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「パブリックスクールシリーズ」オススメの読む順番と最新刊情報【樋口美沙緒】

この記事では、樋口美沙緒先生によるBL小説「パブリックスクールシリーズ」のオススメの読む順番と最新刊情報を紹介しています。

「パブリックスクールシリーズ」は、樋口美沙緒先生がキャラ文庫から出しているイギリスの全寮制男子校を舞台にしたBL小説で、2025年11月現在は4冊の本編と2冊のスピンオフに1冊の番外編集が刊行されています。また、近いうちに番外編集第2弾も出る予定とのこと。

「パブリックスクールシリーズ」では、2組のカップルが描かれているので、刊行順ではなくカップルの話ごとに読むのがオススメです。

イラストはyoco先生。

※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれていますが、記事の内容は筆者の実体験や感想に基づいており、記事の公平性を損なうものではありません。


「パブリックスクールシリーズ」最新刊

「パブリックスクールシリーズ」の最新刊は、2026年2月27日発売の『パブリックスクール-リーストンより愛をこめてⅡ-』です。

5月8日には電子限定で『「パブリックスクール ―リーストンより愛をこめて―」番外編集』が発売されます。

「パブリックスクールシリーズ」一覧

  1. 『パブリックスクール―檻の中の王―』2015年10月刊行

  2. 『パブリックスクール ―群れを出た小鳥― 』 2015年11月刊行

  3. 『パブリックスクール -八年後の王と小鳥-』 2016年6月刊行

  4. 『パブリックスクール -ツバメと殉教者-』 2019年6月刊行

  5. 『パブリックスクール ―ロンドンの蜜月―』 2020年1月刊行

  6. 『パブリックスクール -ツバメと監督生たち-』 2020年5月刊行

  7. 『パブリックスクール -リーストンより愛をこめて-』2025年11月刊行

  8. 『パブリックスクールーリーストンより愛をこめてIIー』2026年2月刊行

  9. 『「パブリックスクール ―リーストンより愛をこめて―」番外編集』 2026年5月刊行 ※電子限定

「パブリックスクールシリーズ」オススメの読む順番

1.『パブリックスクール―檻の中の王―』2015年10月刊行

イギリスの大貴族×天涯孤独の日系ハーフの少年の身分差BLです。

何もかもが完璧なのに愛に飢えている英国少年が、日本からやってきた健気な少年の一途な愛で満たされていく様子が美しい物語。

体格差カップル、身分差カップル、両片思い、金髪攻め、黒髪受けが好きな方にオススメです。

攻めと受けは叔父と甥にあたる関係なので、血縁BLが苦手な方はご注意ください。ただ、甥の方が年上という少し特殊な関係性のため、禁断の関係という雰囲気は薄めです。

また、攻めが歪な独占欲を抱えているので、倫理的に問題がある方向での過激な描写が多めです。苦手な方はご注意ください。

電子化済みです。(2026年7月現在はKindle Unlimitedでも読むことができます。)

2.『パブリックスクール ―群れを出た小鳥― 』 2015年11月刊行

1巻の『パブリックスクール―檻の中の王―』と2巻の『パブリックスクール ―群れを出た小鳥― 』は上下巻のような構成になっているので、『パブリックスクール―檻の中の王―』→『パブリックスクール ―群れを出た小鳥― 』の順番で読むのがオススメです。

前半は攻めがパブリックスクールを卒業するまで、後半はそれから8年後が描かれています。

『パブリックスクール ―群れを出た小鳥― 』で物語は一旦一区切り。

攻めも受けもお互い以外の男との関係が匂わされる描写がありますが、最後はハッピーエンドです。

電子化済み。(2026年7月現在はKindle Unlimitedでも読むことができます。)

3.『パブリックスクール -八年後の王と小鳥-』 2016年6月刊行

過去に雑誌などで短編として発表された「八年目のクリスマス」「つる薔薇の感傷」に、書き下ろしの「八年後の王と小鳥」を加えた作品になっています。

内容は1巻の『パブリックスクール―檻の中の王―』、2巻の『パブリックスクール―群れを出た小鳥―』に続く展開なので、前の2つを読んでから読むのがオススメです。

電子化済みで、電子書籍版には書き下ろしSS「王と小鳥のバレンタイン」が付いてきます。※「王と小鳥のバレンタイン」は、2025年11月27日発売の『パブリックスクールーリーストンより愛をこめてー』にも収録されています。

4.『パブリックスクール ―ロンドンの蜜月―』 2020年1月刊行

刊行順では5巻にあたりますが、4巻がスピンオフ作品なので先に5巻を読んでも問題ありません。

こちらも過去に雑誌に掲載された短編「展覧会と小鳥」に書き下ろしの「ロンドンの蜜月」を加えた作品になっています。

メインカップルの2人が長い時を経て一緒に暮らし始めるストーリーで、イギリスのアートシーンをメインに描いています。

電子化済み。

★『キャラ文庫アンソロジーI 琥珀』 2017年12月刊行

「パブリックスクールシリーズ」のスピンオフの前に、シリーズの短編を読むことができるアンソロジーを紹介します。

まず、キャラ文庫から出ているBL小説の番外編を集めたアンソロジーの1巻『キャラ文庫アンソロジーⅠ 琥珀』には、シリーズのメインカップルの親戚であるギルを主人公にした短編「コペンハーゲンから愛をこめて」が収録されています。

切ない失恋ストーリーなのでギル推しの方は必見。

第三者の視点からメインカップルの恋が描かれているので、彼らのファンの方も楽しめると思います。

電子書籍版だけになりますが、『キャラ文庫アンソロジーⅠ 琥珀』は分冊版も配信されているので、「コペンハーゲンから愛をこめて」だけ読みたい方は『【分冊版】キャラ文庫アンソロジーI 琥珀[パブリックスクール]番外編』を購入するのがオススメです。

※「コペンハーゲンから愛をこめて」は、『パブリックスクールーリーストンより愛をこめてー』にも収録されています。重複購入にはご注意ください。

「キャラ文庫アンソロジー」について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

★『キャラ文庫アンソロジーIII 瑠璃』 2020年6月刊行

キャラ文庫から出ているBL小説の番外編を集めたアンソロジーの3巻『キャラ文庫アンソロジーⅢ 瑠璃』には、『パブリックスクール―ロンドンの蜜月―』から2ヵ月後の話を攻めの視点で描いた短編「画廊オーナーの気がかりな案件」が収録されています。

電子書籍版だけになりますが、『キャラ文庫アンソロジーⅢ 瑠璃』は分冊版も配信されているので、「画廊オーナーの気がかりな案件」だけ読みたい方は『【分冊版】キャラ文庫アンソロジーIII 瑠璃[パブリックスクール]番外編』を購入するのがオススメです。

※「画廊オーナーの気がかりな案件」は、『パブリックスクールーリーストンより愛をこめてIIー』にも収録されています。重複購入にご注意ください。

「キャラ文庫アンソロジー」について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

★『キャラ文庫アンソロジーIV 瑪瑙』 2022年11月刊行

キャラ文庫から出ているBL小説の番外編を集めたアンソロジーの4巻『キャラ文庫アンソロジーIV 瑪瑙』には、『パブリックスクール―ロンドンの蜜月―』から2ヵ月半後の話を受けの視点で描いた短編「幸福な王の帰還」が収録されています。

他のアンソロジーに収録されている話の中では最も後の時系列の内容ですが、それぞれの短編は独立しているのでどれから読んでも大丈夫です。

電子書籍版だけになりますが、『キャラ文庫アンソロジーIV 瑪瑙』は分冊版も配信されているので、「幸福な王の帰還」だけ読みたい方は『【分冊版】キャラ文庫アンソロジーIV 瑪瑙[パブリックスクール]番外編』を購入するのがオススメです。

※「幸福な王の帰還」は、『パブリックスクールーリーストンより愛をこめてIIー』にも収録されています。重複購入にご注意ください。

「キャラ文庫アンソロジー」について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

5.『パブリックスクール -ツバメと殉教者-』 2019年6月刊行

ここからはスピンオフ作品になります。

物語の舞台は久しぶりにパブリックスクールに帰ってきますが、メインカップルが卒業して数年後の話なので、登場するキャラクターはガラッと変わっています。

刊行順でいうとこれが4巻になりますが、時系列では5巻の『パブリックスクール―ロンドンの蜜月―』よりも後の話になるので、個人的には3巻の『パブリックスクール -八年後の王と小鳥-』を読んだ後は先に5巻を読んでから4巻に戻ってくるのがいいのではないかと思います。

カップリングは、名家に生まれた不良の監督生×日本人の父を持つスラム育ちの孤独な少年。

過去に傷を持つ者同士が寄り添って癒し合うストーリーです。

同級生カップル、体格差カップル、身分違いの恋、金髪攻め、黒髪受けが好きな方にオススメ。

これまでのシリーズと比べると、パブリックスクールという場所について詳しく描写されているシーンが多いので、全寮制の男子校という設定が好きな人はかなり楽しめると思います。

メインカップルの攻めもチラッと出てきます。

ただ、内容はかなりシリアスなので、倫理的に刺激が強い描写や、攻めが他のキャラと関係を持つシーンががっつりあるのがダメな方は苦手かもしれません。

また、こちらは2016年に書籍版として発売されたものを文庫化した作品になります。

文庫化にあたり、「寮代表は祈りを捧げる」という短編が追加で書き下ろされています。

電子化済み。

6.『パブリックスクール -ツバメと監督生たち-』 2020年5月刊行

スピンオフ2作目。

内容は4巻『パブリックスクール -ツバメと殉教者-』の続きで、攻めと受けの2人が最終学年になってからの1年を描いています。

引き続きシリアスな雰囲気は健在ですが、ラストはハッピーエンド。

こちらにもメインカップルの攻めがチラッと出てきます。

電子化済み。

7.『パブリックスクール-リーストンより愛をこめて-』 2025年11月刊行

シリーズ初の番外編集です。

2015年から2021年にかけて発表された「パブリックスクールシリーズ」の短編を集めたもので、本編のカップル(エド×礼)とスピンオフのカップル(スタン×桂人)の両方が登場しています。

そのため、1~6巻をすべて読んでから読むのがオススメです。

メインキャラ10人分の初出しプロフィールも収録されているので、ファンの方はお見逃しなく。

電子化済みです。

8.『パブリックスクールーリーストンより愛をこめてIIー』 2026年2月刊行

2026年2月27日には、番外編集第二弾『パブリックスクールーリーストンより愛をこめてIIー』が刊行されました。

2019年から2022年にかけて発表された「パブリックスクールシリーズ」の短編を集めたもので、本編のカップル(エド×礼)とスピンオフのカップル(スタン×桂人)の両方が登場しています。

こちらも1~6巻をすべて読んでから読むのがオススメです。

書き下ろしもたっぷりアリ。(両カップルのその後を描いた短編で、どちらもほぼ結婚エンドです。)

電子化済み。

9.『「パブリックスクール ―リーストンより愛をこめて―」番外編集【電子限定版】』2026年5月刊行

2026年5月8日には、電子限定の番外編集が発売されました。

書き下ろしの番外編2本が収録されていて、どちらも『パブリックスクールーリーストンより愛をこめてIIー』の続きになっています。

9割ラブシーンの濃厚な番外編なのでお見逃しなく。

★『小説Chara vol.53』

2025年11月21日発売の『小説Chara vol.53』には、『パブリックスクール-リーストンより愛をこめて-』刊行記念として「パブリックスクール特集」が掲載されています。

これまでのシリーズを振り返る入門ガイド、読者が選ぶ名台詞・名場面ランキング、作中に登場するキーワード解説企画などが掲載されているので、シリーズをより楽しめむためにチェックしてみるのもいいかと思います。

★オマケ 『キスと等価価値』

樋口美沙緒先生が同人誌として出している『キスと等価価値』は、「パブリックスクールシリーズ」の短編集です。

全部で4つの短編が収録されていて、2組のカップルのどちらも登場するので、シリーズのファンの方なら楽しめると思います。

読む順番としてはシリーズ全て読み終えた後が最適です。

※こちらに収録されている短編は、『パブリックスクールーリーストンより愛をこめてー』『パブリックスクールーリーストンより愛をこめてIIー』に再収録されました。

まとめ

「パブリックスクールシリーズ」を読むのにオススメの順番は、『パブリックスクール ―檻の中の王―』→『パブリックスクール ―群れを出た小鳥―』→『パブリックスクール -八年後の王と小鳥-』→『パブリックスクール ―ロンドンの蜜月―』→(『キャラ文庫アンソロジーI 琥珀』→『キャラ文庫アンソロジーIII 瑠璃』→『キャラ文庫アンソロジーIV 瑪瑙』)→『パブリックスクール -ツバメと殉教者-』→『パブリックスクール -ツバメと監督生たち-』です。

イギリスの貴族社会と全寮制男子校を舞台にしたファンタジックな雰囲気のある作品なので、そういった設定がお好きな方はぜひ一度手に取ってみてください。


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