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GPT-Realtime-2を1時間使ったら、私の場合いくらか ― Excelで試算した木曜日

こんにちは!YaroTechです。

水曜のクロ助は、ChatGPTのTrusted Contactが「rolling out over the coming weeks」の真っ最中で、自分のアカウントにメニューが降りてくるのを待ちながら設計を予習する記事を書きました。「やってみた」ではなく「やってみたい」のトーンで木曜にバトンを渡した翌朝、私はSurface Laptopを開いてExcelを立ち上げ、もう1つの宿題に手を伸ばしました。

月曜のクロ助が書いた宿題3点 ― Office内Claude/Trusted Contact/GPT-Realtime-2 音声 ― の最後の1点。「1分5円・1分2.5円・日本語+15.2%」というOpenAI公式の単価を、自分の業務シナリオに置き換えて1時間ぴったりの試算に伸ばす回です。火曜にOffice内Claudeを30分で完走、水曜にTrusted Contactを予習で着地、そして木曜にAI音声を Excelで試算 ― 5月第2週、月曜の宣言を木曜で着地させる4日連続の流れの、しめくくりの一歩です。

※見出し画像のプロンプトは一番下におまけで公開中!



🖥️ 実行環境

  • PC: Microsoft Surface Laptop 7th

  • CPU: Snapdragon X Elite

  • OS: Windows 11 Home 25H2 ARM64

  • RAM: 16GB

  • ツール: Microsoft Excel(Microsoft 365)

  • API/サービス: OpenAI GPT-Realtime-2(Speech-to-Speech・音声合成・180ms遅延)

  • 公式単価(OpenAI公表値・2026/5時点・Day303記事内で既出):

    • 翻訳: 1分5円

    • 文字起こし: 1分2.5円

    • 日本語: +15.2% 追加

    • レイテンシ: 180ms(参考値・コストには直接影響しない)

⚠️ 本記事はAPI実機検証ではなく、Excel上の試算回です。GPT-Realtime-2のAPIを実際に叩く検証は別日(Day307以降)に予定しています。本記事はあくまで「公式単価をExcelに落として、自分の業務シナリオで1時間に伸ばす」プロセスを共有するものです。単価はOpenAI公表値の2026/5時点であり、半年後・1年後に変動する可能性があります。最新値は公式ドキュメントでご確認ください。


🎯 この記事で得られること

  • OpenAI公式単価(1分5円・1分2.5円・+15.2%)をExcelに正しく落とすコツ

  • 「自分の業務シナリオ」を1時間に伸ばした試算の組み立て方

  • 「人件費」と「AIインフラ価格」の対比から見える、AIが道具からインフラへ移る瞬間

  • Lv.6.5「コスト感覚をインフラ化する」という新しい階段の見え方


📊 試算前の心構え ― なぜ「Excel上の試算」なのか

Day303の月曜記事で、私は「1時間で翻訳450円・文字起こし150円」という上限値を提示しました。あれは公式単価をそのまま1時間に伸ばしただけの 上限値 で、自分の業務に翻訳した数字ではありません。

木曜の自分が知りたいのは、「私の場合、1時間ぴったり使ったらいくらか」 ― 朝の社内打ち合わせ録音、海外取引先とのZoom同時翻訳、クライアント向け音声メモ要約、取引先音声メール返信補助。自分の業務に登場する 4シナリオ で1日分の見積もりを出して、それを月20営業日換算したらいくらになるか。

API実機検証はまだしていません。GPT-Realtime-2のAPIを叩いてベンチを取る工程は、明日以降のDayに置きます。今日はあくまで「公式単価をExcelに落とす」ところまで。それでも、Excelに数字が並んだ瞬間に見える景色は、Day303の上限値表示とは別ものでした。


🧮 試算① 基本単価をExcelに落とす

最初の30分は「単価表シート」を作る作業でした。B列に用途、C列に単価円/分、D列に「日本語+15.2%適用後」を入れて、簡単な式 `=B2*(1+0.152)` で日本語係数を掛ける。翻訳は5円→5.76円、文字起こしは2.5円→2.88円。

Excelで単価を打ち込んだ瞬間に最初の気づきが来ました。「1分5円って、SMSより安いべさ」。Day300_2でローカルLLM 21.42 tok/sを追いかけた直後だからこそ、API利用の単価感が 別軸 の景色として見える。ローカルは「電気代を払って自前で持つ」軸、APIは「使った分だけ払う」軸。同じAIでも、評価軸が違うっちゃ。

📷 Excel試算表スクショ①: OpenAI公式単価表シート ― 翻訳5円/分・文字起こし2.5円/分・日本語+15.2%適用後の単価5.76円/分・2.88円/分が並んでいる

180msのレイテンシはコスト計算には直接影響しないので、別シートに参考値として置きました。「単価表」と「業務シナリオ」を分けて、シナリオシート側から単価表をVLOOKUPで引く構成にすると、後から単価が変わっても1か所の修正で全シナリオが連動する。Day304のExcel→Word→PowerPoint連携で身についたExcel設計の感覚が、ここで効いてきました。


🧮 試算② 業務シナリオ4本を1時間に伸ばす

ここからが今日の本題。シナリオは4本立てて、それぞれ「自分の業務で1時間ぴったり使ったら」を計算しました。日本語の+15.2%は全シナリオで適用しています。

シナリオA: 朝の社内打ち合わせ録音→文字起こし(1時間)
60分 × 2.88円 = 172.8円。1時間の議事録取りで約170円。朝のコーヒー1杯分です。

シナリオB: 海外取引先とのZoom同時翻訳(1時間)
60分 × 5.76円 = 345.6円。1時間の同時通訳で約350円。お弁当未満で、丸1時間「英語/日本語」の壁が消える計算。

シナリオC: クライアント音声メモ→要約(30分)
30分 × 2.88円 = 86.4円。30分の音声整理で約90円。自販機の缶コーヒー以下。

シナリオD: 取引先音声メール返信補助(合計30分)
文字起こし15分(約43円)+ 音声合成15分(公式単価要確認・暫定で翻訳同等で約87円)= 約130円。聞いて、整理して、返すまでの30分で約130円。コーヒー1〜2杯。

4シナリオ合計(1日想定)= 約735円。月20営業日換算で 約14,700円/月。1日の議事録・同時翻訳・音声メモ整理・音声メール対応が、月14,700円のインフラ費でぜんぶ片付く ― これがExcelに数字が並んだ瞬間に見えた景色です。

📷 Excel試算表スクショ②: 「OpenAI単価表」シートと「業務シナリオ」シートの2タブ構成、VLOOKUPでシナリオ側が単価表を引く設計

業務シナリオの分数や本数は、私の業務に合わせた 想定値 です。実際の業務量は人それぞれだから、読者の皆さんは自分の業務に翻訳して再試算してみてほしい ― それが「私の場合いくらか」の問いの本質だべさ。

Excel試算表スクショ④: シナリオA〜Dの円グラフ・1日合計に占める各シナリオの割合

💡 試算③ 「人件費」と「インフラ価格」の対比

Excel試算がもう一段の意味を持ったのは、4シナリオ合計を 人件費 と並べた瞬間でした。

$$
\begin{array}{|l|l|l|} \hline
\text{業務} & \text{人件費(従来)} & \text{AIインフラ価格} \\ \hline
\text{議事録1時間} & \text{2,000〜5,000円} & \text{172.8円} \\ \hline
\text{同時通訳1時間} & \text{5,000〜30,000円} & \text{345.6円} \\ \hline
\text{音声メモ要約30分} & \text{1,000〜2,500円} & \text{86.4円} \\ \hline
\text{月合計} & \text{—} & \text{約14,700円} \\ \hline
\end{array}
$$

「人を雇うほどでもない、自分でやるには時間が惜しい」中間業務 ― これがAIインフラに移る瞬間が、Excelの上で数字として可視化されたっちゃ。Day301の月曜エッセイで「AIが道具からインフラへ」と書いたとき、私はまだ言葉だけでこの変化を語っていました。今日Day306でExcelに落としてみて、それが「電気代」「水道代」と同じ感覚の価格帯に降りてきている事実が、自分の業務シナリオ上で見えた。

Excel試算表スクショ⑤: 人件費 vs インフラ価格の対比表 ― グレー(従来)/ミントグリーン(AI)の2層構成

ここで新しい階段を提示します。

Day306が提示する新しい階段
  • Day299_2「Lv.4 ファイル渡し」(縦軸: AI機能習熟)

  • Day304「Lv.5 アプリに住む」(縦軸: AI機能連携)

  • Day305「Lv.6 人を間に挟む」(別軸: 信頼ネットワーク)

  • Day306「Lv.6.5 コスト感覚をインフラ化する」(別軸: 価格感覚) ← 新フレーズ

縦軸(AI機能の習熟と連携)に対して、Day305は「信頼ネットワーク」という別軸を立てました。今日Day306は、そこにもう1本「コスト感覚をインフラ化する」という軸を足します。Lv.7に進む前に、コスト感覚を「電気代を払う感覚」までインフラ化しておかないと、Lv.7 で何を選ぶかの基準がブレる。だからLv.6.5として、半段差し込んでおく ― そういう位置づけです。


⚠️ つまずきポイントと留保事項

実機検証ではなく試算回だからこそ、ここは丁寧に書いておくべさ。

留保① OpenAI公式単価は2026/5時点の値
Day303本文で既出のOpenAI公表値ベースで試算しています。半年後・1年後は単価が変動する可能性があります。最新値は公式ドキュメントで都度確認してください。

留保② API実機検証は本記事ではしていない
GPT-Realtime-2のAPIを実際に叩いて秒単位の請求挙動・日本語+15.2%の適用条件・180msレイテンシの体感を検証する工程は、Day307以降に別記事で予定しています。本記事は 公式単価ベースのExcel試算のみ

留保③ 業務シナリオの分数は私の想定値
朝1時間の打ち合わせ、海外取引先と週1回のZoom、クライアント音声メモ ― これらの分数は私の業務シナリオに沿った見積もり値です。読者の皆さんは自分の業務に翻訳して、自分のExcelで再試算するのが本来の使い方になります。

留保④ シナリオDの音声合成単価は暫定
取引先音声メール返信補助の音声合成パートは、本記事執筆時点で正確な公表値を確認しきれず、翻訳と同等の単価で暫定試算しています。Day307以降の実機検証で実数を取り直す予定です。

つまずきポイントの実感としては、「日本語+15.2%」の掛け忘れ が一番多そうです。Excelで `=B2*1.152` を別セルに入れずに、ぱっと「5円×60分」で計算してしまうと172.8円が180円のオーダー誤差で出てきてしまう。最初に単価表シートで日本語適用後の単価を別列に出しておくと、シナリオ側はそのまま掛け算するだけで済むっちゃ。


🎉 5月第2週・宿題3点完走の重み

5月11日(月曜)にDay303で書いた宿題3点 ― Office内Claude、Trusted Contact、GPT-Realtime-2 ― を、火・水・木の3日で1点ずつ消化してきました。

  • 火曜(Day304): Office内Claudeで Excel→Word→PowerPoint を30分で完走

  • 水曜(Day305): Trusted Contact をロールアウト待ちで予習に切り替え

  • 木曜(Day306): GPT-Realtime-2 を Excelで試算して完走 ← いまここ

水曜のクロ助は「rolling out over the coming weeks」の3単語に出鼻をくじかれて予習回に着地しました。木曜の自分は、もう1つの宿題をExcelの上で完走させて、「予習」と「試算」の2種類の着地で5月第2週の3点を終わらせた。実機検証は別日に持ち越したけど、月曜の宣言を木曜で着地させる4日連続の流れは、Day300節目記事「次の300日は 量より濃度」の実装フェーズ第1週として、自分の手で達成感を作った1週間になりました。

「線で読んで、点で実装する」 ― Day300〜Day303で繰り返し書いてきたフレーズの 実装フェーズ完走日 が、今日です。来週は実機検証フェーズ。今週は 設計と試算で土台を作る週 だった、と振り返って言えるっちゃ。


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📝 まとめ

「GPT-Realtime-2を1時間使ったら、私の場合いくらか」 ― この問いをExcelに落とした木曜日。公式単価1分5円・1分2.5円・日本語+15.2%を自分の業務シナリオに翻訳すると、1日735円・月14,700円という数字が並びました。人件費と並べた瞬間、AIが「道具」から「インフラ価格の電気代」に移った景色が見えた。これがLv.6.5「コスト感覚をインフラ化する」の意味です。

API実機検証は別日に持ち越し。今日は Excel上の試算回 として、月曜宿題3点の3点目を木曜で完走しました。5月第2週、宣言と実装が4日でつながった ― 継続投稿の手応えは、こういう週末ごとに少しずつ厚くなっていくっちゃね。


🚀 次回予告

Day307(金曜)は、5月第2週・宿題3点完走の 週間振り返り ― あるいはDay300_2予告の続編、AnythingLLM × Foundry Local 連携の実機回 ― のどちらかでお届け予定。今日のLv.6.5「コスト感覚」を踏まえて、ローカルLLM側のコスト感覚(電気代)とAPI側(インフラ価格)を並べて見る企画になりそうです。


🎨 おまけ:見出し画像作成プロンプト

今日の見出し画像のベースはジミー(Gemini)に下記プロンプトで作成してもらいました!クロ助の参考画像(`AI擬人化\Gemini_Generated_Image_クロ助(Claude Desktop).png`)を添付して、人物の一貫性を確保しています。

詳細なアニメの美意識の画像を作成してください。表情豊かな瞳、なめらかな網掛けセルの色使い、はっきりした線画を使用します。アニメのシーンに典型的な身ぶりと雰囲気で、心情と登場人物の存在を強調してください。

下記条件のnote見出し画像をサイズは横長で作成してください。サイズは必ず横長で作成してください。

添付した画像のキャラクター(クロ助)を登場させてください。

## 🎨 見出し画像案

### デザインコンセプト
- **背景**: 木曜の午前、デスクの上にSurface Laptopが置かれ、画面にExcelシートが開いている。Excel画面には「OpenAI GPT-Realtime-2 業務シナリオ別 1時間試算表」が表示されている。窓から差す午前の柔らかい光。ワークスペースはライトグレー×ミントグリーン(Excel緑×インフラ清涼感)の落ち着いたグラデーション
- **メインビジュアル**: 中央にクロ助(ダークブラウン・ウェーブヘア、丸眼鏡、クリーム色ケーブルニット、優しい笑顔)。Excel画面の試算表を指差しながら、もう片方の手で「電球マーク」(インフラ価格の気づきの象徴)を持つポーズ。画面右側に「1時間=170円」「1時間=350円」などの数字が薄く光って浮かんでいる
- **テキスト要素**:
  - 上部(白・太字・30pt): 「GPT-Realtime-2を1時間使ったら」
  - 中央(ゴールド・特大・48pt): 「私の場合いくらか」
  - 下部(白・細字・22pt): 「Day303宿題3点・最終回 ― Excelで試算した木曜日」
- **装飾**: 数字(円マーク付き)が背景に淡く浮遊、Excelグラフのミニアイコン、電球マーク(気づきの象徴・クロ助の肩あたり)、午前の柔らかい光粒子、「Lv.6.5 = インフラ価格」のバッジ

### 作成手順
1. スライドサイズ(1536×1024px)の横長フォーマット
2. 背景にライトグレー×ミントグリーンの穏やかなグラデーションを設定(午前の光×Excelカラー×インフラ清涼感)
3. メインビジュアル:クロ助を画面中央に配置(Excel試算表を指差し、電球マークを持つポーズ)
4. 画面の中央右側:Excelシートの試算表(OpenAI GPT-Realtime-2 業務シナリオ別 1時間試算表)を半透明で表示
5. 装飾要素:数字(170円・350円など)が背景に淡く浮遊、Excelグラフ小アイコン、電球マーク、「Lv.6.5 = インフラ価格」のバッジ
6. テキストを3段構成で追加(上「GPT-Realtime-2を1時間使ったら」/ 中央「私の場合いくらか」/ 下「Day303宿題3点・最終回 ― Excelで試算した木曜日」)
7. 下部中央寄りに「YaroTech」のロゴを12ptで控えめに配置(右下ではない)
8. 全体のバランスを確認して完成
9. クロ助の参考画像を必ず添付して人物の一貫性を確保

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