古社鳴神社横「阿弥陀寺」徳川秀忠の霊屋が本堂!!【和歌山シリーズ/和歌山市周辺シリーズ/和歌山紀北シリーズ】
昨日公開した「鳴神社」に向かっていると坊さんが出てきた。まあ~檀家を持つ寺で観光寺田はないだろうとスルーしようとしたが、何?この古くて彫が凝ったお堂は?ということでお邪魔した。やっぱ、国指定文化財重要文化財だ!!徳川秀忠の霊屋「旧紀伊藩台徳院霊屋」のよう!?
変更履歴
2025/08/13:初版
▼見どころ
→由緒・歴史
和歌山市吹上の大智寺境内にあった
江戸幕府第2代将軍・徳川秀忠の霊屋
1633年、初代藩主・徳川頼宣の発願により建立されたもの
大智寺が明治維新で廃寺となる
1871年、阿弥陀寺の本堂として移築
本堂は桁行五間、梁間五間、寄棟造の建物で、構造・形式は禅宗様を基調としており、内外とも漆塗と極彩色を施している
近世初期の霊廟建築の一つ
→境内





阿弥陀寺は和歌山市街東方に所在する浄土宗寺院で,本堂は紀伊藩が和歌山城下の大智寺に寛永10年(1633)に造営した2代将軍徳川秀忠の霊屋を,明治4年に移築したものである。
本堂は,桁行五間,梁間五間の規模で,内部は中央の三間四方を内陣として,その中央後寄りに須弥壇を置き,周囲の外陣では海老虹梁を架けて柱同士をつなぐ。外観,内部ともに禅宗様を採用しつつ,各所に繊細かつ秀逸な彫刻を配し,建物全体に極彩色を施すなど,多様な装飾技術により華やかに荘厳をはかっている。徳川将軍を祀る廟所にふさわしい優れた意匠の霊廟建築として,高い価値を有している。

阿弥陀寺の住職
外観で注目したいのは、向拝(こうはい、正面に張り出したひさしの部分)などに飾られた精緻な彫刻たち。「菊や牡丹(ぼたん)などの花々のほか、内側を守るように伝説上の生き物である麒麟(きりん)や獏(ばく)、犀(さい)といった“霊獣”が飾られています」。どれも立体的で生き生きとした様子が伝わり、彫刻技術の高さをうかがい知ることができます。特に数が多いのが、突き出した鼻が特徴的な獏。本堂を囲うようにぐるりと配置されています。悪夢と鉄を食べることから平和と軍縮の象徴でもある獏に、徳川家の平和を維持するという願いが強く込められているとか。
内部は目が覚めるような極彩色。内陣と外陣に分かれており、境にある欄間に透かし彫りがほどこされています。モチーフは、牡丹や姫百合(ひめゆり)など、さまざまな植物。内陣にまつられた将軍・秀忠のため、内側から見て美しく見えるように作られたそうです。また、壁に飛天(羽衣をまとった天女)が描かれていることから、内陣が極楽浄土の世界をあらわしていることが想像できます。
その他、すみずみまで美しく貴重な装飾が満載。「昨年亡くなった父が、この本堂が国の重要文化財に指定されるよう、ずっと取り組んできました。それがようやく実現できてうれしい」と榎本さん。実際に訪れてみると、紀州徳川家の歴史だけでなく、建築そのものの芸術的なすばらしさも実感できるはず。ぜひ足を運んでみて。観覧無料。本堂の観覧希望者は、事前に阿弥陀寺へ問い合わせを。
▼メディア情報
国の重要文化財に指定 極彩色! 阿弥陀寺本堂 - LIVING和歌山
これ以降は本NOTEの下にあるコメント欄で追記します。
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