見出し画像

次世代へつなぐ授業づくりのヒント|教師20年の私を通して

みなさん、こんにちは、こんばんは。
今日も言葉と本音をつなぐ風がこころにそよぐをテーマにお届けします。やっぴ(やぶっち)です。

先日、古くからの友人がラジオをはじめたというので、素敵だな~と思って聴きに行きました。行くと言っても、アプリをダウンロードして、検索して、再生ボタンを押す、ということですが。

今回は、その素敵なラジオの記念すべき第1回目の放送を聞いて、考えたことをまとめています。そうそう、そのうち、私やっぴも出演させてもらう機会があるかもしれないので、その時はまたここでもご紹介させてください。


教科書「が」教える授業を超えるとは?

1.「私たちは何を教えているのか」

学校現場で、「教科書通りの授業」をしていればいい。と言われるようになったのはいつ頃だったでしょうか。コロナ禍~働き方改革を経て、さらに強くなったように感じています。

「もっと子ども達に響く授業をしたい」
つまり
「教科書『が』教える授業を超える」
とは、一体どういうことでしょうか。

私はラジオを聴きながら、また、以前いしまささんの講演を聞いていたので、そんなことを改めて思いました。

まず、大切なのは、私たち教師自身が「何を子どもたちに伝えたいのか」を問い直すことです。教科書は、教育内容の基本的な枠組みを示してくれますが、そこに書かれていることを「ただ伝える」「そのままなぞる」だけでは、子ども達の心には届きにくいことは明らかなのです。

2.一瞬一瞬の授業づくりへ

その答えは、とてもシンプルでとても深いものです。
村越さんとの対話の中で、その地域ならではの・・・という話で進められているのですが、言いかえれば
「私がつくり出す」授業を毎日、「子ども達と共に積み重ねる」こと。

村越さんは、「ずれる」という言葉で表現されていました。
私なりに例えていうなら、一般的においしいカレーのルーを、食べる人の好みや気分や状況に合わせて、味変するという感じです。
つまり、教材をそのまま提供するだけでは、「ああ、今日もカレーか」としかならない。そこに、今つまらなそうだから、ピリッとした香草を入れてみようか、とか。後味が残るように、途中からクリームをかけてコクを出そうか、という感じです。

授業づくりは、教科書を踏まえつつも、それを超えた「今この瞬間」の子ども達との関りの中にこそ生まれていきます。そのために、「ずれる」準備は万端に、というのが授業づくりには欠かせません。

この積み重ねこそが、次世代へつないでいく大切な考え方なのだと感じました。授業をただの知識の伝達ではなく、人々の工夫や思い、願いをつなぐものにする、そんな授業づくりを目指したいものです。

3.子ども達と「今」を楽しむことが教育内容を超えるカギ

私たちが、子どもと共に「授業をつくり」「授業を通して伝えている」ものは、分かった、できたを超えて、「学ぶ喜び」や「探究の楽しさ」「分からないって面白い」、そして「共に成長する時間を味わう」ことではないでしょうか。

だからこそ、私は「今、子ども達と毎日楽しんでいますか?」という問いは、教育内容を超える、授業づくりの重要なチェックポイントになると思っています。

どうしてそう思えたかというと、私は若い時にさんざん言われたんですよね、「楽しいだけじゃだめだ!」「ちゃんと分からせないとだめだ!」と。私だって、分かることは大事だと思っています。「分かった!」という子どもたちの姿を見たいと思って、この仕事を選びました。
でも、判断基準が「分かったかどうか」だけという狭い選択肢しか持てないようにさせられていた私は、とても厳しい教師だったと思います。そして、分からせる工夫ばかりしていると、「なんで分からないの?」と、子どものせいにしてしまうんですよね。私は、とても辛かったです。そんなことをしたかったのではないのに・・・・と。

そんな振り返りから、今回のラジオを聞いていると、学生さんのリアルな声や、ベテラン教師が交わす対話から生まれる気付きは、まとめずにはいられない・・・という感じになるのです。

4.学生もベテランも響く、対話から見える授業の未来

私自身、雑誌『教育』8月号の論考やいしまさ教育radioの対話を通じて、「ベテランとして教科書を超える授業づくりを継承していく」使命を改めて感じました。

学生や、若い教師たちの声にもっと耳を傾けたい。聴いている気になっていたかもしれない。
互いに語り合い、学び合うことで、より豊かな教育の未来が拓けると確信しています。

教科書「が」教える授業を超えた授業づくりは、決して特別な技術ではありません。子ども達との毎日の関わりの中で、私が「この子たちと一緒に、こんな学びをしたい」と、築かれていくものなのです。
あの子がふと顔を上げた瞬間、あの子がしゃべりたくなった瞬間、あの子が鉛筆をおもむろに手に持って書きだした瞬間。

「今この瞬間の子ども達との時間」が尊い。そして、私は大好きです。

教科書「が」教える授業を超えた授業づくりを、これからも私と一緒にひろげていきませんか。

いしまさ教育radioで、もう少し、この先へ

学生からベテランまで、幅広い層が語り合う(?)【いしまさ教育radio】
リアルな声が響き合う場で、あなたの教育現場にも必ず役に立つヒントが見つかります。

ぜひチェックして、次の一歩の参考にしてくださいね。


記念すべき第1回


いいなと思ったら応援しよう!

やっぴ|言葉と本音をつなぐ風がこころにそよぐ日常を\\ことねはかぜ// 心からありがとうございます。あなたの応援が、私の言葉を届け続ける力になります。