#57 「練習校」の功罪[埼玉校考察](小学校受験)
2025/08/25 追記、リライト
2026/08/20 リライト
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正直に申し上げれば、ほんの10年前、埼玉校といえば都内受験家庭の練習校にもなっていませんでした。当時のその立ち位置は神奈川校。
西武文理を模試会場としていた繋がりからか、場馴れとしてジャックが西武文理の受験を推していたくらいです。
あれから時代は大きく変わりました。
今や埼玉校6校での出願倍率は5.28倍。5年前で4倍を切っていましたから、10年前には出願倍率で3倍、実質倍率は1倍程度だったと思われます。


しかし、25年秋では、実質倍率は1.63倍。まだまだ1倍台とも言えますが、練習校のノリで軽く受けるご家庭も含めた受験者数が2,884家庭。実に1,114の不合格が埼玉校で発生していることになります。
埼玉校も複数受験が想定されますので、1,114の家庭が一つも合格を勝ち取れないというわけではありません。それでも1,114の不合格があることは、多くの家庭にそれなりのダメージが発生しているのは事実でしょう。
どれだけ練習と割り切っていても、本番での「不合格」は想像以上にダメージが大きいものです。


さて、前置きからハードな展開となりました。
認知度が高くなり、その魅力への理解も進んだ埼玉校。エリアによっては神奈川校よりも現実的な併願校になるご家庭もいるでしょうし、引っ越しされるご家庭も増えました。
本記事では、その埼玉校の魅力と、練習校としての位置付けを含めた昨今の受験事情を振り返ってみましょう。
▌はじめに
そもそも「練習校」とは何でしょう。中学受験では「前受校」の表現もあります。
一般的には、第一志望・第二志望校(以下:本命群)の受験よりも手前に受ける肩慣らしの位置付けです。また、その役割として振り返りの時間が必要なので、本命群の受験まで少し間が空くのが特徴です。
それを前提に、前受校は「志望度は低いが、通っても良い学校」、練習校は「場数を踏むだけの学校」の定義で、実態から大きく外れていないと思います。
中学受験で「練習校」の言葉があまり使われないのは、「場数を踏む」のが小学校受験特有の考え方だからだと思います。
すなわち、幼児の受験ならではの、本番の緊張感や実際に学校の先生が見る考査を体験しておく意味合いです。同様に、親御さんも面接にて同様の経験をしておくことが、練習校の意義と言えるでしょう。
▌「練習校」の本音に迫る
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