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創作大賞感想文 : 猿荻レオンさん 『おしゃべりな定食、悟る卵。』

6月の間、毎朝投稿されていた、朝の連続小説『おしゃらん』

リアルタイムで追いかけることは出来ませんでしたが、30話連続放送していたので(?)イッキ見しました🥹

というか、読み始めたら止まらず一晩で読んでしまった……!!


ちなみに、『おしゃらん』とは、『おしゃべりな定食、悟る卵。』のことです。作者のレオンさんが言ってたので、公式な呼び方のハズ😁



早速感想を、と思うのですが、この作品は2つの楽しみ方があると感じましたので、それぞれご紹介させてください😊


【表の楽しみ方🥚】

舞台は小さな町、穂結町ほむすびちょうの定食屋さん、「みずたま亭」

主人公は、亡くなったお母さんの跡を継いで1人店を切り盛りする香菜ちゃん。

お店には、毎日地域の人が集まって温かい空気が流れています。

それは、香菜ちゃんが密かに想いを寄せる達也だったり、不思議な雰囲気の女の子菖蒲あやめちゃんだったり、人情あふれる酒屋のおっちゃん綿貫さんだったり。

魅力的な登場人物と、美味しそうなご飯。どちらも描くのに長けているレオンさんだからこそ、本作で繰り広げられるドラマを見ていると楽しい気持ちになります。

作品全体の雰囲気はホッコリしていて、まさに朝ドラのような優しくて明るい空気です。そんな日常に起きるトラブルや香菜ちゃんの恋模様など、様々な出来事がバランスよく散りばめられていて、その力加減がほんとに美味うまなぁと思います。

例えるなら、そう……例えるなら、ポテトサラダを食べたら、中に入っているたくあんがいい食感のアクセントになってる、みたいな感じです。あー、なんか下手くそだな。レオンさん、いい例えお願いします!
ほんと、作中でも美味しそうで分かりやすい食べ物の例えがふんだんに盛り込まれているのです🥹



そして、本作はファンタジー小説というだけあって、不思議なことがしれっと自然に起こります。

その最たるものが、香菜ちゃんの持つ能力、食材の声が聞こえるというもの。

料理家の土井善晴先生の「おいしくなくてもいい」という言葉を思い出します。

最近の人は、塩何グラムとか、醤油大さじ1とか、きっちり計って料理しがちだけど、本来料理とは食材の状態を見ながら自分の舌で味を調節して、五感で作るものだと。

最初は食材の声を頼りに料理をしていた香菜ちゃんも、物語を通じて、料理との向き合い方や考え方など成長していきます。


本作は、食を通じて人間の温かさに触れることができる素敵な作品です☺️



【裏の楽しみ方🍺】

さあ、ここからは裏の楽しみ方をご紹介したい😏

レオンさんといえば、ビールへの愛が深いことで有名だ。


𝕏のタイムラインも、美味しそうなご飯の写真と一緒にビールが並ぶことが多い。


そう思うと、本作では実にビールの地位が高い
危うく神棚にビールがお供えされるのでは、というくらい🥹

物語の鍵となるHOMUSUBI CRAFT🍺

大事な回のタイトルでも何度か登場するクラフトビール🍺



これを見ると、なんだか嬉しくなってニヤけてしまう。

あー、レオンさん、ほんとにウキウキしてこのお話書いたんだろーな、って。


作者が楽しそうに書いていると、それは読者にも伝わる。そしてそれは、物語の味に一段深みを与えてくれる隠し味になるのだ。


作者の顔を思い浮かべながら読む小説、これ程面白いものはない。




っと、いつもの感想の1.5倍書いちゃいました💦
おしゃべりが過ぎましたね😁


『おしゃらん』、まだ読んでいない方は是非ご堪能ください!


さてと。今日の晩御飯はビールと唐揚げかな😆



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