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MBAでもコンサルでも解決しない会社の問題──なぜ戦略を作っても会社は変わらないのか

※全体像から読みたい方は、こちらの入口記事からどうぞ。
「属人化と人材不足を生む“経営停滞”」



「ちゃんとやっているのに、なぜ会社は変わらないのか」

そう感じたことはないでしょうか。

・戦略を作った
・コンサルを入れた
・改善策も導入した
・DXも進めている
・AI導入も検討している

それでも、会社がなかなか変わらない。

会議は増える。
資料も増える。
議論も増える。

それでも、変わらない。

この状態を経験している経営者は、決して少なくありません。

ここで一つ、見落とされがちな視点があります。

MBAやコンサルが扱っているものと、
会社が止まる原因の“層”が違うということです。



MBAとコンサルが扱う領域

MBAでは、経営に必要な知識を体系的に学びます。

・戦略
・マーケティング
・財務
・組織論

コンサルティングも、基本的には同じ構造で動きます。

問題 → 分析 → 戦略 → 施策

という形で進めていきます。

つまり、

「どうやるか」

を設計する仕事です。

ここに問題はありません。

むしろ、どれも重要です。

しかしここで見落とされがちなことがあります。

MBAやコンサルが扱う仕事の多くは、

評価レイヤー

の仕事だということです。

例えば、

・情報整理
・市場分析
・競合比較
・仮説整理
・レポート作成

こうした仕事です。

ただし、

多くの場合、ここで止まります。

高度な仕事に見えますが、本質は

「情報を評価して整理する仕事」

です。

この構造については、努力大国シリーズでも詳しく書いています。

努力大国 第二部|AI時代、決めない社会の静かな恐怖


AIが得意な領域

そしてAIは、

この評価レイヤーの仕事を非常に得意としています。

・情報整理
・比較
・分析
・説明

こうした仕事は、

AIの最も得意な領域です。

しかも人間より

・速く
・広く
・安く

処理することができます。

つまりAIは、

評価レイヤーの仕事

を非常に高いレベルで処理できるようになり始めています。

つまりAIは、
評価レイヤーの仕事を代替できる可能性が高い領域です。

※この評価する仕事が、
急速に代替可能になり始めていることについても、
上記、努力大国シリーズでお伝えしています。


しかし会社は変わらない

ではAIを導入すれば会社は変わるのでしょうか。

必ずしもそうではありません。

実際には、

AIを導入しても

長期的に機能しなくなるケース

は少なくありません。

改善しても、やがて元に戻る。

会社が止まる原因は、

施策ではありません。

その前にある

意思決定構造

です。

※AIを導入しても限界があることについては
こちらの記事にてお伝えしています。
🧩 現代事例
1️⃣AIで思考しても再発する理由
2️⃣AIを導入しても決められない理由


会議で決まらない理由

会議でこんな経験はありませんか。

「こういう懸念があります」
「去年のデータでは需要が見込まれます」
「他社も動き出したようです」

議論は出る。

でも最後は、

「もう少し検討しましょう」

で終わる。

結論が出ない。

こうした会議は決して珍しくありません。

これは、能力の問題ではありません。

決める構造がない状態

です。

どれだけ優秀な人材がいても、
どれだけ正しい戦略があっても、

決められなければ、

会社は動きません。


会社ごとに違う構造

ここで重要なことがあります。

社会構造は共通していますが、

会社の構造はそれぞれ違います。

例えば、

・責任が曖昧
・権限が曖昧
・空気が支配する
・全員の納得を待つ

こうした構造は会社ごとに異なります。

会社ごとに意思決定の構造がある

ということです。


経営OS

私はこの構造を

経営OS

と呼んでいます。

経営OSとは、

組織が無意識に守っている
意思決定の前提構造です。

・誰が決めるのか
・何を基準に決めるのか
・どこで決めるのか
・なぜ決められないのか

こうした前提は、
多くの場合言語化されていません。

しかしこの構造が曖昧なままでは、

戦略を変えても
制度を変えても
AIを導入しても

組織は変わりません。

改善しても、
やがて元に戻ります。


withchatが扱うもの

MBAやコンサルが扱うのは、主に

「評価と設計のレイヤー」

withchatが扱うのは、

「意思決定構造そのもの」

・なぜ決められないのか
・なぜ同じ議論が繰り返されるのか
・なぜ優秀な人ほど疲弊するのか

これはあくまでも

現象

であり、
それを生み出している

前提構造

ではありません。

問題はあくまでも煙。

多くの企業がやっているのは、
煙を消すことです。

煙をどんなに追い払っても、
火元がずっとくすぶっていたら煙は生まれ続けます。

だからまた、
同じ問題が繰り返される。

withchatが扱うのは、この“火元”です。

・なぜ決められないのか
・なぜ同じ議論が繰り返されるのか
・なぜ優秀な人ほど疲弊するのか

組織の中で見えていなかった、

意思決定の前提である

火元

を整理すること。

火元である前提構造とは、
無意識によって働いている部分なので、
多くの場合気づくことができません。

だからこそ、

この“前提”を観測し、

言語化することで、

初めて構造が動きます。


最後に

MBAもコンサルも重要です。

しかし、意思決定構造そのものを扱うことはほとんどありません。

前提構造は、

一次情報

だからです。

AIも扱えません。

そして多くの会社が止まる原因はここにあります。

もしあなたの会社で、

・同じ議論が繰り返される
・決定が遅い
・優秀な人ほど疲れている

そんな状態があるなら。

それは能力の問題ではありません。

問題は、

見えていない構造の問題です。

withchatでは組織の経営OS(意思決定構造)を観測し、
その前提を言語化します。

それによって初めて、

会社がなぜ止まっているのか
どこで意思決定が詰まっているのか

見えるようになります。

そして多くの場合、
経営者自身もその構造の中にいるため、

自分の会社の構造を客観的に見ることが難しくなっています。

だからこそ、

外から構造を観測する視点

が必要になります。

もし、「うちの会社も同じかもしれない」と感じたなら、

煙を生み出している火元を一度見てみる。

それだけでも、
見える景色は変わります。

多くの会社は、
施策を変え続けています。

構造を一度も見ないまま。


🏢 「仕組みはあるのに回らない」と感じたことがある方へ
属人化と人材不足を生む経営停滞の構造

管理を強める前に、
守られている前提を一度可視化してみてください。


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