短編ミステリー「おふたりさま探偵」 作品紹介兼あとがき
創作大賞2024、応募期間が終了しましたね。
今年も応募しよう! と結構前から意気込んでいたはずなのですが、ちょい長めの短編一本のみ(しかも期間ギリッギリ)での駆け込み参加となりました。
ということで、この記事は応募作品『おふたりさま探偵』の作品紹介兼あとがきになります。
――ドッペルゲンガーとの邂逅以来道を歩けば落下物の嵐に見舞われる男、須和部逸人。
その日も頭上にパンツが降ってきて、おや珍しい、今回の刺客は殺傷力低めだなァと思っていたら落とし主が何故か「それはあなたのパンツですよ。あなたは私の恋人じゃないですか」などと主張してくる。しかしそんな事実はまったくない。
どういうこっちゃ!? ハハ〜ンさては……というところから始まる話。
※本編開始前のやりとりです。
もしご興味を持っていただけましたら、是非こちらのリンクから本編へどうぞ。↓
あらすじ
須和部逸人、三〇歳。おひとりさま生活をそれなりに満喫していた彼は、突如現れた自分のドッペルゲンガーに余命を告げられる。以来不可思議な事故に見舞われまくる須和部だが、思いの外高い危機回避能力により半年間生き延びていた。
そんなある日、彼は自身の恋人を自称する女性・門倉奈津季に出会う。……半年前、ドッペルゲンガーは須和部のとばっちりで事故に遭った。それで記憶喪失になり、普通の人間らしい生活を送る中で恋人を作っていたのである。
須和部と奈津季は手を組み、失踪中のドッペルゲンガーの行方を追う。その末に、須和部とドッペルゲンガーの間の「どちらか片方しか生き残れない」ルールが事件を引き起こすこととなる。
殺人事件の発生までが長かったり、急に出てきた知らん奴が犯人候補だったり……
ミステリー系公募なら怒られそうな作品だけど、間口広めのネットコンテストなら許されないかな? と思ってこちらに投稿しました。
ミステリー要素を除くと、愛とか社会をふりかざす人たちのナチュラル迫害に遭いながらもしぶとく生き抜いていく「おひとりさま」の物語という感じでしょうか。
それに際して、いちばん書きたかったのは第8話ラスト(読んでね!)のクソみたいな台詞かもしれません。
……あれがちゃんとクソみたいな台詞として受け取られていることを祈ります。
ところでこちら、元々は中〜長編の分量で構想していたところを、本来の探偵役と本来の犯人役の存在を抹消して短くまとめたものだったりします。
なので、その探偵役の出てくる続編をそのうち書きたいなあと思っているのですが……いつになるかはまったくの未定。
須和部の弟の同級生で元警察官の探偵(仮。弱者救済を掲げて須和部の味方をしているつもりだが、正義をふりかざすタイプなので当の須和部からは毛嫌いされている。声がデカい)とその助手とか、ドッペルゲンガーを殺害して生き延びている本物のドッペルゲンガー・サバイバーとか、須和部の弟とか。
そのへんが出てくる話を……いつかきっと……
来年の創作大賞あたりですかね……
読者応援期間中とのことなので、最後にもう一度リンクを貼っておきます。
よろしくお願いします!
