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富山の子育て、正直どう?移住8年目フリーランスママが語る

2017年に富山県に移住して、今年で約8年。
移住後に結婚・出産し、現在はフリーランスとして仕事をしながら5歳と2歳の子どもを育てています。

富山に来る前の私は、「自然が多いし、きっと子育てしやすいんだろうな」とぼんやり思っていました。

約8年、実際に住んでみて。
2人の子どもを産んで育ててみて、富山での子育てには「本当にいいところ」と「正直大変なところ」の両方があることが分かってきました。

この記事では、移住して約8年経つ今だからこそ分かる、富山での子育てのリアルを書いていきます。
富山への移住を考えている方、富山での子育てに興味がある方の参考になれば嬉しいです。

ちなみに、私は富山市の郊外に暮らしています。

富山の子育て環境のリアル

富山で5歳・2歳を育てている私が実際に暮らしてみて感じた、富山の子育てのリアルを書きます。

広い公園が多く、駐車場が完備されている

富山には広々とした公園がたくさんあります。
しかも、ほとんどの公園に無料の駐車場が併設されているので、子ども2人を連れての移動もラク。

広い公園は遊具も充実していて、公園によっては芝生広場や水遊び場もあるので、子どもたちは飽きずに遊べます。

めちゃくちゃ広い公園がたくさんある。

ただ、本当に敷地が広すぎるので……
ワンオペ育児の私は、年齢の違う子ども2人を追いかけるのが大変。
私がよく行くのは、富山の中では比較的コンパクトな公園です。といっても、私の感覚だと、十分広い。

私は、富山の子育て情報を発信しているさえママさんの公園情報を参考にしています!公園ごとに、ワンオペできるか・できないかの目安が書いてあるので、ありがたいです。

無料の児童館が充実している

富山市は児童館が本当に充実しています。しかも無料。

雨の日や寒い日、ちょっと外に出たいけど公園は厳しい……というときに児童館があるのは、かなり助かります。

おもちゃや絵本もたくさんあって、体を動かして遊べる遊戯室もある。
ワンオペ育児の私は、毎週のように色んな児童館をハシゴしています。

保育園の入りやすさは、地域による

富山には激戦区もあるらしいのですが、私が住んでいる地域では上の子も下の子も希望する園に入ることができました。
私の場合、自宅から通いやすい順に3つ見学して、第2希望の園に入園しています。

地域によって状況はかなり違うようなので、富山で子育てしたい方は事前にリサーチしておいた方が良さそうです。

子どもの一時的な預け先

私が使ったことのある子どもの一時的な預け先は、次の3つ。

  • 保育園の一時保育

  • ファミリーサポート

  • 民間団体のベビーシッター

どれも、事前の登録や打ち合わせが必要です。
もしかしたら必要になるかも?と思った段階で、登録だけはしておいた方が良いです。すぐには使えません。

ファミリーサポートは、地域によってはサポーターさんが不足しているそうです。
私がお願いしていたサポーターさんは、役所から相談を受けて、遠いエリアの人をサポートしたこともあると話していました。

あと、富山は夫婦どちらかが地元という人が多いからか、預け先に困っている話をすると「祖父母や親戚に頼れませんか?」と言われることが多いです……。

小児科・病院事情

富山の中でも、地域によって差が大きそうです。
小児科がほとんどない地域もあるようです。

私が住んでいる地域には、いくつか小児科があります。
かかりつけがお休みのときに別の小児科を選べるのは、かなり心強いです。
富山で子育てするなら、住む場所を決める前に、小児科や病院の位置を確認した方が良いと思います。

「富山だから」ではないかもしれませんが……
私が通ったことのある病院では、診察室に医師以外のスタッフも同席していることが多く、最初は驚きました。
問診や入力をサポートしてくれるので、なんとなく手厚い印象があります。

距離感が近くて、優しい人が多い

富山に来て感じたのは、人が優しいということ。
都市部より人が少ないから?厳しい気候のなかで暮らしているから?理由はよく分かりませんが、日常のなかで「優しいな」と感じる場面が多いです。

夏になると、スーパーの駐車場で窓を開けっぱなしの車をよく見かけます。
なんとなく、のんびりした空気を感じます。

ただ、距離感の近さに最初はびっくりしました。
近所の人に「いつも車があるけど、専業主婦?」と聞かれたときは、正直かなり驚きました。
あくまで雑談の入口であって、悪意はないと分かるのですが、最初は戸惑うかもしれません。

富山の冬は、厳しい。雪がツライ

正直に言います。富山の冬は、本当につらいです。

①雪かきが、本当に大変

子どもがいると、雪かきのタイミングが難しい。
子どもが寝ている隙に外に出て雪かきしたり、「追いかけてくるなよ〜」と念じながら急いで雪かきしたり。毎回ちょっとした作戦が必要です。

今はアパート暮らしで屋根がない駐車場なのですが、今度建てる家にはカーポートを付けます。
富山で家を建てるなら、カーポートは必須だと思います。

②車の運転難易度が、格段に上がる

雪道・凍結路面での運転は、慣れていないと本当に怖い。
富山に移住した直後は会社員をしていたのですが、大雪の日はかなりしんどい思いをしました。

朝、いつもより2時間早く家を出たのに、遅刻して欠勤扱いになったこともあります。間に合わないかもと思って高速道路を使いたくても通行止め。一般道にトラックも流れ込んで大渋滞、という最悪なパターンでした。

電車通勤なら遅延で遅刻扱いにならないのに、車通勤だとそうはいかない。
当時は理不尽に感じていました。

雪の日は、朝早く起きて雪かきをして、そこから子どもたちと自分の準備。出勤時間が決まっていると、かなりバタバタします。
今はフリーランスになって出勤時間を気にしなくてよくなったので、本当に助かっています。

③大雪に備えた「準備」が必要

富山で子連れ生活をするなら、大雪に備えた準備が欠かせません。
私は、大雪警報が出ると、事前に食料や日用品の買い溜めをして、ガソリンを満タンにします。

大雪の日に子連れで外出するのはかなり大変なので、事前の備えがとても大事です。

④雪の日は、徒歩がほぼ無理

富山の郊外は、そもそも徒歩の人を想定した道路設計になっていないように感じています。

雪の日は、車が跳ねた大量の水や雪が歩道にかかってくることも。
子連れでの徒歩移動は、冬はほぼ諦めています。

⑤冬だけじゃなく、1年を通して天気が悪い

雪の問題だけでなく、富山は1年を通して晴れの日が少ないです。

晴れていると思ったら急に雨が降ってきたりすることもあって、公園で遊ぶ計画を立てるのが難しい。
外遊びをしたい子育て世代には、じわじわとしんどかったりします。

⑥でも、子どもは雪が大好き!

大人の私は「雪降らないで」と思っていますが、上の子も下の子も雪が降ると大喜び!雪が大好きです!
今年も、雪だるまを作ったり、雪の上をザクザク歩いたりして、楽しんでいました。

雪が降って、それなりに溶けたあとの公園

私自身も、生活することを考えなければ、雪は楽しいです。
子どもたちと雪の上を足踏みするのは、好きです(笑)

富山の雪については、「富山の雪と子育てのリアル。移住8年目ママの冬の暮らし」にもまとめています。

車社会は便利。ただ、「運転が前提」の社会でもある

富山で完全に車なしで生活するのは、正直難しいと思います。
スーパーや病院、公園に行くにも車がほぼ必須。雪の日は自転車に乗ると危険なことも多いため、徒歩しか使えなくなります。

とはいえ、車は本当に便利です。
天気が悪くても出かけやすいし、子どもの荷物もたっぷり載せられる。
子育て中は特に、車があってよかったと感じる場面が多いです。

富山は立体交差のような複雑な道が少なく、大きな道路は道幅も広め。
私はペーパードライバーだったので、富山は運転しやすくて助かりました。
ただ、路面電車が通る道の運転は、最初はかなり緊張しました。

富山の道路は路面電車も走っている

郊外エリアは、歩行者を想定した道路設計になっていないように感じています。道路はガタガタで、歩道がないところも多い。
徒歩やベビーカーでの移動は特に大変です。

車が「あると便利」ではなく「ないと困る」社会。
富山で暮らすなら、車のことを考えた方が良いと思います。

教育の選択肢は少ないかも

子どもがまだ5歳と2歳なので、受験や進学についてはまだまだ先の話。
ただ、少し調べてみて気になっていることがあります。

富山県内にある私立の中学校は1校のみ。
高校も、県全体の数自体が少なめ。
私立高校も少なく、選択肢はかなり狭いように思えます。

私たち夫婦は公立中→公立高→国立大という経歴なこともあり、特に子どもを私立に通わせたいという願望はありません。
ただ、公立高校は、全員が希望する学校に入れるわけではないですよね。
選択肢が少ない中で、落ちたらどうなるんだろう?というのが正直な疑問です。

教育環境については、今後、子どもの成長に合わせて少しずつ情報を集めていきたいと思います。

あと、教育とは直接関係ないことですが、富山は中学生以上の子どもの遊び場が少ないように感じています。
車がないと移動しにくい環境なので、行動範囲が狭くなってしまうのでは、とちょっと心配しています。

富山での子育て、私が今思うこと

5歳と2歳の今は、富山での子育てに満足している部分が多いです。
広い公園でのびのび遊べて、自然が近くて、混雑のストレスも少ない。
子どもたちがゆったりと育っているなと感じます。

魚津水族館。日曜だったけど人少なくてゆったり見学できました。

ただ、子どもが中学生・高校生になったとき、富山でよかったと思えるだろうか?と考えることがあります。
教育の選択肢が少ない、遊び場が少ない、車がないと移動できない。
小さいうちは気にならないことも、子どもが自分で行動したい年齢になったとき、どう感じるんだろう、と。

正直に言うと、富山での子育てに満足している部分と、将来を考えると不安になる部分の両方があります。

富山は「子どもをのびのび育てたい」という気持ちには、とても応えてくれる場所だと思います。でも、全員に合う場所ではないとも感じています。
冬の厳しさ、車社会、教育の選択肢の少なさ。

富山が合う人もいれば、合わない人もいる。
住んでみないと分からないことも多いと思います。

これからも、富山での暮らしを正直に記録していきます。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後もnoteマガジン「地方移住フリーランスの子育て記録」で、地方での働き方・暮らし方・子育てについての体験記を更新していきます。

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小花 絵里 eri obana 読んでくださることが何より励みですが、チップも大切に受け取っています。 いつもありがとうございます。