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老後が怖くなくなった日。病気がきっかけで老後と向き合った話



あなたは、自分の老後を、ちゃんと考えたことがありますか?

私はずっと、働いていたこともあり「なんとかなる」と思っていました。

でも病気になって初めて、怖くなりました。

死ぬことよりも—— 「ちゃんと生きていけるのか」ということが。



こんにちは。62歳、現役看護師のおそのです。

3年前に夫を見送り、ひとり暮らしを続けながら今も病院に通っています。

看護師として40年、人の命と向き合ってきた私が、自分自身の体と向き合うことになったのは——乳がんの診断がきっかけでした。

早期発見でした。

手術をして、しばらく長期休暇をとりました。

病院のベッドの上で、頭の中をぐるぐると考えごとが回り続けました。

この家、古くなってきたけど、どうしよう。

NISAを始めたけど、正直よくわかっていない。

年金だけで、本当に暮らしていけるのかな。

子どもに迷惑をかけないか。

孫のことが心配。

休んでいる間中、心配しなくていいことまで、次々と浮かんできました。


看護師でも、自分のことは後回しだったんです。


人の心身のことは、40年かけて学んできました。

でもお金のことは——正直、ずっと後回しにしてきたのです。

病気になって初めて気がつきました。

「なんとかなる」は、ちゃんと考えていないのと同じだ、と。


退院して、少しずつ体が回復していく中で、FP(ファイナンシャルプランナー)3級の勉強を始めました。

お金の「言葉」を知らないまま不安がるより、まず知ってみようと思ったのです。

ひとつひとつ「見える化」していくうちに、漠然としていた不安が、少しずつ「課題」に変わっていきました。

不安は、知ることで小さくなる。

シニアになると、去年と今年が本当に違うんです。

夫は10年前肺がんを煩い、早期退職をしました。
その数年後、脳梗塞となり発作を繰り返して、次第に進行して亡くなりました。

私も去年、がんと診断されて、手術と放射線治療を受けることになりました。

人生って、いいことばかりじゃない。

急に、運命に振り回される時がある。


だからこそ思うのです。

蓄えられる時に、蓄えておかなければならない。

今は、元気に仕事に行っています。

あの長い休暇が、自分の人生をちゃんと見つめ直すための時間だったのかもしれない、と今は思っています。


病気をきっかけに向き合った、これからの老後の生活。

家・NISA・年金のこと。

具体的な金額や、私が実際にやったことを、この記事でお伝えします。

もし「私も向き合ってみようかな」と思っていただけたら、ぜひ読んでみてください。



年金のことを詳しくまとめています。
あなたは、繰下げ受給があっているのか、本当にそれで良いのか、落とし穴がいくつもあります。
チェックリストも作っていますので、よろしければ、お読み下さい。





【1】家のこと——3,000万円かけた家が、1,000万円以下だった


私が家にかけたお金を、全部足してみました。

建てたのは37年前。当時2,400万円。

そこからバリアフリー、キッチン、お風呂、外装、フローリング……

義母や夫の介護に合わせて、必要なたびにリフォームを重ねてきました。


建築費と合わせると、総額3,000万円以上かけた家です。

それでも査定額は、1,000万円を下回りました。

古いけれど、手をかけてきた家。

その数字を見たとき、正直、少しショックでした。

でも同時に気づきました。

家はお金をかけても、資産としては目減りしていく。

だからこそ、別の場所でお金を育てる必要があった。

それが私がNISAを始めた、もうひとつの理由です。

今はこの家に住み続けることを選んでいます。

売る・貸す・子どもに使わせる、選択肢はある。

でも今は、ここが私の場所です。

あなたへの一歩 持ち家がある方は、一度業者に査定だけでも聞いてみてください。


知るだけで、選択肢が広がります。




【2】NISAのこと——銀行から逃げて、お金が働き始めた


NISAを始めたのは3年前。最初は銀行の窓口でした。

NISAの情報を集めるうちに、YouTubeでお金に特化したチャンネルに出会いました。

YouTubeリベ大チャンネル

そこで初めて知ったのです。

NISAは銀行や証券会社では手数料がかかること。しかも、銀行に都合のいい商品を勧めてくる。

銀行も選ぶ方がいいかもしれない。

素直にやってみることにしました。

この年齢でネット証券なんて、と思いました。

「できなかったら諦めたらいい」だけ。

でも、やってみたら意外とスムーズにできたのです。


毎朝YouTubeのライブを聴き、高配当株を少額で買えることを知ったのです。

「株ミニ」で購入という方法があるを教えてもらいました。

株ミニとは、通常100株単位でしか買えない株を、1株から買える仕組みです。

少額から始められるので、リスクを抑えながら高配当株を少しずつ分散して買い進めています。

はじめは年間6,000円ほどの配当金だったのが今は30,000円近く入ってきます。

3年前、よくわからないまま始めたNISA。

正直、あまり向き合えていませんでした。でも最近、久しぶりに残高を確認してみたら——


驚きました。気がついたら、思っていた以上に増えていたのです。

お金は、ほったらかしでも働いてくれる。そのことを、数字で実感した瞬間でした。

あなたへの一歩

NISAは始めるより「どこで・何を買うか」が大事です。

銀行で勧められたままにしない。

まず手数料を確認してみてください。

お金の勉強はひとりでやらなくていい。

信頼できるコミュニティで学ぶと、失敗が減ります。

くれぐれも情報商材屋には気をつけて。

旨い話はありません。

自分で勉強して知っていくことが今の楽しみです。



【3】年金のこと——「いつ辞めてもおかしくない」と思った日


年金定期便で、自分の受取額はわかっていました。

でも病気になって初めて、リアルに怖くなりました。

いつ仕事を辞めなければならないか、わからない。

シニアになると、去年と今年が本当に違うんです。

夫の脳梗塞は、あっという間に進行しました。

自分もがんと診断されて、手術と放射線治療を受けることになりました。


人生って、いいことばかりじゃない。急に、運命に振り回される時がある。


だからこそ思うのです。

蓄えられる時に、蓄えておかなければならない。

年金は、老後の「全部」じゃない。ベースでしかない。その上に、NISAの積み立てがある。遺族年金がある。そうやって、少しずつ「土台」を作ってきました。


年金制度が変わり、私の歳では63歳になって直面したのが、「遺族年金か、自分の年金か」という選択でした。



年金は原則ひとり1種類。

63歳では同時にもらうことができません。

どちらが有利か、年金事務所で確認することにしています。

ただし65歳になると仕組みが変わります。

自分の老齢厚生年金を受け取りながら、

遺族厚生年金が高ければその差額も受け取れる可能性があります。



さらに知っておきたいのは税金の違い。


遺族年金は非課税ですが、老齢年金は課税対象です。



金額だけで比べると損をすることも。

だからこそ、自分で計算せず、年金事務所に確認しに行くことが大切です。

2028年4月からは遺族年金をもらっていても繰り下げ受給ができるようになる改正が決まっています。


私は63歳になったら確認しに行く予定です。

確認できたら、またこの記事を更新しますね。


あなたへの一歩

ねんきんネットで、自分の年金見込み額を一度確認してみてください。

知ることが、整えることの第一歩です。




おわりに——不安は、知ることで小さくなる


お金のことは整えていかないとなんとかはならなくて、

知ることはとても大事です。

古い持ち家のこと、NISA、年金。

どれも「完璧な答え」はまだ出ていません。

でも向き合ったことで、「なんとかなる」から「こうしよう」に変わってきました。

今が、一番動きやすいときです。

私もまだ勉強の途中です。

完璧にわかっているわけではないけれど、同じように不安を抱えながら、少しずつ向き合ってきました。

次回は「繰り下げ受給」について一緒に考えていきたいと思います。

知らないと損することが多い年金の話。

私自身も学びながら、わかったことをお伝えしていきます。

一緒に、少しずつ整えていきましょう。

引き続き、一緒に整えていきましょう🌿







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