FIFAワールドカップ2026。アメリカ・メキシコ旅。その10。
6月23日。
この日は朝から、井口世界を獲るの撮影。こちらの企画も、いよいよラストスパート。地元のキャンプグッズ屋さんに行ったり、売上高で世界最大のスーパーマーケットチェーン、ウォルマートで買い物をする様子を撮影した。当初は無人タクシーに乗ってみる、という撮影もしようと思っていたけど、事前登録が必要だったり、何かと大変だったので、そちらは無しになった。
調べたところ、ウォルマートは、世界19か国で10900店舗以上あるらしい。いろんな業態を含めての数字だろうけど、とんでもない規模だ。
僕が行った店舗も、とてつもなく広くて、本当に何でも売っていた。FIFAワールドカップの公式ライセンスグッズも沢山売っていて、FIFAオフィシャルのショップより、安価で買える商品もある。ここでお土産を買うのもありだ。
お昼は、その付近にあった日本食屋さんへ。ラーメンと餃子を食べた。美味しかった。日本人ではない方が作ってたんだけど、驚くほど日本の味だった。素晴らしい。


ホテルに戻ってから、例のロビーでイングランド代表VSガーナ代表の試合を、皆で観た。その試合のマイライト撮影があるからだ。皆で、と書いたが、いつものDAZNチーム以外の人もいた。カカロニだ。
昨日、栗谷とテキサス観光した話を、DAZNチームの皆さんに話していたら、カカロニさんも是非一緒に観ましょう、という流れになり、カカロニ2人も一緒に観ることになった。2人が泊まってる場所は、僕らが泊まっているホテルから少し離れた地区にあったが、Uberタクシーを利用して、ここまで来たみたいだ。昨日体調を崩していたすがやは、多少回復はしていたけど、明らかに痩せていたし、声は全然出ていなかった。すがやは過去2大会、ワールドカップを現地観戦していて、そのときも節約旅をしてきていた。さすがに、そろそろ年齢的に、そのノリではキツくなってきているのかもしれない。

試合は、0対0の引き分けに終わった。優勝候補のイングランド代表は、ガーナ代表の守備を崩しきれなかった。ゴールは決まらない試合だったけど、気持ちと気持ちのぶつかり合いの熱い試合で、見応えはあった。0対0でもおもしろい試合があるのも、サッカーの魅力だ。終わってから、マイライトの撮影をした。マイライトは、観戦した試合はそのままスタジアムで撮影したり、テレビ観戦した場合は、ホテルの一室を借りて撮影していた。画変わりという意味でも、今回は外に出て、ダラスの街並みを背景に撮影した。この街並みを見るのも、あと数日。この旅もあと数日。寂しさが込み上げてきた。マイライト撮影後、みんなで食事にでかけた。カカロニの2人も一緒だ。いろいろなメニューのあるレストランだったけど、僕はカレーを食べた。カカロニの2人は、ここぞとばかりにカツカレーを食べていた。すがやはみるみる元気になって、声も出るようになっていた。やはり食事は大切だ。改めてそう感じた。
6月24日。
この日は、日本代表の前日練習の取材さらスタート。いよいよ明日は、グループステージ最終戦、スウェーデン代表との試合がある。
相変わらず灼熱の中、練習を見学させていただいた。全体練習が始まる前、南野拓実選手が、延々走り込んでいた。南野選手は、大会前に怪我をしてしまい、復帰に向けて懸命なリハビリを続けていたが、ワールドカップには間に合わなかった。本人の気持ちを想うと、いや、そんなものは想像できないくらいの、悔しさや悲しさがあっただろう。それでも南野選手は、日本代表のサポートメンバーとして、帯同する道を選んだ。自身のリハビリを続けてながら、選手に声をかけたり、相談に乗ったり、プレーとは違う形で日本代表を支えていた。悔しさを抑え、日本代表ために尽くす姿勢は、ホントに素晴らしい。その南野選手が全力で走り込んでいる姿を見て、胸が熱くなった。ワールドカップでプレーしてても不思議ではない。それくらい追い込んでいた。完全復活は近いだろう。引き続き、応援していきたい。
練習がスタートした。今回も冒頭の15分だけの見学だけど、相変わらず雰囲気は良い。明日のスウェーデン戦は、難しい試合になるだろうけど、絶対にやってくれるはずだ。



明日のスウェーデン戦が、僕が現地観戦する最後の試合だ。この頃には、ダラスでの生活にもすっかり慣れて、一人で買い物もするようになっていた。日本では、コンビニ等の安い買い物は、PayPay支払いか現金。飲みに行ったときは、クレジットカード支払か現金。希に高額な買い物をしたときはクレジットカード支払い。Uber Eatsやタクシー配車アプリGO等は、クレジットカードと紐付けて支払い。僕はそんなスタイルだった。こちらでは、PayPayは使えないし、どんな安い買い物でも、ユニフォームやグッズを買うそこそこの金額の場合も、全てクレジットカード支払いだ。これに慣れれば、簡単に買い物ができる。ほぼ全てのお店でカードが使える。本当に便利な世の中だ。ただ、戸惑った事もあった。いつものようにカード決済をしようとしたら、日本では見たことない画面が表示された。最初は何の事だかさっぱりわからなかったけど、それはチップをどれだけ渡すかの、選択画面だと教えてもらった。
チップの概念を完全に理解するのは、我々日本人にとっては難しい。初海外の僕も、当然事前にいろいろ調べたし、こちらでもチップを支払う経験をしたけど、やはり掴みきれない。相手がどう思うかを、考えすぎているのかもしれない。結局ずっと、なんとなくでチップの画面を選択していた(めちゃくちゃ多く払うとはしてないよ)。
これも事前に調べていた事だけど、現金を使う事は、ほぼなかった。念のためとか、一応とか、考えるタイプの僕は、日本で少額だけ換金して持っていったけど、使ったのは、ホテルのベッドメイキングをしてくれた方への、チップくらいだ(それも受け取られたり、受け取られなかぅたり)。もし現金を使うのであれば、現地のATMで、クレジットカードのキャッシング機能を使って、引き出すのが楽だと言われていた。実際にその方が楽だと思う。1度僕も、ホテルにあったATMで現金を引き出してみた。Googleレンズを使って、画面の内容を理解できれば、本当に簡単に引き出せた。それで、昨日ホテルまで来たカカロニに、タクシー代を渡した(偉いぞ)。
それに関してもいろいろ調べていて、事前にカードにキャッシング機能を付帯させていた(日本でキャッシングを利用事ないので、付帯させていなかった)。これは、事前にやっておいてよかった。あと、やっておいてよかったのは、カード会社に、海外に行く期間を伝えておくことだ。日本のカードのセキュリティがしっかりしているから、海外で使っていると、不正利用を疑われて、自動的に止められる事があるらしい。実際に周りにそんな人もいたので、これも事前に伝えておいて良かった。
他には、スマホは海外放題(僕の場合はau海外放題)を利用するのが良いと思う。現地に着いたら勝手に切り替わって、本当に楽だった。やっておいて良かった事、後悔した事とかも、また改めて発信できたら、と思う。
話がだいぶ逸れてしまった。この頃には、街を歩いているユニフォームを着ている人には、自分から積極的に話しかけるようになっていた。普段日本にいるときの自分とは、全く別人のようでもあり、それが本来の自分でもあるような、不思議な感覚だ。それも楽しかったから、終わりが近づいているのが寂しかった。
とにかく、明日は日本代表の勝利を信じて、全力で応援だ。しっかりとグループステージ突破を決めてくれるだろう。
