を進めることができる柔軟性の高い体制になっています。私はスピード感がある環境や自分で決定・推進できる仕事を望んでいたため、ウェルスナビへの入社を決めました。

ー チーム内で明確な役割を区切らないことには、どのような考えがあるのでしょうか。

村田:
これはゼロトラストセキュリティの考え方を基本にしており、単一の業務や機能だけに特化するのではなく、それらの連携や関連性を幅広く理解する姿勢を大切にしています。1つの分野に閉じず、複数の領域を横断的に経験したメンバーは、クラウドやセキュリティ・運用企画のすべてで成果を上げられる柔軟な人材に成長し、より高いスキル価値を持つ人材になっていけます。

もちろん、組織の段階に合わせ、今後ソリューションごとに業務を区切る可能性も視野に入れていますが、現在のところは役割を限定せず、全体を把握する力を養ってほしいと考えています。

ー 印象的なプロジェクトについてお聞かせください。

深田さん

深田:
2019年に経験した、一つ前のオフィスへの移転作業です。入社してからわずか半年という状況で、ほとんど何も分からない状態のまま、この移転を担当することになりました。さらに難しいことに、前回の移転に関する情報が十分に残されていない中での作業だったため、とにかく移転に必要な要件を整理し、それをステークホルダーに相談し結論を出すという点に注力しました。前述の通り移転に関する情報が十分に残されていない状況だったため、証券会社として、業務としてどういった点が必須なのかを洗い出し、それにどういった答えを出せれば良いかに心血を注いでいました。

また、移転当日からスムーズに業務を開始できるよう、細心の注意を払いました。一部のチームでは専用アプリや特別な端末を使用しており、こうした業務では移転初日に混乱が生じる可能性があります。最悪のケースでは、新オフィスで業務が遂行できず、旧オフィスに戻らざるを得ない場合も考えられます。そのような事態を防ぐため、新オフィスでの動作確認を事前に各チームと協力して行い、社員の業務が滞りなく開始できる環境を整えるとともに、心理的な安心感を提供するよう努めました。

この経験は、いまの五反田オフィスへ移転した際にも役立ちました。前回の移転時に導入した製品・サービスの要件や構成、設定値などのドキュメントは全て残しており、経験している自分がいるため移転の流れも理解していました。そのため会社規模は当時に比べかなり大きくなったものの、とてもスムーズに移転ができたと実感しています。また前回の移転時のIT領域はほぼ一人でやり切りましたが、今回はチームで取り組めたため、プロジェクト管理としての経験も積めたことも良い経験になりました。

▼参考:テックブログ

大久保:
印象的だったのは、Akamai EAAからNetskope Private Access(NPA)へのリモートアクセスツールのリプレイスです。ゼロトラストの思想に基づいたアクセス制御の実現を目指すもので、ログインのスムーズさやセキュリティの強化、さらにはライセンス費用の削減といった複数の目的を持った、重要なプロジェクトでした。

プロジェクト開始当時は、Netskope Private Accessに関する社内外のナレッジが非常に乏しく、公式ドキュメントもほとんどが英語。構築やポリシー設計に不安を抱えながらのスタートでした。そこでまずは、公式資料や海外フォーラムなどを調べ、PoC(概念実証)を通じてユースケースごとの設定や挙動を確認していきました。

並行して、社内関連チームと密に連携を取りながら、段階的にユーザーを切り替えることで業務への影響を最小限に抑える工夫も行いました。また、SlackでNPA用のチャンネルの開設、ワークフローを作成し問い合わせ対応の効率化も図りました。

その結果、全社のリモートアクセス環境をトラブルなくスムーズかつセキュアに移行することができました。ログインの安定性と速度が向上したことで、社員からは「つながりやすくなった」「ストレスが減った」といった声も多く寄せられました。さらに、旧製品と比較して年間数百万円単位のライセンス費用削減にもつながり、業務改善とコスト削減の両面で大きな成果を出すことができました。

ー チームメンバーをどのような視点で評価していますか?

村田さん

村田:
“Will、Can、Must” の視点を軸にしています。このフレームワークを基にそれぞれのメンバーが興味を持っていること、自身の得意分野、そして現在必要とされている業務のバランスを重視しながら、キャリアの実現や成長につながるような目標やタスクを設定していきます。

目標設定の際は “SMART” フレームワークを活用し、具体的で現実的な目標を描けるよう工夫し、特に一歩先を目指すような少しストレッチした目標を設定したり、現在のスキルを深掘りできるようなアサインメントを意図的に行っています。

もちろん、プロジェクトのフェーズによってはMustばかりで、とにかくやるしかないというケースもありますが、今のウェルスナビでは比較的良いバランスでアプローチできていると思います。中には数値化しにくい目標もありますが、“3か月後・半年後にどういう状態に持っていくべきか”、その達成すべき状態をできる限り具体的に表すことで、果たすべき役割を共有しています。

ー CITの今後の展望についてお聞かせください。

村田:
会社の成長とともにCITの業務領域も拡大していくと予想しており、中期的なチームビジョンとして【業務環境における運用業務の効率と品質の向上、ならびにセキュリティの高度化を追求し、会社規模が1000人超の規模になっても期待される業務環境の提供を実現している】を掲げています。

現在の課題として、増え続ける運用業務への対応があります。そのために、例えば運用業務を外部委託することでこの割合を減らし、より上流工程の施策設計・実施側に社員のリソースをシフトしていくことが目指す方向性だと考えています。先日発表されたデジタルバンクプロジェクトの動向によって、更なる業務拡大の可能性もあるため、今後も変化に適応できる柔軟な組織づくりを目指していきます。

▼ 参考
MUFGリテール戦略の進捗と今後の方向性について

ー ウェルスナビのCITに向いているのはどのような方だと思いますか。

深田:
定常的な運用業務も多い中で、変化する環境に適応できる柔軟性を持つ方が向いていると感じます。安定した運用を重視する姿勢も重要ですが、むしろ挑戦を楽しめるような方や、自分から「これをやりたい」と手を挙げられる積極性がある方が活躍しやすいと思います。

さらに、テックブログの執筆や外部のイベントでの登壇などを通じて、自分の存在感やスキルをアピールしながらキャリアを築いていきたい方には最適だと思います。

▼ 深田が執筆したテックブログ

大久保:
課題を見つけ、それに対して改善策を考え、実行に移せる自主性のある方がCITには向いていると思います。特に運用業務が多忙な場面でも、効率化のためのアイデアを提案し、それを着実に推進できる力のある人材が理想的です。自ら前進する力を持った方には、最適な環境だと感じます。

村田:
いい意味で楽観的なマインドを持ち、臨機応変に変化に対応できる人が向いていると思います。ウェルスナビのCITではお互いのメンバーが助け合いながらプロジェクトを進めるチームワークがあります。ご自身のスキルが足りない領域でも、チーム内で相談をしながら補完することができます。常に学びを忘れず、自分自身のスキルを磨きながら、周囲を頼りつつ業務を進められる人が活躍できます。


ウェルスナビでは以下求人にて、コーポレートITエンジニアを積極採用しています。ぜひお気軽にご応募ください。

※本情報は2025年7月時点の情報となります。内容は変更となっている可能性がありますので、ご了承ください

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