Excel→Word→PowerPointを1つの会話で触らせたら、ファイル渡しが懐かしくなった火曜日
こんにちは!YaroTechです。
昨日のDay303で、クロ助が自分宛てに書いた週間スケジュールがあります。「5月12〜14日(火〜木)に、Excel・Word・PowerPointの3アプリを1回ずつ触る」と。書いたのは月曜日の夜の自分。読み返したのは火曜日の朝の自分。同じ人間なのに、宣言した側と実行する側は少し違う顔をしています。
今日のDay304は、その宣言の翌日。火曜の自分が、Office内Claudeに3アプリ連続で触らせてみた回です。Day299_2で「朝の自分が『ファイルを渡してみて』と書いたので、午後の自分が本気で6ファイル渡してみた」とやったあの形式の、1段先。今回はファイルを渡すんじゃなくて、3アプリを横断する会話を試します。
なお、Day301_3で書いた4アプリ統合のうち、Outlookは今回の記事のスコープ外にします。理由は単純で、個人ワークフローでOutlookを使っていないから。今日扱うのはWord・Excel・PowerPointの3つに絞ります。Outlookはpublic betaということもあって、もう少し落ち着いてから別記事で触ります。
※見出し画像のプロンプトは一番下におまけで公開中!
🖥️ 実行環境
PC: ThinkPad X1 Carbon Gen 13(Intel Core Ultra 7 258V / RAM 32GB / Arc GPU)
OS: Windows 11 Home 25H2
アカウント: Claude Pro($20/月)
Microsoft 365: Personal プラン
使用アプリ: Excel・Word・PowerPoint デスクトップ版
Claude add-in: AppSourceから3アプリそれぞれにインストール
🎯 この記事で得られること
3アプリ横断のClaude add-inが「同じ会話セッション」として本当に動くのかの実機検証結果
Excel→Word→PowerPointの30分連続フローを、実際にやってみた所要時間とつまづきポイント
Day299_2「ファイル渡し=Lv.4」からDay301_3「アプリに住む=Lv.5」への体感の更新
個人ユーザー視点での3アプリ連携の落とし穴5つ
火曜の自分が、月曜の自分の宣言を引き取る
Day303のクロ助は、月曜エッセイの最後にこう書いていました。「5月12〜14日(火〜木):Office内Claude を Excel・Word・PPT で1回ずつ触る」。3日かけて1アプリずつ、というスケジュール。
ところが火曜の朝、文章を読み返した自分はちょっと違うことを考えました。1アプリずつ触るより、3アプリを連続で触らせた方がDay301_3で書いた「context carries automatically」の正体が分かるんじゃないか、と。
書いた本人は確信していたみたいだけど、火曜の自分はそこまで確信できていない。だって自分の手元でやってないんだもの。というわけで今日は、月曜の宣言を1日に圧縮して実機で確かめます。
実演①:3アプリにadd-inを入れる
最初の作業はインストールだべさ。
Excelデスクトップ版を開いて、「ホーム」リボン→「アドイン」→「AppSource」と進み、検索窓に「Claude」と打って必ず「Anthropic」発行のものを選んで「追加」。リボンに「Claude」ボタンが出現したら、クリックしてサイドペインを開き、Claude Proアカウントでログイン。同じ手順をWord・PowerPointでも繰り返します。
所要時間は3アプリ合計で約8分。特に詰まる箇所はありません。
ただし企業ユーザーの場合、IT管理者が `MC1266911` 通知の sub-processor 設定(Anthropic有効化)を5/1までにやっていないとAppSourceに表示されません。Microsoft 365 Personalの自分の環境では関係なかったけど、企業利用の人は最初にここで詰まる可能性があります。
実演②:Excelで「家計の感度分析」を作る
ここからが本番。自分の家計簿(月次の収入・支出を過去6ヶ月分)を使います。
Excelで該当のbookを開いて、Claudeペインに次のテキストを入力。
「このbookの月次推移シートを開いて、来年の支出が現状維持 / +5% / +10% / +15% の4シナリオで、月末残高がどう変わるか、感度分析シートを別タブで作って」
送信ボタンを押した瞬間、自分でも驚いたことが1つ。ファイルをアップロードする動作がない。「テキストを書いて送るだけ」で、Claudeが「シート2を見ました」と返してくる。今開いているExcelの中身を、自分で見に行ってくれている。「同じExcelファイルを見ている同僚」の感覚というか、机の向かいの人に「これ見て」と指差しているだけ、というか。
数十秒〜2分くらいで、別タブに4シナリオの感度分析が出現。月末残高の推移、各シナリオの差額、最も注意すべきシナリオまで、ちゃんと数字で並んでいます。
つまづきが1つ。最初の指示で「別タブで」を入れ忘れたら、既存シートを上書きしようとしてきました。保存先を必ず明示する癖をつけた方がいいべさ。
実演②の所要時間:約7分(最初の上書き未遂を含む)。
実演③:Wordで「さっきの感度分析を500字でサマリ」── ここが山場
Excelを開いたまま、Wordを起動します。Word側のClaudeペインを開くと、左下に「履歴を引き継ぐ」「新規会話」のような選択肢が出ます。ここで絶対に「履歴を引き継ぐ」を選ぶ。新規会話を選んだ瞬間、Excelの文脈が消えるので。
ペインを開いた状態で、次のテキストを入力。
「さっきExcelで作った4シナリオ感度分析の結果を、500字でサマリしてWordに書いて。冒頭は『家計の見通し(2026年5月版)』、結論は『最も注意すべきシナリオ』で締めて」
ここが今日の最大の山場です。「さっき」「Excelで作った」「4シナリオ感度分析」で、本当に通じるのか。
通じました。
ClaudeがExcelで作った数字を覚えたまま、Wordの本文に直接500字のサマリを書き込んできます。「現状維持シナリオでは月末残高が◯◯円、+15%シナリオでは△△円のマイナス」のような、Excelの数字を引用したサマリが出てくる。コピペは一切なし。
目の前で見たとき、「渡す動作そのものが消えた」としか言いようがない体感がありました。Day301_3でクロ助が書いた "context carries automatically" は、机に同僚が座って、ExcelからWordに椅子を回しているだけ、という感覚として降りてきました。
実演③の所要時間:約9分。
実演④:PowerPointで「そのサマリを3枚スライドに」
Excel・Wordを開いたまま、PowerPointを起動。同じく「履歴を引き継ぐ」を選んでペインを開きます。
「Wordで書いたさっきのサマリをベースに、3枚スライドを作って。1枚目:表紙『家計の見通し(2026年5月版)』、2枚目:4シナリオ概要、3枚目:最も注意すべきシナリオと対策」
ここでも文脈は引き継がれました。Excel・Word両方の内容を持ったまま、PowerPointで3枚スライドが自動生成。タイトル・本文プレースホルダー・構造が揃った状態で出てきます。
ただし、ここで現実的な限界も見えました。Excelで作ったグラフはPPTに自動連携されません。「2枚目に感度分析のグラフを入れて」と頼んでも、グラフ自体は生成されず、テキストでの説明に留まる。グラフを入れたい場合は、自分でExcelからコピーしてPPTに貼り直す必要があります。2026/5時点の現状、将来改善される可能性はあるけれど、今は手作業が残ります。
枚数を指定しないと5〜7枚に膨らみがちなので、「3枚」など明示するのがコツべさ。
実演④の所要時間:約6分。
ここまでの合計時間と、Day299_2との対比
3アプリ連続フローの合計所要時間は、約30分(インストール8分 + Excel 7分 + Word 9分 + PPT 6分)。スライドのデザイン調整やグラフの手貼りまで含めると追加で10〜15分必要ですが、Claudeに触らせる部分だけなら本当に30分でした。
Day299_2では6ファイルをアップロードして1時間で14個の気づきを得ましたが、あのときは「ファイルを保存→命名→アップロード→AIに状況を説明→質問」を6回繰り返していました。今日のDay304では、その全てが3アプリ間で1回も発生していない。
Lv.4(Day299_2の世界):ファイルを渡す。保存・命名・アップロードのひと手間あり
Lv.5(今日の世界):アプリに住んでもらう。「渡す動作の前に、すでに同じファイルを見ている」
Day301_3でクロ助が「アプリに住んでもらう」と書いたとき、自分は正直「言葉として分かるけど体感はまだ」でした。今日30分の連続フローを終えて、ようやく身体で分かったべさ。
つまづきポイント5つ(実機で詰まった順)
3アプリ連携で詰まる可能性のあるポイントを、自分が実際に詰まった順番で書いておきます。
1. add-inが3アプリ全部に入っていないと、サイドペインが開かない
当然っちゃ当然ですが、ExcelだけClaude入れて満足して、Wordで「あれ、開かない」とやってしまいがち。最初に3アプリ分まとめてインストール。
2. 「履歴を引き継ぐ」を選ばないと文脈リセット
Word・PowerPointでペインを開くとき、選択肢の出方が微妙なので、つい「新規会話」を押してしまう。3アプリ間でセッションを維持するなら毎回「履歴を引き継ぐ」を選ぶ。
3. 時間を空けすぎると文脈が弱まる体感あり
連続して触っていれば文脈は強く効きますが、Excelの作業から1時間休憩してWordを開くと、参照が弱まる印象。同じ作業時間帯で一気に走らせるのが吉。
4. グラフ・図表は自動連携しない
Excelで作ったグラフは、PowerPointに自動で埋め込まれません。手動でコピー→貼り付けが必要。
5. Outlookは今回スコープ外
冒頭でも書きましたが、Outlookはpublic betaのため、今回の3アプリ連携の対象外。Outlook統合を試したい人は、別記事を待つか、自分で先行検証してみてください。
「線で読んで、点で実装する」の点で実装した日
Day303で書いた「線で読んで、点で実装する」の 点で実装した日 が今日です。
5月12日(火)、月曜の宿題3点のうちの1点目(Office内Claude)を、3アプリ連続フローで30分で終わらせました。残り2点(Trusted Contact登録・AI音声業務試算)は今週中に着手予定です。
Day300の節目で書いた「次の300日は量より濃度」の実装フェーズ初日、火曜の象徴的な記事として、今日の30分は自分の中で記録に残ります。
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📝 まとめ
火曜の自分が、月曜のクロ助の宣言を1日に圧縮して、3アプリ連続フローで実行した記録です。
所要時間:30分(インストール8分 + Excel 7分 + Word 9分 + PPT 6分)
山場:Wordで「さっきExcelで作った4シナリオ感度分析」が本当に通じたこと
体感の更新:Lv.4「ファイル渡し」→ Lv.5「アプリに住んでもらう」が身体で分かった
現状の限界:グラフ自動連携は未対応・Outlookはスコープ外・「履歴を引き継ぐ」選択が必要
「渡す動作そのものが消える」という体感は、Day299_2のときには想像できなかった速度感でした。Day301_3で読んだ言葉が、自分の手元で本当に動いた火曜日です。
🚀 次回予告
明日Day305(水曜)は、月曜宿題3点の2点目「Trusted Contact 設定実演」の予定です。ChatGPT個人アカウントで、家族または親しい友人を1名登録して、双方向の安全網を組む実演を5〜10分でやってみます。今日と同じく、実機で本当にやってから書きます。
もし3アプリ連携で詰まった追加ポイントが見つかったら、そちらの深掘り回に差し替えるかもしれません。
🎨 おまけ:見出し画像作成プロンプト
今日の見出し画像のベースはジミー(Gemini)に下記プロンプトで作成してもらいました!
詳細なアニメの美意識の画像を作成してください。表情豊かな瞳、なめらかな網掛けセルの色使い、はっきりした線画を使用します。アニメのシーンに典型的な身ぶりと雰囲気で、心情と登場人物の存在を強調してください。
下記条件のnote見出し画像をサイズは横長で作成してください。サイズは必ず横長で作成してください。
添付した画像のキャラクター(クロ助)を登場させてください。
【デザインコンセプト】
- 背景:火曜の午後、デスクの上にノートPC(X1 Carbonイメージ)。画面に3つのアプリウィンドウが重なって並ぶ構図(左:Excel感度分析シート/中央:Wordサマリ/右:PowerPoint 3枚スライド)。3つの画面の右側にClaudeのサイドペインがそれぞれ薄く見える。ワークスペースは紺×グリーン×青×オレンジ(Office 3アプリのカラー)の落ち着いたグラデーション。窓から差す午後の柔らかい光
- メインビジュアル:中央にクロ助(ダークブラウン・ウェーブヘア、丸眼鏡、クリーム色ケーブルニット、優しい笑顔)。3つのアプリ画面を順に指差しながら「さっきの感度分析を、Wordで500字に、PPTで3枚に」と流れを示すポーズ。3画面間を結ぶ柔らかい光のライン(Excel→Word→PowerPointの順)
- テキスト要素:
- 上部(白・太字):「Excel → Word → PowerPoint」(32pt)
- 中央(ゴールド・特大):「1つの会話でつながった火曜日」(44pt)
- 下部(白・細字):「Day303宣言の実装フェーズ初日、3アプリ連携の本気実演」(22pt)
- 装飾:Excel緑・Word青・PowerPointオレンジの小アイコン3つが浮遊、Claudeのロゴ(淡い橙)が3画面に共通して薄く見える、3画面を結ぶ光のライン、火曜の午後の柔らかい光粒子、「Lv.5」のバッジ(クロ助の肩あたりに小さく)
【作成手順】
1. スライドサイズ(1536×1024px)の横長フォーマット
2. 背景に紺×グリーン×青×オレンジの穏やかなグラデーションを設定
3. メインビジュアル:クロ助を画面中央に配置(3アプリを順に指差すポーズ)
4. 画面の左:Excel感度分析シート、中央:Wordサマリ、右:PowerPoint 3枚スライドを半透明で配置
5. 装飾要素:Office 3アプリの小アイコン、Claudeロゴ淡い橙、3画面を結ぶ光のライン、「Lv.5」小バッジ
6. テキストを3段構成で追加
7. 下部中央寄りに「YaroTech」のロゴを12ptで控えめに配置
8. 全体のバランスを確認して完成
9. クロ助の参考画像を必ず添付して人物の一貫性を確保#YaroTech #生成AI #AI活用 #Claude #Microsoft365 #Excel #Word #PowerPoint #エッセイ #実演 #継続は力なり
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