ほのぼの生きる 072_20230325
オーストラリア滞在記(失敗編その2)
私が昔(2006年頃)、オーストラリア・シドニーに滞在した時の失敗談。
2年間の赴任を命じられてすぐ、1週間のうちに結構な出来事が起こった。
昨日の失敗談につづき、第2弾。
2.列車乗り越しで破格の罰金請求
オーストラリアに赴任して初めての休日。
初日に交通で失敗したことが後を引き、リベンジを試みる。
とにかく早く海外生活に慣れなければならない。
それにはどんどん挑戦してみることだ。
私は再び駅に行った。
(赴任の次の日からは、一本ルートのバスでフェリー乗り場まで行き、フェリーも一本ルートで職場前のフェリーターミナルに到着したから、迷うことはなかった)
今回は、駅に行くこと、駅周辺を散策すること、駅の構造を確認すること、City Railに乗ってみることが目的であった。
目的地は不明。とりあえず乗りさえすればよかったのだ。
適当に目的地を決めて切符を購入した。おそらく一番安い運賃で行けるところまでという感じだったのだと思う。
たとえば、品川駅から五反田駅までの切符を買ったみたいな感じだろうか。
ところで、外国あるあるだが、シドニーのCity Railも例外ではなかった。
プラットホームで列車を待っていると、次の列車の到着まで何分という表示が出ていた。これが最初は3分、そして5分、9分・・・とだんだん延びていく。はぁ?
待てど暮らせど列車は来ない。最初の3分はなんだったんだ?
とまどいながら乗り込み、ガイドブックを開く。
はいっ!ここで間違ってまーす!!
まずは、ガイドブックを開いてから、目的地を決めて、切符を買い、列車に乗る!
列車に乗ることを目的にしてしまった私は、乗ってからガイドブックを開き、City Railの地図を見た。
五反田ってどこ?という発想。
おーーー渋谷!渋谷は聞いたことがある!!ここの方が絶対にいい!!という発想。
皆さんがイメージしやすいように、あえて東京の駅で説明をしております。
というわけで、私は五反田を乗り過ごし、自分が知っている地名の渋谷で降りることにした。
おーーさすが!!渋谷だぜ!
駅広ーい!
今日のダーツの旅は、渋谷になったから、ここをいろいろ散策してみましょう!となった。
さぁ、いざ改札へ。
おっとっと、そういえば乗り越したんだった。
えーっと、精算機、精算機・・・
・・・ないっ!
私は、デパートでも遊園地でも時短のため、すぐに人に聞くクセがある。
自分でいろいろ調べてうろうろするより、人に聞いた方が早いんだもんっ
めっちゃ短気!
というわけで、City Railのユニホームを着ている人たちが集まっているのを見つけたので、声をかけてみることにした。
このユニホームを着ている人たちはおよそ100キロ近くあろう大柄のぽちゃっりタイプの完全なオージーの男性たちで、5、6人で談笑していた。
そこに割り行った。
「あのー、すみません。品川駅から乗ったんですけど、五反田駅で降りる予定を変更しまして、渋谷に来ました。乗り越し料金を精算したいのですが・・・」
「お嬢ちゃん(私にはそう聴こえた)、あのねー、City Railは乗り越し禁止だよ。乗り越ししたら、罰金なんだよ。
120ドル(もしかしたら200ドルだったかも)の罰金だよ。」
120ドル(200ドル)って、1万円(2万円)じゃん!!
はぁ?たった5ドル(500円)そこらの切符を買い間違えた(いや、正確には気持ちが変わった)だけで、なんだぁ?その罰金は???💢
いや、待て、怒るな!違う、ここは「泣く」だ!泣け!うぉんのすけ!!
「あのー、私は3日前に日本からやってきまして・・・今日初めてCity Railに乗りました(いや、嘘だ、初日に乗っただろ)。
法律とか規則(ルール)とかよく分かってなくて、日本の感覚で安易に乗り過ごしてしまいました(はいっ、ここでもじもじから~の~涙😢)
どうしようっ、どうしようっ、ひっくひっく
はいっカーーーーーット
残念ながら、ここで記憶が・・・ございません。
許してもらえたのか、もらえなかったのか。
なんとなく交渉不成立で1万円以上支払った気もするし、なんとかしてOKとなったような・・・
これが不思議なことに全く思い出せない。
いずれにしても罰金を支払う、支払わないの結果ではなく、乗り越したことにより5,6人の巨大なオージーたちに囲まれて、責め立てられたのだけは記憶に残っている。めっちゃ、怖かったなー。この時も私の英語はほとんど通じなかった。相手が言っていることもほとんど分からなかった。ただ、NO!とか$120(破格の罰金)とかだけ聴こえていた。
赴任して1週間以内の出来事だった。
この日、最初の休日を全く楽しめなかったのは想像に難くない。
つづく
