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iPadを使っているのに、時数計算だけは手作業…。そんな私がたどり着いた「手書き×自動計算」のスケジュール帳

はじめに


学期末、また時数計算か…。
iPadを使っているけど、
時数計算だけは結局手作業…。

そんなモヤモヤを感じたことはありませんか?


学期末にはスケジュールを片手に
1時間ずつ数えていく。

「まずは週ごとに、国語は4、算数は5…」
「朝学は1/3時間だから…」

数え終わったと思っても、
「本当に合っているかな…」
ともう一度確認する。

または、こんな時期もありました。

専用のExcelに入力したら自動計算されるけど、
スケジュール帳からExcelに転記するのは
二度手間…

私は、地味に時間がかかる
この時数計算が好きではありませんでした。

ふり返ってみると、少なくとも
毎学期30分はかかっていたと思います。

それ以上に、
「もっとラクにできる方法があるんじゃないか」
と思いながら数えている時間が、
もったいなく感じていました。

だからといって、
紙のスケジュール帳が
嫌いだったわけではありません。

授業中にもサッと予定を書き込める。

急な時間割変更もすぐにメモできる。


「手書きだからこその使いやすさ」
があることも分かっていました。

だからこそ、デジタル化に踏み切れずにいたのです。

そんな私が、
「手書き」と「時数の自動計算」の両方を
叶える方法
を探し始めました。

このデジタルスケジュール帳は、
その悩みを解決したくて、
スキマ時間を使いながら
1年以上かけて少しずつ制作し、
4年前から使い続けているものです。

気づけば
同僚や他校の先生にも口コミで広がり、
これまでに20人以上の先生に
使っていただいています。

市販の教務必携、
自作したスケジュール帳
iPad × Goodnotes、
Googleスプレッドシート…。


遠回りをたくさんしたからこそ、
たどり着けた答えがあります。

この記事では、その試行錯誤の過程と、
私が「もっと早く出会いたかった」
と思える方法をご紹介します。

もし今、あなたも

「紙の教務必携では、
やっぱり時数計算が面倒…。」

「iPadを使っているのに、
時数計算だけは変わらない。」


そう感じているなら、きっと
最後まで読んでいただく価値があると思います。


紙の教務必携・スケジュール帳の限界…


教員になった頃は、
市販の紙の教務必携を使っていました。

毎日の予定や時間割を書き込み、
学期末には時数を数える。

それが当たり前だと思っていました。

でも、使っているうちに、
「もっと自分に合った形にできないかな。」
と思うようになりました。

そこで、
自分専用のスケジュール帳を作る
ことにしました。

Excelで週予定のページを作り、
それを印刷して、
穴を開けてファイルに綴じる。

毎年、年度初めに
たくさん印刷する手間はかかりましたが、
自分にぴったりのスケジュール帳が完成しました。

毎日使うものだからこそ、
自分仕様になったことで
使いやすさは格段にアップしました。

ただ、一つだけ変わらなかったことがあります。

それが、時数計算です。

学期末になると、
時間割を見ながら
1時間ずつ数える作業は相変わらず。

「もっとラクにならないかな。」

そう思いながらも、
当時はそれが普通だと思っていました。


iPadなら解決できると思ったけど…


数年後、iPadを使い始めたとき、
私は「これで校務がラクになる」
と期待していました。

そこで、前述の自分で作った
スケジュール帳のデータをPDFにして、
Goodnotesに
取り込みました。

紙ではできなかったことが、
たくさんできるようになりました。

修正テープを使う必要もない。
ページを増やすのも簡単。
Apple Pencilでサッと書き込める。
資料もデータで貼り付けられる。

紙のスケジュール帳よりも便利になり、
「これで完成かな」と思っていました。

でも、学期末になると、あることに気づきます。

時数計算だけは、何も変わっていない。

結局、スケジュールを見直しながら
1時間ずつExcelに再入力していました…

便利になったのに、
地味に時間がかかる作業だけは
前と同じでした。

それでも当時は、
「手書きできなくなるのは困るし、
自動計算できないのは仕方ない。」

そう思っていました。


スプレッドシートで自動計算はできる。でも、やっぱり…


「時数を自動で計算してくれる教務必携はないのかな。」

そう思って探していたときに見つけたのが、
Googleのスプレッドシートを使った
デジタルスケジュール帳でした。

ネット上ではたくさんの方が公開されていて、
私もコピーさせていただき、使ってみました。

実際に使ってみると、
確かに時数が自動で集計されます。

学期末に1時間ずつ数える必要がない。

「これなら時数計算から解放される!」

最初はそう思いました。

でも、毎日使っているうちに、
私には一つだけ気になることがありました。

手書きで書き込めないことです。

急な時間割変更。

授業の概要をちょこっと書き込んでおきたい。

この日は特別時程だから、時間を書いておかないと…

そんなちょっとしたことを、
Apple Pencilでサッとメモしたい。

私はずっと、その使い方に慣れていました。

だから、時数は自動で集計されても、
「毎日使うスケジュール帳」としては、
どこか物足りなさを感じてしまいました。

もちろん、これはツールが悪い
ということではありません。

実際に、スプレッドシートが合う先生も
たくさんおられると思います。

ただ、私には「手書きの自由さ」が
どうしても必要だったのです。

そのとき、ふと思いました。

「手書きもできて、
時数も自動で計算してくれる
スケジュール帳があったらいいのに。」


探しても見つからない。

でも、このときはまだ、
自分で作ろうとは思っていませんでした。


「ないなら、自分で作ろう。」
〜Numbersスケジュール帳〜


探しても、
自分が本当に使いたい教務必携は
見つかりませんでした。

手書きはできるけれど、
時数は自動計算できない。

時数は自動計算できるけれど、
手書きがしにくい。


どちらかを選ばなければいけない。

そんな状況でした。

でも私は、どうしても諦めきれませんでした。

「手書きも、自動計算も。」

その両方ができる教務必携が欲しかったのです。

だったら、自分で作ってみよう。

そう思ったのが、
Appleの表計算アプリ「Numbers」を使った
デジタルスケジュール帳の始まりでした。

とはいえ、
最初からうまくいったわけではありません。

「そもそもNumbersの操作がわからない…」

「スケジュールの枠は作れたけど、
数式は、どうやって組んだら…」

「Excelと同じようにできるのか…」

たくさん調べながら、少しずつ作っていきました。

ある程度形になってからも、
実際に学校で使いながら、
気になるところを一つずつ改善していきました。

勤務時間が終わってから…
子どもが寝かしつけてから…
休日のスキマ時間を使って、少しずつ。

完成までには1年以上かかりました。


そして完成したのが、
Numbersを使ったデジタルスケジュール帳です。

私がめざしたのは、シンプルなことです。

「紙のように書ける安心感」と、
「デジタルだからこそできる自動計算」を、
どちらも当たり前に使えること。

まず、
Numbersは手書きができます。

Goodnotesのように、書き込めます。

画像などを貼り付けることもできるので、
提案文書をその場で撮って貼り付ければ、
後から探す必要もなくなります。

貼り付ける場所が限られているので、
重ねて配置できるイメージギャラリーも◎


時間割は、プルダウンで選択するだけ。

時間割の変更があれば、選び直すだけ。

そして、もちろんですが、
その内容に合わせて時数は自動で集計されます。

4/1のところに入力した国、社、算、理が
集約されています

もう学期末に、1時間ずつ数え直したり、
入力し直したりする必要はありません。

全ての時間割をスケジュールに
入れ終わった時点で
すでに集計は終わっています。

あとは、それをコピーして、
学校の報告用Excelファイルにコピペするだけ。

3分もかかりません!

私自身、
このスケジュール帳を使うようになってから、
学期末になるたびに感じていた

「また時数計算か……。」

という気持ちがなくなりました。

それは、単に
「30分が3分になった」
という話ではありません。

「毎学期、必ずやっていた面倒な仕事を、
一つ手放せた。」

そんな感覚でした。

※Numbersのスケジュール帳の詳細は
また別の記事でお伝えしますね。


口コミで20人以上の先生に広がっています


このデジタル教務必携を使い始めてから、
もう5年目になります。

もちろん、最初は自分のために作ったものでした。

「自分が毎日使いやすいもの。」

それだけを考えて、
少しずつ改善を重ねてきました。

ある日、
Numbersのスケジュール帳を開いていると、
同僚の先生から声をかけられました。

「それ、何を使っているんですか?」
「手書きができて、時数も計算されるんですか?」

使い方を説明すると、
「私も使ってみたいです。」
と言っていただきました。

それをきっかけに、
すでにiPadを持っていた先生や
新しくiPadを買われた先生に
少しずつ広まっていきました。

さらに、異動した先生が
新しい学校で紹介してくださったり、
その話を聞いた他校の先生から

「私にも使わせてもらえませんか?」
と連絡をいただくこともありました。

私は一度も「使ってください」と
営業をしたことはありません。

それでも気づけば、
20人以上の先生に使っていただいています。

印象に残っているのは、
皆さんが言ってくださった言葉です。

「こんなのが欲しかった。」

この言葉を聞くたびに、

「あの頃の自分と同じことで困っている先生が、
まだたくさんいるんだ。」


そう感じるようになりました。

だから今は、このデジタルスケジュール帳を、
もっと多くの先生に届けられる形にできないか
と考えています。


皆さんにも届けたいと考えています


このデジタル教務必携は、
私自身が「こんなのがあったらいいのに」
と思って作ったものです。

そして、使い続ける中で改良を重ね、
同僚や他校の先生にも
使っていただけるようになりました。


無料でさしあげるたびに、

「お金とらなくていいの?」

「これは売れるよ!」

そんなこともよく言われます。


そこで、このデジタルスケジュール帳を
もっと多くの方に使っていただくことが
できたらいいなと考えています。

(ただ…
普通に使う分には何も困らないのですが、
もう少し、より良くしたいところがあり、
ブラッシュアップしてからになりますが…)

また、
「完成したものを一方的に渡す」のではなく、
実際に現場で使う先生方の声を取り入れながら、
もっと使いやすいものに育てていきたい
と考えています。

自治体・学校によって
時間割の組み方も違えば、
校務の進め方も違います。

だからこそ、
さまざまな先生の意見を取り入れることで、
より多くの先生にとって使いやすいものにして
手にとっていただきたいと思っています。


もし、この記事に共感していただけたら、「スキ♡」を押していただけるとうれしいです。

「私も時数計算で困っている先生がいるんだ」と分かるだけでも、大きな励みになります。


また、

「こんな機能があったら便利。」
「ここが少し気になった。」

そんなご意見やご要望がありましたら、
ぜひコメントでも教えてください。


今後も発信していこうと思いますので、
Numbersスケジュール帳の動向を
追いかけたいと思ってくださる方は
フォローしていただけたらと思います。

いただいた声を参考にしながら、
より多くの先生の校務改善につながるツールへと
育てていきたいと思っています。

最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございました。

先生の時間を、もっと子どもへ。もっと自分へ。

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