創作大賞2025感想文 : アルロンさん 『ウチの潜入捜査くん』
アルロンさんと言えば、めちゃくちゃ素敵なエッセイを書くひとだ。
こんなの泣くしかないし、彼の愛の深さを感じる↓↓↓
これだって、誰しも心の奥底に持っているような名前の無い感情を、すごく丁寧に浮かび上がらせる↓↓↓
確かに、めっちゃいい。
控えめに言って、めっちゃ好きなエッセイだ。
北の大地で、日々書くことに向き合いながら、誰よりも真面目に、一生懸命創作を頑張る純朴な不憫男子。それこそがアルロン。
駄菓子菓子
ちょっと待ってほしい。
創作大賞応援期間も残り2日というこのタイミングで、わたしが本当に感想を書きたいのはエッセイじゃない。
わたしが本当に好きなのはこれだ!
42000字超え!!
もしかしたらそこで二の足を踏む人もいるかもしれない。
でも安心して欲しい。このうち1万字は
「添公成だ」
だから。
いや、アルロンさんごめんて。冗談やて🥹
でも会話のテンポが良くて、あっという間に最後まで読めるのは間違いない。実際、仕事終わりにオフィスで読み始め、1時間もかからなかった。
肩を震わせ口元を隠しながら読んでいる時、オフィスで読み始めたことを心底後悔した。
でも間を空けたくなくて結局そのまま読み続けてしまった。
ここにアルロンさんの凄さがあると思う。
彼の文章はとにかくテンポがいい。
まるで漫才の舞台を聞いているかのように、流れるボケとツッコミ。無駄な文字がひとつも無く、澱みなく物語が展開する。
句読点から助詞のひとつとっても、かなりの推敲がされているのではないか。いや、しらんけど。
彼の作品はゲームやお笑い、音楽などのサブカルチャーの影響を多分に受けている。きっと、その手のワードストックは人の何倍も持っているんじゃないか。
そしてアルロンさんは、おもしろいワードを扱うセンスが抜群にうまい。それは登場人物の名前しかり、会話しかり。
そんなアルロンさんが、本気で遊んで来た時の破壊力はハンパないのだ。
その意味で、本作は『アルロンの本気』を体感できる。
もうね、ずっとニヤニヤできる。
間違いない。
ただ、アルロンさんは、本作でひとつ大きなチャレンジをしているようだ。(ってわたしの勘違いかもしれんけど)
アルロンとの約束だぞ、があったはずなのに、それを破っているのだ。これには勇気がいったのではないか。
実際わたしもそこを読んでいて、オフィスで声を出してしまった。(なんならコメントも残した)
そんな笑いと驚きをふんだんに盛り込んだおもちゃ箱のような本作、気になったら是非読んでみてほしい。
きっと、常に子供心をくすぐってくれる『アルザらス』の虜になるはずだ。
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