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牛窓の朝、岡山の桃、そして家族と寿司を食べた週末

2024年7月12日
金曜日の夜、19時45分に家を出た。

行き先は岡山県の牛窓「日本のエーゲ海」と呼ばれる場所だ。

今回は大きな観光旅行というより、週末を少しだけ遠くへずらすような旅だった。

車で下道を走り、22時20分にホテルリマーニに到着した。

ほぼ夜中に到着。

夜のホテルの入口は、少しだけ海外のリゾートホテルのように見えた。

昼間の海や白い建物の印象とは違って、夜のリマーニは静かで、少し年季もあって、それがまたよかった。

到着してすぐに展望浴場へ行く。
遅い時間に着いて、お風呂に入り、そのまま寝る。

牛窓の朝は、窓の外から始まった

翌朝は5時に起きた。

旅先で早く目が覚めるのは、年齢のせいもあるのかもしれないが、窓の外に海があると、それだけで体が勝手に起きる気もする。

オーシャンビューの部屋。

6時に展望大浴場へ行き、朝の海を見ながら湯につかった。

部屋に戻ると、窓の外には瀬戸内海が広がっていた。

海の向こうに小さな島が浮かび、バルコニーには椅子が置かれている。

こういう景色を見ると、何か特別なことをしなくても、もう旅は始まっていると思う。

ホテルリマーニは外の海と、白い柱や青いプールの組み合わせが、妙に落ち着く。

ザ・リゾートという雰囲気。

朝食にステーキが出てくる旅

8時半に朝食。

野菜ジュース、パン、そしてステーキ。

朝からステーキというのは、この歳になっても嬉しいもんだ。

テーブルの上には水の入ったグラスがあり、窓の向こうには海が見える。

パンもスープも、きちんとホテルの食事らしい顔をしている。

ホテルを10時にチェックアウトして、牛窓神社へ向かった。

牛窓神社、展望台、オリーブ園

牛窓神社

牛窓神社へ行き、展望台へ上がった。

海と島と緑が見える。
この日は空が少し重たかったが、瀬戸内の景色は曇っていても穏やかだった。

曇天の瀬戸内海。
車内から景気をみつつ一仕事。

青空でなくてもいい。
むしろ、少し灰色がかった空のほうが、島の輪郭や海の静けさがよく見えることもある。

そのあとオリーブ園へ。

牛窓といえばオリーブ。
瀬戸内の海、白い建物、オリーブの木。
こう並べると、たしかに地中海っぽい。

オリーブの木。

でも実際にそこに立つと、完全な異国というより、日本の海辺に少しだけ異国の風が混ざっている感じがする。

それが牛窓らしさなのかもしれない。

瀬戸内市立美術館でダンボールの世界を見る

11時40分に瀬戸内市立美術館へ。

ここで見たのは、ダンボールだけで作られた作品だった。

間近で見ると迫力がある。
ダンボールでここまで表情を作るのはすごい。
ダンボールアート初めて見た。

巨大なアンモナイトのような造形。
ヤドカリのような生き物。
紙でできているのに、生き物の重さや質感がある。

ダンボールという素材は、ふつうは荷物を運ぶためのものだ。

使われて、折りたたまれて、捨てられることも多い。

それが、アーティストの手をかけられることで、こんなに存在感のあるものになる。

旅先で美術館に寄ると、こういう予想外のものに出会うことがある。

有名観光地を順番に回るのとは違う、少し横道にそれた楽しさだ。

岡山の桃を買いに行く

岡山に来たら、やっぱり桃を見たくなる。
白鳳、清水白桃、メロン、マスカット。

果物の名前を見ているだけで、岡山に来た感じがする。

旅の途中で農産物直売所や農園に寄るのは好きだ。
観光地よりも、その土地の季節が見える。

桃が並んでいる。
人が集まっている。
駐車場が混んでいる。

そういう風景に、その土地の今が出る。

13時半には観音山フルーツパーラーへ。
たまたま1台だけ駐車場が空いていた。

もものパフェ。
マスカットケーキ。

こういうとき、「今日はついてるな」と思う。

旅の満足度は、名所よりも、こういう小さなタイミングで決まることがある。

岡山市内へ移動し、映画を観る

その後、妻をイオンで下ろして、ホテルへ向かった。

14時10分にワンファイブ近くの駐車場に車を止め、チェックイン。

14時半にはホテルを出て、徒歩でイオンシネマへ。

15時25分から妻と合流し『キングダム5』を観た。

牛窓の海から、岡山市内の映画館へ。
この移動の感じが、週末旅らしい。

リゾートだけで終わらず、普通の街の映画館に入る。

観光と日常のあいだを行ったり来たりする。

旅といっても、ずっと特別である必要はない。

むしろ、地元じゃない場所で日常を味わう楽しみもある。

岡山にいる息子と寿司を食べる

18時半に、岡山在住の息子に迎えに来てもらった。

3人で19時10分に海都へ。
ビールを飲み、寿司をたくさん食べた。

この旅の中で、いちばん普通で、いちばん大事な時間だったかもしれない。

海を見た。ホテルで朝食ステーキを食べた。美術館でダンボールアートを見た。桃も食べた。映画も観た。

でも、最後に息子と一緒に寿司を食べると、旅の意味が少し変わる。

観光のためだけではなく、会いに行くための旅になる。

場所の記憶に、人の記憶が重なる。

息子に送ってもらい、20時21分にワンファイブホテルへ戻った。

翌朝、岡山の朝市へ

14日の日曜日は6時に起床。

シャワーを浴び、コーヒーを2杯飲む。

この朝、トランプ大統領が狙撃されたというニュースを知った。

旅先の朝に、大きなニュースが飛び込んでくることがある。

自分はホテルの部屋でコーヒーを飲んでいるのに、世界は別の場所で大きく揺れている。

そういう不思議な距離感も、あとから旅の記憶に残る。

8時にチェックアウト。

そこから佐山農産物直売所へ向かう。

8時40分に直売所へ着くと、すでに渋滞で混雑していた。

白鳳、清水白桃、メロン、マスカットを購入。
やっぱり岡山の朝は、果物が強い。

観光地よりも、こういう直売所のほうが土地の熱量を感じることがある。

最後はベトナム料理で締める

9時35分に妹尾のパラダイスへ。
オリーブの木などを購入した。

そして10時45分、ベトナム料理の「サイゴンオカ店」へ。

フォー、春巻き、サラダ、チャーハンなどなど。

瀬戸内の海を見て、岡山の桃を買い、最後にベトナム料理を食べる。

旅の締めとして、少し不思議な流れだけれど、こういう寄り道があるほうが記憶に残る。

フォーの器には、肉と野菜とハーブがたっぷり入っていた。

前日のホテル朝食とはまったく違う味だが、旅の最後もしっかり堪能した。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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