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5/5|兜と鯉と空




5/5|こどもの日


5月5日は「こどもの日」。祝日法では「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する日」とされている。

一般的には「男の子の節句」として知られているが、その由来は端午の節句にある。


端午の節句は、古く中国から伝わった五節句の一つで、もともとは厄除けの意味が強かった。菖蒲やよもぎといった薬草を用いて邪気を祓い、無病息災を願う行事だったという。

時代を経るうちに「菖蒲=尚武(武を尚ぶ)」という言葉遊びから、男の子の健やかな成長を祈る日となった。


こどもの日といえば、鯉のぼりや五月人形が印象的だ。大空に泳ぐ鯉は、流れの激しい川をさかのぼって竜になったという中国の伝説「登竜門」にちなみ、子どもたちが困難を乗り越えて大きく成長することを願う象徴だ。

室内には兜や鎧の飾りを並べ、強さや勇気の象徴を見せながら、子どもに幸せな未来を託す。


現代では、家庭の事情や住環境の変化もあり、昔ほど大きな鯉のぼりを立てる家は少なくなった。

しかし、こどもの日という日が持つ「願い」の気持ちは変わらない。むしろ、時代が進むにつれて、子どもたちが抱える問題やプレッシャーは複雑化しているようにも思える。

だからこそ、「こどもの幸福を願う」という原点に立ち返ることが大切なのではないだろうか。


さらに、祝日法の文言にある「母に感謝する日」という一文も心に留めておきたい。子どもがすくすく育つ背景には、母親をはじめとする多くの人の支えがある。

こどもの日は、未来ある子どもたちへの祈りだけでなく、それを支える大人たちへの感謝の日でもあるのだ。


5月の爽やかな風が吹くこの日。風を泳ぐ鯉を眺めながら、子ども時代のことを思い出してみるのもいい。

かつて子どもだった私たちも、誰かに願われて育ってきた。そのことを忘れず、次の世代にその想いをつないでいきたい。





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八坂みつ いつもありがとうございます。夜ご飯が豪華になります。