想定通りであってほしい
ピンチをチャンスに変えられる人がいるらしい。
私はピンチにジタバタしてしまう。
足掻いてどうにかなる場面ならまだマシ。
自分のコントロールの範疇を超えているとわかっても、気持ちのざわめきが落ち着かないのだ。
心がけひとつなのだろうか。
事故で大渋滞していたとしても
遅刻しそうだと思うだけで呼吸が浅くなる。
気持ちは足早、現在地は微動。
時計ばかり進む現実。
♩=60のはずの秒針が、体感16ビートのハイハットと化す。
修行僧にでもなれば、これが木魚となるのだろうか。
ポクポクポク……
もちろんちゃんとやりたい。
うまくいくのが一番。
でも、それより何より
想定通りであってほしくて。
これを完璧主義と呼ぶのだろうか。
結果を求める完璧主義とは少し違うかもしれない。
予想も、準備も、先回りも
できる限りのことはしておきたい。
そしてコントロールを保っていたい。
プロセスの秩序を手放すことができないまま
想定外にすぐ翻弄されてしまう…
イレギュラー耐性が低いんだな。
先日、菜月の小学校で引き渡し訓練があった。
参観日で防災を学び、訓練後に下校する流れだ。
災害はまさしく想定外に見舞われる。
予告なしに鳴り響くアラーム。
あの何とも形容し難い音にドキドキするも、幸い避難を伴うほどの被災をしたことは、まだない。
いつ誰の身に起こるかわからないことへの心構え。
いざという時、私は然るべき行動がとれるだろうか。
想定外に弱い自覚があるからこそ、防災訓練はよりリアリティを持つ必要があるかもしれない。
家族でも避難場所を確認し、防災グッズの見直しは定期的に。
子どもがいることで優先順位だけは以前より明確になった気がする。
想像力で想定外を減らすことも、自分にできる備えだ。
そう思えるようになった背景には、時に諦めも肝心という経験からの学びも一役買っている。
(※文末添付記事)
それでも冷静でいられる自分は、まだまだイメージしづらい。
日常の小さなところからでも。
想定外に出会った時の自分を、少しは信じられるようになっていけたら。
