[ブレストnote]『チュルク』から世界を見る①セム・ハザル・アーリア・バビロニア・ヤハウェ・スラブ・バルト・ノルマンetc(かなりアルスラーン戦記・ネタバレ系になった)
私のオタク人生の始まりは、従兄弟の部屋で見つけた田中芳樹氏のラノベ「アルスラーン戦記」だった。
史学科出身の田中芳樹氏のSFファンタジーはどれも、世で語られていない皮肉に満ちた軽快さがあった。
そして
「皆殺しの田中芳樹」
と呼ばれるほど、登場人物が皆非業の死を遂げる。
それは軍事、戦争というものがヒーローでも何でもなくただの人類における殺し合いであり、暗殺謀殺されることをファンタジーが肯定してはいけないというような彼ならではの、メッセージが込められていた様にも感じる。
・・・・・・・・・・・・・・・・
パルス王国=「ペルシア」を舞台にした物語。
蛇王ザッハーク・ミスラ神やイアルダボート教など、狂信者が他のシリーズ同様に物語の流れを生み出す。
モデルとなっている宗教は、ゾロアスター教やイスラム教、キリスト教で、パルスは『大陸公路』の中継点に当たる。
現在の一帯一路・シルクロードに当たる。
即ち現イラン共和国周辺諸国とその民族が歴史題材だった。
ただ、日本の世界史ではあまり深く扱われて来なかったし、あまり深い記憶に残る内容ではなかったことを記憶している。
その中で
「チュルク」「トゥーラーン」
という国が存在する。
チュルクは現在アフガニスタン・イスラム共和国付近、トゥーラーンは現在トルメクスタン共和国辺りだ。ミスル・ミスラはおそらく「ムズリム・イスラム」を表していたのだろう。
黒海を囲む周辺諸国で最も歴史上に強い影響を齎している存在は、現トルコ共和国であり、地政学的にもとても重要な存在。
トルコ(Turkey)はチュルク(Turk)からが語源。
この地理関係が、私の頭の中で終わりの見えないアルスラーン戦記と実際の歴史を複雑化させてきたが、
ようやく点と線がつながった様に感じる。
奴隷解放王アルスラーンのモデルはアケメネス朝ペルシアのキュロス二世だろうか?
そうすると年号や世代が大きく錯誤するので、歴史がゴチャゴチャになる。
ミスラ神とミスルが登場するあたりから見て、サーサーン朝ペルジア時代当たりを基礎モデルにしている様に感じていた。
エジプト共和国も現在はイスラム圏であり、古代エジプトと掛け合わせた存在だろうか?
理由は、
ルシタニアのモデルは東ローマ帝国の十字軍がモデルだと感じていたからだが、SFであり、架空の時代背景。
地中海と黒海に挟まれた『トルコ共和国』
海路と空路、陸路、民族。
ユーラシア大陸の西側で、現在重要な地政学的な中心地に起こり続けている因果の中心地。
何でもオタクでラノベ好きな私としては、
歴史考察や、『シン・カ・セツ』の可能性を探る事はひとつ趣味だ。
人間が思考している以上、人と人の間に介在する、全ての計画は陰謀とも言える。
それが利益を得るもの、奉仕するためであっても全ては善悪関係なく陰謀とも言える。
一神教と民族の因果が複雑に絡み合っている事、国家、宗教、民族の利害関係が存在していることもまた間違いない。
言語や、文化風習、あらゆるものが政争になるだろうし、大義名分としてさまざまな動きが存在している。
ロシア共和国はハザル、スラヴ、ノルマンなどの混血で形成されているところから世界情勢を捉えた方がいい。
シンドゥラはインドだろう。ヒンドゥから来ているだろうし、
アルスラーンの盟友、ラジェンドラ王子は、ラージェンドラ1世からだろう。
やはり紀元後11世紀前後の既にイスラム教が存在している、ペルシア世界を基礎舞台に捉えて良いのだろう。
そういえば、ダリューンの思い女は極東の絹の国セリカにいた記憶がある。
多分舞台は中国だ。
紀元後が舞台なら、シルクロードは当然存在していて、ペルシアを中継に交易が盛んに行われていたはず。
マルヤムの元ネタはヤムナなような気もする。
これだけ種族が混ざり合った中で、国家同士が国境を分けて戦争をせずにいることの方が難しい。
君主制であればなおさらで、語弊はあるかも知れないが、徳川家康のように政略結婚が必要なくらい、難しい。
この小さな日本では国内ですら戦国時代があったくらいなのだから。
共和制民主主義はそんな中で可能な限り平和な社会として国家同士が存在し得るように生み出された叡智なのだろう。
立憲君主制であること自体が周辺諸国との価値観の不一致の因果を生み出し、要らぬ争いの起因になっている可能性もある。
アルスラーン戦記の中のもう一つの重要な存在にトゥーラーンの存在がある。
今のトルクメニスタン共和国からモンゴルキルギス、タジキスタン黒海東側辺りに存在している。
トゥーラーンは、アーリア人のことであり、
トルコ、イラン、東欧やインドにもユーラシア大陸を南北に縦断して存在している。
資本主義の事ばかりを日本人は欧米の影響で意識するが、民族や歴史的な因果はユダヤよりもアーリア人を中心に回っている様にも感じる。
ちなみにゴータマシッタルタ、釈迦もアーリア人だったという説が有力だと聞いた。
『スーフィズム』
スピリチュアリティに近い神秘主義であり、スンニ派にもシーア派にもそれぞれ存在している。
イスラム教の信仰を、他民族へ実践的に拡大して伝えた形態の一つ。
またペルシアでイスラム教が広がった理由の一つに、改宗と税の関係があったとされる。
様々な理由で、信徒を増やした事に起因して、20億人を超える信徒を抱える宗教として現在君臨している。
・・・・・・・・・・・
ミスルとされた場所は現在のサウジアラビア。
日本人は
ガザやシリア、イスラエルばかりを見ようとするが、
ここ数年で、中東、イスラム諸国で起こっている点と点を眺めた時、
先進国を自称する欧米が焦りを見せているのか?その背景が浮かび上がる。
イスラム諸国の主流派、恐らく彼らは全く焦っていない。
むしろ未来航路に向けて関係値を高めて行っている。
欧米諸国のグローバリズム、工作牙城は黙っていれば、時の経過と共に崩壊するとも言える。
そして、『グローバルサウス』の国々は、BRICsと手を組む事とG7、欧米を『両天秤』にかけている。
彼らもまた、全く焦りがない、高みの見物状態だ。
全ては因果応報だと、歴史は教えてくれる。
強引な工作や陰謀による遺恨は、結局自業自得、自国の未来へ跳ね返り代償をのしを付けた状態で請求する事になる。
大日本帝国が行った事を極東アジア諸国が忘れる事はない。
それが人類史上、最後の大戦になったのだから。
それなのに未だに立憲君主制であることを、侵略された国々は覚えているのだろう。
日本人が誇れば誇るほど。
『偽りの日本民族』を誇ることと
『象徴天皇制』の立憲君主国家
それは、もしかしたら
GHQやCIAによる極東アジア地域の民族感情に遺恨を残し、真の意味で中央アジアや中東との分断工作の一環だったのかも知れない。
・・・・・
続く。
いいなと思ったら応援しよう!
私は地球生命、生態系、精霊、神々は一つであると捉えています。人類が千年先にも続いていく為にも地球生命体との共存共生は、今人類社会を生きる我々全ての責務です。これからも地球規模で、生態系保全や風土に紐づいた文化、生態系資源を未来へ繋ぐの活動を、皆さんと共に共有して生きます。