100回以上キャンプした俺の話:行き着く先は「熾火」と「無骨飯」 山奥AI研究所
気づけば、テントを張って夜を明かした回数も100回を優に超えていた。
最初は流行りのギアを買い漁ったり、
お洒落なキャンプ飯に挑戦したりもした。
でも、100回もやってると、荷物はどんどん減っていくし、スタイルもどんどん「無骨」になっていく。
結局のところ、俺がキャンプに求めているのは、
自然の中で火を弄り、ただ腹を満たして、
静かに酒を飲むことだけなんだと気づいた。
今回は、そんな100戦錬磨(?)の俺がたどり着いた、ある日のキャンプの風景を少しだけ語らせてほしい。
🔥 焚き火は「熾火(おきび)」になってからが本番
キャンプの夜の主役は、間違いなく焚き火だ。

初心者だった頃は、とにかく高く炎を上げることにロマンを感じていた。だが、今は違う。
薪が燃え尽きて、**赤々と妖しく光る「熾火(おきび)」になってからが、焚き火の本当のゴールデンタイムだ。
炎が落ち着いた熾火は、煙も少なく、驚くほど安定した強い熱を発する。この赤い光をぼーっと眺めながらチビチビと酒を舐める時間が、日常のストレスを全部灰にしてくれるんだ。
🍲 映えより美味さ。直火で食らう「無骨鍋」と「麺」
キャンプ飯に細かいレシピはいらない。

その辺に落ちている手頃な太さの枝を拾ってきて、トライポッド(三脚)代わりに吊るす。そこに真っ黒に煤けた鍋を引っ掛け、熾火の熱でじっくりと煮込んでいく。
具材はなんだっていい。
ざく切りにしたキャベツ、人参、きのこ、そして肉。出汁が出て野菜がくたくたになったら、そこに乾麺をそのままぶち込む。
見た目はお世辞にも綺麗とは言えないかもしれない。でも、外の冷たい空気の中で、煙の匂いを纏った熱々の鍋と麺をすする時、「生きてるな」って心から思うんだ。高級レストランのフルコースだって、この時の野外鍋には敵わない。

🍚 太陽の下、焦げ目も愛おしい「炊き込みご飯」
そして、キャンプの朝(あるいは昼下がり)、絶対に外せないのが飯盒(はんごう)やクッカーで炊くご飯だ。

春先の柔らかな日差しの中、人参やごぼう、鶏肉なんかと一緒に炊き込んだ「炊き込みご飯」。
バーナーじゃなく、あえて焚き火の火で炊くからこそ、火加減のムラが生まれる。底の方にできる醤油の香ばしい「おこげ」**が、またたまらなく美味い。
蓋を開けた瞬間に立ち昇る湯気と、出汁の香り。これがあるから、キャンプの朝は早起きしたくなる。
キャンプの魅力は「不便さ」を楽しむこと
道具はあんまり買うな
家が道具だらけになるぞ!!
オススメだ。
