社会福祉士と【贅沢】(世間の期待を独立型社会福祉士が考える)。清貧であるべき幻想を手放そう。
社会福祉士は贅沢してはいけない?そもそも贅沢って何?
フリーの社会福祉士の私が
【贅沢】&【世の中の福祉職に対するイメージ】について考えます。
改めまして、
お金とことばとソーシャルワークを紡いで創る
フリーの社会福祉士 柳田明子です。
さて。
が、とっても興味深く、
その中でも、
目次①ほんの少しの楽しみも、「贅沢」と言われる悲しさ
に私のアンテナが刺激され、
記事にコメントもしたんだけど
まだ語り切れなくて、
こうしてひとつの記事にしようとしています。
(※ちなみに。
さくら☆社会福祉士さんは
note開始3か月で1万ビューを達成されて、
読みやすい文章ですし、
切り口もおもしろいし、
疾走感キラキラです♪)
普段は質素な生活をしているとしたうえで、
ある日、行きつけのお店で、「お昼にラーメン食べて、夕方お腹が空いたから、デリバリーでハンバーガー食べた」という話しをした時、返ってきた言葉が、
「なんでそんな贅沢してるの?」
でした。
というエピソードを「給料」という切り口で語っておられます。
確かに、
返ってきたその言葉には
「低賃金の(はずの)福祉職がそんな贅沢を?」
という意味合いもあるでしょう。
ですが、私はもう一つ、
そこには世間の福祉職に対する
願望
があると思うのです。
それはすなわち、
「福祉の人はつつましくあってほしい」
「福祉の人はつつましくあれ」
「福祉の人はつつましくあるべき」
というイメージや期待。
清貧であるべきという幻想。
・・・もう少し考えていきます。
①世間のイメージ
仮に、
ラーメンが1,000円
ハンバーガーが1,000円
で合計2,000円を使ったのだとしましょう。
おそらくですが、
「なんでそんな贅沢してるの?」
と言った人は、
低収入のはずなのに2,000円は贅沢!
と具体的な金額で「贅沢」と返したわけじゃなくて、
ラーメンとハンバーガー🍜🍔
というチョイス(&デリバリー)に
「贅沢」
を感じたのではないかと思うのです。
世間が福祉職に求めるのは、
ハンバーガーじゃなくて
ごはんと梅干しとみそ汁🍚
じゃない?(家で食べるならなおさら!)
これぞ、ベスト・オブ・つつましき。
…たぶんね。
②同じ2,000円でも
・・・さらに考えます。
もしも、ですよ?
同じ2,000円で、
・自然栽培で無農薬のお米のごはん
・無農薬の梅を昔ながらの方法で漬けた添加物なしの梅干し
・しっかりとダシをとり、昔ながらの方法で作られた味噌と地元で採れた旬の無農薬野菜たっぷりの味噌汁
というお献立の
「ごはんと梅干しと味噌汁」
だけのランチを
隠れ家的古民家カフェで
食べてきた…
…と言ったとしたら、
それでも
「なんでそんな贅沢してるの?」
という反応が返ってくるかというと、
おそらくですけど、
そうは言われない気がするんです。
同じ2,000円だったとしても、
それどころか1食で2,000円
だったとしても、
です。
なぜなら、
福祉の人のイメージに合うから
すなわち、
世間の福祉職に対する期待を裏切ってないから
ゆえに、むしろ、もしかしたら、
丁寧な暮らしをしている
とプラスの評価になるんじゃないかなと思うんです。
・・・もう少し、考えます。
③贅沢って何?
そもそも、ですね。
【贅沢】って何でしょうか。
私の価値観からすると、
さっきの
・自然栽培で無農薬のお米のごはん
・無農薬の梅を昔ながらの方法で漬けた添加物なしの梅干し
・しっかりとダシをとり、昔ながらの方法で作られた味噌と地元て採れた旬の無農薬野菜たっぷりの味噌汁
…は、
とーっても【贅沢】な食事。
私はそこに豊かさを感じるし、
そこにお金をかけたいです。
1年前に下記記事で書きましたけれど、
社会福祉士自身も、
世間同様に
「つつましくあらねば」
と我が身に対して
思ってしまっていて、
もしかしたら、
私だけが豊かになるなんて申し訳ない
…というふうに、自分の人生が満たされることに対して罪悪感を持ったり、
あるいは、
そこまで明確な感情ではなくても、
無意識のうちに、
自分が享受できる豊かさを低めに設定していたり、
ブレーキをかけたり、
ハードルを設けていたり
…するかも知れません。
だけど、それは、
例えば医師が、
自分だけ健康でいるのは申し訳ない
と思うのと同じくらい奇妙なことかも知れないなと思います。
上記記事でも同じようなことを書いてますが、
社会福祉士自身が
【贅沢】な生活を味わうことなく、
つまり、
自身のQOL(生活の質)を満たすことなく、
それどころか、
満たす前に
自分のQOLについて深く考えることもなく、
人生の滋味深き豊かさ(=贅沢)を
味わうことを
あきらめていながら、
人さまの人生を、
人さまのQOLを、
どうやって一緒に考え、
どうやって語り、
どうやって、
ソーシャルワークを展開していくのでしょう。
④結論
というわけで。
ゆえに私は、
冒頭の疑問、
「社会福祉士は贅沢してはいけない?」
については、
とうぜん、
社会福祉士も贅沢しよう
と答えます。
その【贅沢】は
散財とは違います。
浪費とも違います。
人によっても違います。
ある人にとっては、
ハンバーガー
ある人にとっては、
旅行
ある人にとっては、
コスメ
ある人にとっては、
文房具
あなたにとっては…?
あなたの【贅沢】は何ですか?
あなたの生活を彩るものは何ですか?
今日も楽しかった♪と思えることは何ですか?
支援の質の奥行きは
支援者の暮らしから生まれます。
「清貧であるべき」幻想は手放して、
【贅沢】で豊かな日々を
まずは社会福祉士から紡いでいきませんか?
ガマンが前提の専門職に
未来はないですからね🌱
(制度設計の話ではなく、
今日は心持ちのお話です)
本日は以上です。
今日も気持ちの良い一日を!
↓この長期コンサルを受けたのは私の【贅沢】でした↓
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柳田明子社会福祉士事務所
〜聴く・伝える・ともに考える〜
(2001年開業)
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