龍王山の磐座神社。
「龍のいる場所。」で紹介した。
磐座神社のお話。
龍がいる場所の山は龍王山と呼ばれています。
その麓にある磐座神社。
そして、奥の院があります。
その場所は、昔からとても格式が高い場所でした。

神社の成立時期については、嘉禎4年(1238年)の文章に「当庄鎮守石蔵大明神」と呼ばれたことが書かれている。(相生民族博物館展示)
また、平安時代には、赤穂郡四座の一つとして中世には安産の守護神にして矢野荘(東寺の百合文書:ユネスコ世界記録遺産)の総鎮守の杜として崇敬されていた。(参考:矢野ふるさと散歩)

磐座神社の境内には、座光石が存在し、この岩に神が座ったとされています。

(矢野ふるさと散歩)

この神社の脇から山頂に行くには、
鹿よけの金網の出入り口を通り山頂に向かいますが、
道なき道を行くもので足場もない斜度をひたすら登る山道。
時には滑り落ちそうになる時もありました。
その道の途中足を滑らせ、手をついた先になぜか貝が落ちていたので写真を撮りました。

奥の院の龍王社に鎮座する神は少童神(わたつみの神)です。
この神様、イザナギが黄泉の国のイザナミに会いに行った後、イザナミの穢れた姿を見てしまい、その穢れを落とすために海で清めた時に生まれた神。
その穢れの中でも、表、中、底のワタツミがあり、特に底のワタツミは体の芯の底の心の部分まで清めることができる神様です。
その海の神様が海から離れた山の頂上に鎮座されている。
ここは底のワタツミなのでしょうか。
道中の斜度に足を取られ手をついた時に拾った貝。
こんな山の上に貝があるなんて、、、と思いながら、そして、不意に、その貝を奥の院に持って行かなければとの思いにかられ、山の頂上を目指しました。

山の頂上に着いた時、びっくりしました。
こんな大きな岩が2つも重なりあっているなんて。この山のてっぺんに!
転がり落ちれば神社はひとたまりもないほどの大きさ。

近くに鳥居があり入っていくと、

岩の下に小さな祠、

その小さいな祠の前で、祈りながら、この矢野のことを皆様に伝えてもよろしいでしょうかと問いかけた時に手に温もりを感じました。
貝は鳥居の近くの瓦の下に置きました。
そして、岩を回ってみると、もう一つ祠がありました。

大きな岩と岩の間には隙間があり、向こうから陽の光が見えます。

写真に調べるのマークが出ると、AIはガラガラ蛇と見間違えたようです。

そこから、その山のもう一つの頂き、権現山と天狗岩を登りました。
その山や岩にも神が降りたとされている言い伝えがありました。(矢野ふるさと散歩)
確かに、登ってみると、絶壁であり、山頂の岩に立つと風が強く怖さと清々しさがありました。

また、景色も良かったです。

神が降りたとされる天狗岩は絶壁でした。

今まで、全く知らなかった場所でした。
こんなすごい場所が地元にあったなんて、そう感じました。
今これを書きながら、あの拾った貝の種類が気になり調べていると、
なんと、あの貝に似た名前が叢雲(ムラクモ)、びっくりして、一瞬、頭をよぎった神武天皇の村雲伝説でした。何かあるのでしょうか。
皆さんの地元で訪れたことのない場所がきっとあると思います。
行くとびっくりすると思います。
その地元の魅力に。
読んで頂き有難う御座いました。

