諜報業界用語: 「輻輳」 <- 実は皆さんどこかで経験しています
今回は「輻輳」について見ていきましょう。
好み慣れない感じ、なんじゃ?
と思うかもしれませんが、恐らくは皆さんがどこかで経験しています。
例えば、朝や夕方駅でインターネットにつながらない、遅い...などなど。
これを発展させるとファイアセール作戦に応用できまます。
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「輻輳(ふくそう)」: 通信回線や電話回線などにアクセスや利用が集中し、混雑した状態になることを指します。英語では「congestion」と呼ばれます。
例えるなら、交通量の多い道路がキャパシティを超えて渋滞している状況に似ています。
この輻輳が発生すると、通信回線で送受信されるデータの流れ(トラフィック)がスムーズに行えなくなり、以下のような問題が発生します。
通信速度の低下: ウェブページの読み込みが遅くなったり、データのダウンロードに時間がかかったりします。
接続不良: そもそも回線に接続できなくなったり、接続が途切れたりします。
パケットロス: 通信データが小分けにされた「パケット」が、混雑により正常に送信先に届かずに消失します。これにより、通信品質が低下し、動画や音声が途切れる原因になります。
輻輳が発生する主な原因
輻輳の主な原因は、回線が処理できるデータ量(帯域幅)に対して、トラフィックが過剰になることです。
通常以上の通信の発生(トラフィックの急増)
特定の時間に多くのユーザーが同時にアクセスする。
大容量のデータ通信(例:ソフトウェアのアップデート、大型ゲームの配信、高画質の動画ストリーミング)が集中する。
サイバー攻撃(DDoS攻撃など)により、意図的に大量のデータが送りつけられる。
帯域幅の不足(回線のキャパシティ不足)
社員数の増加やクラウドサービスの利用拡大により、企業のネットワークにおけるデータ利用量が恒常的に増えているにもかかわらず、回線の帯域幅を拡大していない。
回線設備やネットワーク機器の処理能力が、現在の通信量に追いついていない。
輻輳の具体的な事例
1. インターネット接続サービス(ISP)における輻輳
夜間など特定の時間帯の混雑:
多くのユーザーが帰宅し、動画ストリーミングサービス(Netflix、YouTubeなど)やオンラインゲームを一斉に利用し始める夜間帯(特に20時〜24時頃)に、ISPの設備や上位のネットワーク接続点が混雑し、インターネット速度が低下する。
大規模なイベントや災害発生時:
大規模災害が発生した直後や大晦日・正月などの特定イベント時に、安否確認や新年の挨拶などで電話回線やモバイルネットワークへのアクセスが爆発的に集中し、通話や通信がつながりにくくなる。
2. 企業内ネットワーク(LAN)における輻輳
業務開始時の一斉アクセス:
朝の業務開始時刻(9時頃)に、全従業員が一斉にクラウドサービス(Webメール、オンラインストレージなど)にアクセスしたり、OSやアプリケーションの自動アップデートが集中したりすることで、社内ネットワークが一時的に混雑する。
オンライン会議の集中:
リモートワークの普及により、ビデオ会議(Zoom、Microsoft Teamsなど)が同時に行われる時間帯に、ネットワークの帯域を逼迫し、会議の映像や音声が途切れたり遅延したりする。
3. 公衆Wi-Fiスポットにおける輻輳
イベント会場や駅の無料Wi-Fi:
大規模なイベント会場や乗降客が多い駅などで提供されている公衆Wi-Fiに、多数の人が同時に接続を試みたり、データ通信を行ったりすることで、速度が極端に遅くなり、ほとんど通信できない状態になる。
余計なはなしですが、通信会社は輻輳を起こらなくするために設備を増やすと¥がかかり、ぎりぎりだと顧客からのクレームのトレードオフに日夜悩まされているはずです。
参考:
諜報業界用語: 「ファイアーセール」 <ー 台湾有事の前に対策が必要、政治家も知らないヤバすぎる日本の現状|武器商人秘書:オリガの資料室
実践編:
パラレルワールド新聞: 「ニューヨークで発見の「SIMファーム」、市内の通信網停止も可能な規模だった:米当局」 <ー こないだのスマホ農場の大型版です|武器商人秘書:オリガの資料室
