120.0 基礎編 / 思想 / 北辰信仰と妙見信仰 vol.1
北極星と北斗七星、電車の名前によく使われますね...。
こんにちは、加来各論です。
そんな訳で今日は不動の中心・北極星信仰にまつわる話です。
店主は北辰も妙見も同じだと思ってましたがちょと違うみたいです。
最初に北辰信仰を意識するようになったのは中津城内にある城井神社、広場に北極星が埋め込まれているのを目にしてから。

城井神社 / 三大水城の1つである中津城内にある神社。黒田官兵衛・長政親子に薬殺された豊前国大名・豊前宇都宮鎮房氏(城井氏 Kiishi)を祀る。怪力無双の人物で強弓の使い手で知られる。
警固神社 / 福岡市天神にある神社。和睦の条件として黒田長政と鎮房の娘・鶴姫の婚姻を設定、宴に豊前宇都宮鎮房を呼出し薬殺、その後度重なる祟りを恐れ鎮房を祀る。鴻臚館 / 福岡城跡 に置かれていたが福岡城築城の際に現在の場所に移設する。

るるぶ&moreより
警固 / 平安以降鴻臚館に配置された武士団・水軍の呼び名である警固衆に由来。対大陸のエリート防衛部隊。
警固衆の成り立ち / 航海術(海運局・船長)の安曇・海部氏、武力(防衛省・警察)の物部・佐伯氏が融合し、中世になって職務としての警固衆(海上保安庁)が誕生する。
鴻臚館 / 平安時代の日本の玄関口であり、貿易センター的役割を持つ国立機関。福岡城跡内の平和台球場の下に隠れていたが福岡ドーム建設にあたり撤去工事を進める中遺構が発見される。唐・隋・宋・新羅等の入国管理・宿泊・検疫等を行う。

位置関係を考えると上陸は荒戸裏の入り江、鴻臚館で入管検査、となると目的地は大宰府か?という位置関係が成り立つ。筑紫国の首都機能が大宰府?と思ってしまいます。
城井神社に一旦話を戻して...。
厳密には中心にある一番大事な北極星もあるべきですが北斗七星はシンボルとして置いているだけみたいです。中心があればその北斗七星は二至二分のいつなのか?話が沼って行きます。不毛なのでスケールずらして方向だけ合わせてることにしてます。
中国の道教(玄武・亀・六角形)→北極星信仰→北辰信仰(渡来・政治ツール)→妙見信仰(一般化)
西方で六角形は土星の象徴でもあります。土星の北極には六角形の雲があり象徴化されます。

立方体で示すのがカアバ🕋、斜め上から見た輪郭は六角形。ユダヤ教徒が頭に乗せてる黒い立方体がテフィリン、山伏が乗せてるのが頭襟 Tokin。テフィリンが訛ってトキンか。

国際水月塾武術協会 HPより。
日本は信長あたりから南蛮テイスト増シ増シになり、現在となっては日本的なアイデンティティを探すのも困難な状況。明治期に文明開化のもと日本人の衣食住がガラリと変わります。現存するのはみそ汁位でしょうか。養分がある外皮を削った白米は江戸期以降です。切り口で見方が解りますが麹は秦氏ですから味噌も渡来品と言えます。現代社会は目に見えるものはほぼほぼ渡来な環境、なので残るは...
日本人らしさという思想と上書き、
入力されたものをアレンジして更に高みに
アウトプットする文化。
完全言語に近い言語で意思疎通。
注)ディスってないですよ、柔軟性と発想に富んでます。火縄銃や料理が良い例かと。海外から俯瞰・比較して際立つ日本人の姿を拾いました。
神道ではアメノミナカヌシ(宇宙の根源の神)と北極星は同一です。造形的には亀に乗った鬼の様な勇ましい姿で示されます。亀の甲羅にある六角形を宇宙と捉え知見を持つことで火を操りながら身体を真っ赤にしながら勝利に導くってとこでしょうか。
アリストテレスの四元素や錬金術とも重なる話です。客観的に見るに古代の精錬工ですね。先端物資があれば平時は商売繁盛、戦時は資金を元に先端軍事物資を大量調達出来て勝利できます。過去大戦では戦力は資金力という事で連合国向けの軍事物資の生産に力を入れた気配があります。この辺は古代から変わらないかと。六角形の図形的な読みはこちら。
椎根津彦命 Shiinetsuhiko no Mikoto / 大分では神武東征の際、速吸之門 Haasuinoto で亀の背に乗って現れます。警固衆・海部氏を象徴する神。

椎根津彦命
古代史好きなサラリーマンのブログ HPより
大物主 / 奈良の大神神社の祭神ですが、金刀比羅宮(こんぴらさん)の祭神としても知られ、航海安全の神として亀に乗った姿で描かれる。

大神神社 Ohmiya jinjya
玄武 / 北方を守護する聖獣で、亀(と蛇)の姿をしています。妙見信仰(北辰・北斗七星)と結びつき、武士の間で厚く信仰される。

恵蘇神社
神社のシンボル卍も北極星を中心とした二至二分の北斗七星の位置を図形化したものですね。世界中にあります、みたいです。日本の卍微妙w 仕事が雑です。


他人の画像借りといて
そんな言い方ないんじゃないの?
と自問自答…。
豊国は香春三山での金銅丹生の生産が古代から始まっていますし技術者集団がおり物部氏・佐伯氏がこれを保護した印象があります。職人は鉱物資源を探し天狗・修験道師と呼ばれる様になります。銅吹き屋根、銅鳥居この辺は地方物産展示ですね。そのうち神社における地方物産展示の項を作りましょうか、大分素材が溜まってきました。
時代の切り口で違うと思いますが、その修錬を行ったのが天狗たち。知識と富は宇佐神宮に集積します。筑紫国と豊国の関係性は鉱物資源のやり取りのパートナーシップを持っていたことかと思います。

聖院護門跡 HPより
鈴を鳴らして歩くのは洞窟や鉱脈を音響探索してるんじゃないかな。キーンと高い音なので銅鐸と同じです。
八女には良質な石があり、臼を作る石工がいます。上流からべんがらを下ろし八女で加工、豊国に渡しべんがらを八幡社に製品展示として塗ることになります。

で、見せてもらった。
思うに鋼の抽出もやった様子。
菊池市の久米八幡宮にて。
基本的な用途としては船舶の防腐剤です。遣唐使・遣隋使の船は朱色で描かれていますね。あれは木材の防腐剤。現代の船は鉄製ですから防錆剤としてこれも赤い亜酸化銅を塗っています。フジツボが嫌がる銅イオンを微量に溶け出す仕組みになっています。

今も昔も防触・防錆には塗料が定番。
鉄は塗装かメッキ、アルミにはアルマイト。
ちなみに導電性の金属で甲殻類昆虫の背中を撫でると嫌がります。恐らく体内の信号環境が崩れるんでしょうね。歯に染みる!って感じ。クワガタに噛まれたら10円玉で背中を撫でるとすぐ離します。どなたかスッポンで試してみてください、ご報告お待ちしております。
北辰信仰
中国的・道教的なルーツが強く北辰は北極星を指す。古代中国では、北極星は天界の最高神である「天帝」の居所とされました。日本では陰陽道と深く結びつき、天皇の権威の象徴(宇宙の中心=天皇)としても取り入れられます。特定の「姿」を持たず、星そのものを拝むというニュアンスが強い。

星を身体に抱き夜の天空を支えます、
夜 nightの語源。
つまりは夜空ですね。
この辺は古墳とも繋がりますね。
中国 / 方墳 / □は東西南北のある大地、地上、人間界を示す。天は円。グリッドな道路整備、条坊制。
半島 / 円墳 / 〇は天界(宇宙)・無限・永遠を示す。
大和朝廷 / 前方後円墳 / 中央集権となり両方の概念をミックスしてますね。
九州自体が平地に土着民、山に鉱物採取系渡来人。

ペルシャっぽくもある。
写真は地域不明。
戸部カトリック教会 HPより。
前提として...
シルクロード沿いにはシルクロード沿いの住人や旅人がまんべんなく存在していた。結果新羅にはローマ人が住み、日本にも伊都国でローマビーズが発掘され、奈良時代にペルシャから 破斯清道 Hashino Kiyomichi がやってくることになります。破斯はペルシャの意。
前方後円墳は両方抱き合わせてますから帰国組への国譲りとかとも想定出来そうなのですが地球物理学的変位で九州に人が住めなくなることが色々な要因で幾度となく起きますから一旦九州を離れ以前から交流のある大陸・半島・東北の縁者の元に逃れ、世代を重ね程よいところで九州に戻ってきたら大陸勢と東北勢が鉢合わせ、弓矢や神器を見せ合い、あれ?仲間?、そんな感じかと。大陸勢はシルクロード交易で西方の知識を蓄えているので裏方の指導者側に立つ、土着側は話が出来るので表に。そのうち時系列比較が必要です。
さてここで一旦休憩を挟みます、15分後に席にお戻りください。後ろに粗茶を用意してますから、ご自由にお召し上がりください。

*写真は妙見菩薩の来迎を示す江戸期の絵図。右下の赤い衣を着た人物は聖徳太子。
