【山田崇ラジオ324回】「走った先で会いましょう」
「走った先で会いましょう」
【HLAB小布施2025】高校生と大人が出会い、問いを交わす時間
話し手:山田崇さん(nanoda代表/株式会社ドコモgacco)、有賀春桜美さん(HLAB/鳥取大学4年)
書き手:山田崇
日時:2025年8月22日(金)午前6時から
Check In
山田崇さん:
今日は長野県の白馬村にいます。信州大学のローカルイノベーター養成コースとストラテジーデザインコースの合同ゼミ合宿で、今日は最終発表です。観光に来た人たちの移動をテーマに、マリオットホテルやスノーピーク、白馬村の新公社にヒアリングをして提案を行います。午前中は合宿の報告、午後は仕事をする予定です。よろしくお願いします。
有賀春桜美さん:
おはようございます。私は鹿児島市にいます。本当は硫黄島に行く予定だったんですが、台風で欠航になって今日は待機です。昨日なんとか東京から鹿児島まで飛行機で来られたんですが、台風がゆっくりすぎて船が出ないんです。長野県小布施町でのサマースクールが終わってすぐこちらに来たので落ち着かない朝です。
HLAB小布施2025の振り返り
山田崇さん:
今週、小布施町で開催されたHLAB小布施2025に参加しました。10年前にも参加したことがあるんですが、今回も60人の高校生と15人の海外大生を含む大学生40人が一週間寝食を共にするプログラムでした。私はDAY5からの2日間だけの参加でしたが、本当に刺激的でした。
有賀春桜美さん:
私は運営側として5回目の参加でした。毎年立場が変わるので見える景色も違いますが、開会式と閉会式での高校生の表情は変わらず大好きです。最初は不安そうな顔をしていた子たちが、一週間後には清々しい顔で帰っていく。その瞬間に「また来年もやろう」と思えるんです。
フリーインタラクションでの出会い
山田崇さん:
一番印象に残っているのはフリーインタラクションです。高校生男子と45分間、1on1で深く話しました。彼は海外で過ごしてきた経験があり、言葉が分からない時は「分からない」と正直に伝えてくれた。その姿に、自分がいかに「分かるだろう」と甘いコミュニケーションをしてきたかを反省しました。最後に「リバースメンターをしましょうか?」と言ってもらえて、本当に貴重な時間でした。
問いかけと場づくり
山田崇さん:
90分のワークショップでは、誕生日順に並ぶチェックイン「バースデーライン」から始め、対話や多様性を感じてもらえるように工夫しました。「全員違って全員正しい」という感覚を体験してほしかったんです。心理的安全性を大事にしながら話せる場を意識しました。小布施という場所への意識も探るワークをしましたが、多くの高校生はまだ自分に向き合うことに集中していて、それも印象的でした。
有賀春桜美さん:
二日目のフリーインタラクションは初日よりも圧倒的に熱量が高かったです。山田さんのワークで「話してみてもいいんだ」という感覚を得たことが影響していたと思います。自己紹介の際に「関心がないなら一番関心がない人を選んで話してみよう」と言っていただいたのも、高校生の背中を押したと思います。
Check Out
有賀春桜美さん:
鳥取での出会いからVoicy出演、そして今回のHLAB小布施2025と、ご縁を感じています。来年度につなぐ立場として、今年見た景色をどう次につなげるかが自分のテーマです。半年間、山田さんといろいろな場をご一緒できたことが大きな財産になりました。
山田崇さん:
映画『F1』のセリフ「走った先で会いましょう」を思い出しました。お互いに走り続けていれば、また違う立場で再会できる。今回の時間もそう感じさせてもらいました。高校生に「楽しいですか?」と問われて「楽しくない」と答えた自分に気づかされたのも大きな収穫です。もっと楽しんで走っていきたいと思います。
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