FIFAワールドカップ2026。アメリカ・メキシコ旅。その2。
6月13日。ついにダラスでの活動がスタートする。
ちなみに、このホテルには、途中4日間のモンテレイを挟み、最終日までお世話になる。拠点であり、家だ。最初に書いておくけど、最高だった。綺麗だし、コインランドリー等の設備も充実してるし、ホテルスタッフの方も、いつも優しく声をかけてくれた。毎日帰ってくる場所が、気持ちのいい空間なのは、長旅ではかかせない要素になる。
最初にやることは、アクレディを受け取りに行くことだった。アクレディと聞いても何の事かさっぱりわからなかったけど、関係者に発行される許可証やIDの事だった。顔写真も付いていて、今回の仕事では必須のものとなる。
朝7:30にロビーに集合。昨日ホテルに着いた時間を考えると、ちょっと早めではあるけど、しっかり寝れたので、全然問題なかった。ホテルはロビーの奥のスペースで、朝食が食べれるようになっていた。早めに起きて、ちゃんと朝食を食べた。
翌日は日本代表VSオランダ代表の試合があるので、ちらほらと日本人の方とオランダ人の方がいた。当然、試合によって居る人たちも変わる。みんなワールドカップを楽しむ人たち。そういう意味では仲間だ。

ホテルの外に出た。これまで居たのは、空港とホテルのみだったし、着いたときは深夜だったので、この瞬間に初めてきちんとダラスの空気を感じた。
アメリカだ。ホテルがある場所は、ダラスのダウンタウンで、高層ビルが建ち並ぶ、都会だった。それでも日本とは違う空気を感じた。恥ずかしいから特に反応はしなかったけど、海外に来たんだなー、という初海外ならではの、初々しい感動があった。
そして、そんなことより、とにかく暑かった。この時期、日本は比較的涼しい日が続いていたけど、こっちは違った。暑い。聞いてはいたけど、本当に暑い。ただ、それすらも心地よかった。それは、日本と湿度や湿気が違うとかの話ではなく、ワールドカップで海外に来ている、という嬉しさがもたらすものだ。

車でアクレディを受け取る施設に向かった。今後、移動は基本車になる。ホテルからスタジアムへの距離もあるし、活動範囲的に、車移動するしかない。DAZNさんが手配したドライバーさんにもお世話になったし、別で動く場合には、基本Uberタクシーを利用した。利用したと偉そうに言っているけど、もちろんDAZNのスタッフさんが全て呼んでくれた。いちいち書いていてたらキリがないくらい、お世話になりっぱなしだ。
アクレディを受け取るには、ちょっとした審査のようなものがあった。事前に申請はしているので、確認のようなものだろう。当然英語だったけど、なんとか受け取る事ができた。


アクレディを首から下げてるだけで、仕事でワールドカップに来たんだ、という嬉しい気持ちになれた。そんな感情に浸っている間もなく、次の移動。なんと日本代表の前日練習を観に行かせていただくことになっていた。これももちろん、アクレディが必要。なので朝から受け取りに来ていたのだ。
オランダ戦前日。日本代表は練習の冒頭の15分だけ、メディアに公開していた。各媒体がそれを取材に来るのだけど、そこにDAZNの関係者として僕も行かせていただく。さっそくありがた過ぎる経験だ。
練習している施設に着いた。とにかくめちゃくちゃ暑かった。お昼が近くなり、ホテルを出たときより、さらに暑くなっている。こんな中練習するのは大変だろうなーという、1ページ目の感想を言うために、来たわけではない。来させていただいているからには、何かを感じたい、貴重な情報を伝えたい、と思っていた。が、いざ代表選手が出てくると、少年のように見つめる事しかできなかった。






これのどこが取材なんだ!と、お叱りを受けるかもしれないけど、ここにいる誰よりもピュアに観ていた自信はある。日本代表に選ばれてる選手は本当に凄い。いろんなものを背負って戦っている。気付けば選手は全員僕より年下だけど、そんな僕が観ても憧れる。子どもたちはワールドカップを観て、サッカーを好きになってほしいし、日本代表を目指してほしい。やっぱり子どもたちから憧れられる存在でいるは、めちゃくちゃ大切な事だ。日本代表の選手はそれを体現してくれている。そして、いつも僕らの代表だ。
それを改めて感じる前日練習の取材だった。やっぱりお叱りを受けそうだ。
ここでは、開幕戦をスタジオで一緒に観ていた、矢部さんに再会できた他、サッカー関連の番組で何度もお会いしている、元選手の解説者の方々にもお会いできた。『ついき来ましたね!』と、僕が現地に来られた事を喜んでくれていたし、何より皆さんも僕と同じように目を輝かせていた。ワールドカップはそういう舞台なんだ。
練習取材(見学)を終え、一度ホテルに戻った。そのあと、DAZNスタッフの方と昼食を食べに出掛けた。さっそくテキサスBBQを食べた。
お肉は好きだし、本当に美味しかった。ただ、量はとにかく凄い。そして油ものも多い。これを食べ続けてたら、とんでもないことになるぞと、このときは思った。こっちの人がみんな大きいのも納得だ。


昼食後、今度はFIFA Fan Festival™ Dallasに向かった。ファンフェスティバルとは、巨大スクリーンでの全試合パブリックビューイングや、音楽ライブ、世界中のグルメやカルチャー体験が楽しめたり、ショップでワールドカップグッズやユニフォームを買うこともできる。ワールドカップ観戦に行くなら、合わせて絶対に行って起きたい場所だ。
会場に着いたら、長蛇の列だった。これはかなり待たなければならないか、と心配していたけど、例によって受付スタッフがみんなで休憩していただけだった。休憩明けはスムーズに入場することができた。やれやれ。
が、ここでプチハプニング。透明バックでないと、会場には入れてもらえなかった。セキュリティ強化のため、試合観戦は透明なバックでしか荷物を持ち込めない。これはメジャーリーグでもそうらしい。試合で必要な事は調べていたけど、ファンフェスティバルでも必要なのは知らなかった。多くの日本人の方も同様のミスをししていた。この情報が抜けている人が多かったみたいだ。ちなみに、外国の方は手ぶらがほとんどだった。
結局、入り口付近のロッカーに荷物を預けて、我々も手ぶらで入った。なかは様々なブースがあった。




数日後にもここに来ることになるんだけど、この日は人は少なめだった。まだダラスでの試合が開催されていなかったためだろう。このタイミングでもっと買い物をしておけば良かったと、後で後悔することになる。
この日は、活動初日ということもあるし、オランダ戦の前日でもあるので、バタバタだった。このあと、オランダ戦が行われるスタジアムに行くことになっていた。DAZNの生中継に出させていただくためだ。
試合が行われるAT&Tスタジアムは、凄すぎた。とにかくデカい!日本にももちろん大きいスタジアムはあるけど、それとは違うデカさを感じた。

外はめちゃくちゃ暑かったけど、このスタジアムは屋根もあり、中は空調がガンガンに効いていた。灼熱の外かはスタジアムに入った瞬間は最高過ぎた。これは試合も暑さを気にせずやれそうだ。そして、サポーターも良い環境で応援できる。そう感じた。



そして、ふただびホテルに戻り、サンジャポの生中継に出演させてもらった。こっちは土曜日の夜だけど、日本は日曜日の朝。スマホとイヤホンで急遽の出演だったので、聞き取れない部分がありながらも、なんとかやり取りを終えた。
その後、例によって甘えに甘え(例によるな!いい加減にしろ!)、DAZNのスタッフさんに晩ご飯に連れていっていただいた。
夜はタコス。チーズや野菜がたっぷりだった。また気を使わせてしまって申し訳なかったけど、皆さんには本当に気にせず食べていただきたかった。なぜなら、僕はお昼のお肉でまだお腹いっぱいだった。この時間は食べなくて平気だった。これを機会に、ちょっとでも食べすぎたと思ったときや、油ものを多く食べたときは、持ってきていた胃薬を飲むようにした。それによって、胃もたれすることなく、食事も毎回楽しめるようになった。



バタバタの1日が終わった。明日はいよいよ、オランダ代表戦。日本代表の初戦にして、グループステージ最大の山場だ。その試合をスタジアムで観られる。最高だ。
