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サラリーマン大家の夫が法人化した理由【不動産投資】

夫が不動産投資を始めたのは、2019年。

サラリーマンとして働きながら少しずつ物件を増やし、法人化したのは2023年。
不動産投資を始めてから4年後のことでした。

「なんで法人化したの?」と聞いたとき、
最初に返ってきた答えは「かっこいいから」でした。

そんな理由?と思いながら話を聞いていくと、その裏には「法人化しなければ、次のステージには進めない気がした」という現実的な思いがありました。

サラリーマン大家が法人化を決めた理由、悩んだこと、そして法人化して初めてわかったこと。
夫から聞いた話をまとめます。

不動産投資を始めて4年。法人化を考えたきっかけ

不動産投資を始めるきっかけになったのは、職場の先輩と同期でした。
同じ会社に不動産投資をしている人がいて、気づけば大家仲間がいる。なかなか珍しい環境です。

その大家仲間たちが、ほぼ同じ時期に次々と法人化していきました。
それぞれが自分の会社を設立していく様子を見ながら、夫も「このまま不動産投資を続けていくなら、自分もいずれ法人化することになるだろう」と考えるようになったといいます。

法人化を決めた2023年時点で保有していたのは、賃貸併用住宅、貸家4棟、アパート2棟。
不動産投資を始めて4年で少しずつ規模を広げ、法人化は現実的な選択肢になっていました。

「法人化しなければ、次のステージには進めない」と思った

「なんで法人化したの?」と聞いたとき、夫の最初の答えは「かっこいいから」でした。
「代表取締役」という肩書きへの憧れも、正直あったといいます。

もちろん、それだけではありませんでした。
税金対策をしたい、融資をもっと引けるようにしたい、これからも規模を拡大していきたい。
話を聞いていくと、現実的な理由がいくつも出てきました。

法人化しない選択肢は、最初から考えていなかったそうです。
夫の場合、不動産投資を続けていくなら、法人化は「するかしないか」ではなく「いつするか」の問題だったのかもしれません。

法人化した後の話になりますが、金融機関から「この融資は法人でなければ出せません」と言われたこともあったそうです。

「かっこいいから」という気持ちが入口だったとしても、法人化は必要な選択だったと今は思っているそうです。

合同会社ではなく株式会社を選んだ理由

会社を設立するにあたって、まず悩んだのが合同会社にするか株式会社にするかでした。

職場の先輩や同期も、みんな株式会社を選んでいました。
夫も「見栄えや信頼性を考えると、株式会社の方がいい」と判断したそうです。
「代表取締役」という肩書きへの憧れがあったことも、正直に話してくれました。

また、あとから合同会社を株式会社へ変更するには、お金も手間もかかります。
どうせなら最初から株式会社にしておこうと思ったことも、株式会社を選んだ理由の一つでした。

設立は、ネットで見つけた格安の会社設立サービスに依頼しました。
「ちょっと怪しいかな」と思いながら問い合わせたそうですが、郵送とメールだけで手続きは完了。
思っていたよりも簡単に会社を設立できたといいます。

法人化はメリットだけではなかった

法人化して気づいたのは、思っていたより自由にお金を動かせないということでした。

法人にあるお金を個人で使うには、ルールに沿った手続きが必要です。
「個人口座のような感覚では使えない」ことは、法人化して初めて実感したことだったといいます。

もう一つ予想外だったのは、税理士報酬です。
売上に関係なく支払いが続くうえ、年々報酬も上がっていきます。
法人を維持するコストとして、負担に感じているそうです。

また、会社設立で唯一後悔しているのが定款でした。
設立時は仲間がネットで見つけたひな形を使いましたが、あとから見返すと、不動産賃貸業についてもっと明確に記載しておけばよかったと感じているそうです。

今のところ、そのことで融資などに支障は出ていません。
それでも、「定款だけはもう少し時間をかけて考えればよかった」と振り返っていました。

法人化のタイミングは、あのときでよかった

「もっと早く法人化すればよかった」とは思っていない、と夫は話しています。

法人には税理士報酬などの維持コストがかかります。
個人のように自由にお金を動かすことも難しい。
規模を拡大していく予定がなければ、そのコストに見合うメリットを感じにくいかもしれません。

夫自身は、まずは個人で経験を積み、規模を拡大するタイミングで法人化したことが自分には合っていたと感じているそうです。
2023年というタイミングは、今振り返ってもちょうどよかったと話していました。

また、法人化してから気づいたメリットもありました。
個人で戸建てを売却した年は売却益が個人の所得に加算され、翌年の保育料が大きく上がってしまいました。
法人で売却していれば個人の所得には影響しないため、こうした点も法人化のメリットの一つだと感じたといいます。


最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

今後もnoteマガジン「地方で賃貸営業と大家さんをする夫の話」で、北陸地方で賃貸営業をしながら不動産投資をする夫の話を更新していきます。

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小花 絵里 eri obana 読んでくださることが何より励みですが、チップも大切に受け取っています。 いつもありがとうございます。